スカーム-ララ水道[U]に踊り子で挑戦!

 挑戦したのは、すべてのパーツがランク1の、いわゆる“1-1-1”だ。まずは規定条件をクリアするために、モンスターをひたすら調べることにした。討伐対象のNMは、すべて“計り知れない強さ”の表示がでるので、小まめに調べていけばすぐに見つけられる。おまけに名前、サイズ、色がほかの雑魚とは異なるので、何度か足を運べば、モンスターを見ただけである程度の検討がつくようになるだろう。対象のNMのなかには、スパイダー族やエフト族が含まれており、毒の追加効果を持つ特殊技を頻繁に使用してくる。念のために万能薬を購入しておいた。ギルを節約するならば、フェイスのクピピに治療してもらうのも手だ。ちなみに、今回はクピピに頼りっきりだった。フェトフルトルソIで出現したNMは、スパイダー族、トード族、リーチ族、エフト族の4種類。これらは比較的弱い部類で、NMとの戦闘よりも雑魚を回避するほうが苦労したほどだ。

 攻略するうえで注意すべきことは、道に迷わないこと、NMを効率よく倒すことの2点。制限時間が意外と短いので、ソロだとタイムアップの可能性も出てくる。今回はワルツを節約し、TPは可能な限りウェポンスキルに充てるようにした。フェイスは回復役をひとり呼び出したら、残りのふたりは盾役か、マーチに期待できるサポート役がいいように感じた。

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▲チョコボジグを使い、移動時間を大幅に短縮。NMに少しでも時間をかけられるようにしたぞ。

スカーム-シルダス洞窟[U]に学者で挑戦!

 ララ水道[U]の攻略が思いのほか余裕だったので、今度は後衛系のジョブでシルダス洞窟[U]に挑戦。しかし、すぐに大量の雑魚に絡まれてしまい、序盤から大ピンチに陥ってしまった。これをスリプガで切り抜けると、急いで討伐対象の雑魚を探すことにした。雑魚は広場に多く生息しており、ガ系精霊魔法のカモ状態。一気に討伐数を伸ばしていく。このエリアで注意したいのがフィールド内に生息するNMだ。移動ルートに注意すれば気づかれずにスルーできるのだが、知らずに相手にしてしますと思わぬタイムロスを食う。ララ水道[U]と同様に移動時間をカットするため、移動速度を上げる手段があれば攻略に余裕ができるだろう。

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▲精霊魔法を撃つ際は、魔命よりも魔攻を意識するのがベスト。装備レベルに自信がない場合は、魔命も少しだけ意識すればいい。

スカーム-ヨルシア森林[U]に学者で挑戦!

 後衛の強さに味を占め、ここにも学者で乗り込んだ。ヨルシア森林[U]は、Cantonmentというテントを迫り来るモンスターから防衛すればクリアとなる。ガ系精霊魔法の強さを信じ、テントの前ですべての雑魚を焼き払う作戦で臨んだ。ランク1の場合は雑魚の数が少なく、範囲攻撃に長けるジョブならば余裕を持って勝てる印象だったが、逆に範囲攻撃ができないジョブの場合は、攻略そのものが難しいように思う。

 複数の雑魚を相手にする関係上、どうしても攻撃を受けてしまうので、試してみてHPに余裕がない方は、防具のアイテムレベルを上げるのをオススメする。とはいえ、エミネンス装備があれば危険を感じることはないだろう。ちなみに、このエリアに出現する一部のモンスターは、魔法に対して非常に弱いという性質がある。後衛で参加する場合は、エミネンスポイントをエミネンスタッフを交換して、より高いダメージを狙うのもよさそうだ。

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▲スタート地点の近くにテントが配置されている。ソロならここから動かずひたすら雑魚を待とう!

スカーム-ラ・カザナル宮外郭[U]にモンクで挑戦!

 ついにアイテムレベル119を狙えるエリアに到達。当然、縛りの通りソロ(というの名のフェイスパーティ)で挑む。ラ・カザナル宮外郭[U]は雑魚とNMを両方を倒していくタイプのスカームなので、殲滅時間の短縮を考えて攻撃能力の高いモンクをチョイスした。フェイスはクピピ、チェルキキの回復コンビを採用。戦闘不能にならないように心がけた。
 コンテンツレベルが119ということもあり、雑魚がすでに雑魚ではない! 毎戦が死闘だったが、ふと横を見るとUnwavering Ironclad(鉄巨人族)が徘徊しているではないか。戦闘してみるとタービンハリケーンしか使わず、しかもこの攻撃は一撃避けで対応できると判明。「これは楽勝か」と思いきや、光連携が発生した直後、バリスティクキックが炸裂! フェイスもろとも戦闘不能に陥ってしまった。ラ・カザナル宮外郭[U]に出現するNMには、さまざまな特徴があり、NMによって与えてはいけない攻撃があるのだ。今回の鉄巨人は、通常時はタービンハリケーンを使用し、物理攻撃以外のダメージを受けると、厄介な特殊技ばかりを使用する性質であった。結果的に規定条件を満たせないまま、退出することになってしまったが、戦闘の手ごたえは感じられるものだった。シャウトでの募集も盛んにあるので、今度はパーティで参加しようと思う。と、ほかの冒険者と同じラインに立てたと実感したのだった。

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▲命中に余裕がある場合は、攻撃手数を重視した装備に着替えのも有効。ただし装備によってはアイテムレベルが付与されていないので、被ダメージが増加する恐れがある。