G級ハンターへの挑戦状

 発売日が近づくにつれ、全国のハンターたちの期待がますます高まっている2014年10月11日に発売予定のニンテンドー3DS用ソフト『モンスターハンター4G』(以下、『MH4G』)。今回は、ベテランハンターを目指す者が避けては通れないであろう“G級闘技大会”が存在することが判明! 加えて、『MH4』で初登場したモンスターたちの“亜種”の生態などを紹介していく。また、ハンターとともに狩りの世界へと立ち向かうオトモアイルーにも焦点を当てた。進化し続けるアイルーたちの雄姿を堪能しよう。

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己の力量を試す場

 『MH4G』で、我らの団の新たな拠点となる街・ドンドルマ。世界中から多くの人々が集まるこの場所で、ハンターたちが腕を磨く場として有名な闘技大会に挑めることが明らかになった。闘技大会はアリーナ内で開催され、G級へと挑むベテランハンターたちの参加を待っている。なお、『MH4』でも闘技場はあったが、G級ともなると、モンスターがより凶暴であることはもちろん、以前はいなかったモンスターとも遭遇するはずだ。心してかかるべきだろう。

闘技場

 G級闘技大会では、モンスターに挑むためのフィールドがふたつ用意されている。そのうちのひとつが“闘技場”だ。闘技場は、一度足を踏み入れてしまうと、手強いモンスターを狩るまで無事に出られない過酷な場。画面写真を見る限り、G級闘技大会では、『MH4G』で初登場となる亜種モンスターに挑んでいる状況が多い。まずはさまざまなクエストに挑み、モンスターの生態を把握してから挑戦したほうがよさそうだ。また、闘技場に用意されているギミックも、狩りに大きく影響するはず。

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立体闘技場

 フィールドのひとつ、“立体闘技場”はツタで作られた二重構造。立体的な地形を活かし、いかにモンスターへの攻撃チャンスを作るかが重要になりそうだ。ちなみに、G級闘技大会は、これまでと同じくひとり、もしくはふたりで挑むことが可能。クリアータイムは随時記録され、ランキングとして閲覧できるので、友だちや全国のハンターたちと競い合う楽しみもある。切磋琢磨して腕を磨け!

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決められた武具、アイテムでモンスターに挑む

 闘技大会のもっとも大きな特徴は、使用する武具や所持アイテムがすべて決められていて、その組み合わせが数種類用意されていること。つまり、どのハンターも同じ条件でG級闘技大会に挑むことになるのだ。まさにハンターの力量を量るにふさわしい場と言える。G級闘技大会を制覇して、初めて一人前のハンターを名乗れるだろう。

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『MH4』で登場したモンスターの亜種

 狩猟の場が立体的なフィールドへと移った『MH4』では、モンスターも立体的な地形を利用した攻撃をしてきた。『MH4G』では、亜種となって生態が大きく変化したモンスターも登場。彼らは、さらなる攻撃手段を持っているに違いない。そこで、7体のモンスターの亜種を紹介する。見た目だけでなく、棲息地や攻撃手段からも通常種との違いを探り出そう。

荒鬼蛙 テツカブラ亜種

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 爆発性の物質を含む岩石を発達したアゴで掘り起こし、砕くことにより爆発させ、外敵を攻撃する。緑色に染まった甲殻は、爆発時のガスやススにより変色したようだ。

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白猿狐 ケチャワチャ亜種

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 通常種と比べて、耳部分の骨と組織が極端に硬化しているのが特徴。これにより、頭部への攻撃は効き目が薄そうだ。体内で生成される火炎液を使った攻撃もあり、攻め手がかなり多彩になっている。

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虎鮫 ザボアザギル亜種

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 体液をガス化し、身体を瞬時に膨張させる。以前実施されたイベント、“狩ーリバル”に出展していた試遊バージョン(※)では、砂漠に棲息していて身体を膨張させる頻度が高かった。膨張時にもアグレッシブに動くうえ、麻痺ブレスも使うので、近づくことも困難に感じられるモンスターだった。

※試遊バージョンと製品版で仕様が異なる可能性があります。

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水蛇竜 ガララアジャラ亜種

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 氷海に棲息していることが確認できるガララアジャラ亜種。縄張りにばら撒いた“撥水甲(はっすいこう)”と呼ばれる特殊な甲殻に向けて水ブレスを放ち、それを反射させて獲物の視覚外から攻撃する。また、獲物を囲い込むような行動は亜種でも健在のようだ。

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斧甲虫 アルセルタス亜種、砲甲虫 ゲネル・セルタス亜種

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 雄のアルセルタス亜種と、雌のゲネル・セルタス亜種との連携が厄介なモンスター。アルセルタス亜種は単体で出現することもあるが、連携時は、麻痺液攻撃などで獲物を追い込み、ゲネル・セルタス亜種の口部に蓄積した体液を圧縮して放つ“甲虫激砲”で仕留める。地中のアルセルタス亜種を尻尾で強引につかみ出し、使役することも。アルセルタス亜種を獲物に叩きつけて攻撃するという、凶暴性も見られる。

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骸蜘蛛 ネルスキュラ亜種

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 砂漠に棲息する亜種が通常種と異なる点は、巣を張って獲物を捕らえることはないこと。代わりに“鋏角(きょうかく)”と呼ばれる巨大な顎を使って砂中に潜り、獲物の足元から急襲する習性を持つ。糸でのぶら下がり時は、麻痺性の毒を持つ背中が脅威だ。

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ハンターの頼れる相棒

 オトモアイルーは、ハンターとともに狩猟へ向かい、さまざまな手段で助けてくれる頼もしい存在だ。『MH4G』で追加される新要素を紹介する前に、まずはオトモアイルーについての基本的な知識について、改めて学んでおこう。これからハンターになる人たちも必読ニャ!

オトモを雇おう

 オトモアイルーは、クエスト中のフィールド上にいるノラオトモを見つけ出し、スカウトすると雇える。ノラオトモの特性は個体ごとに異なるので、見かけたらどんどん雇うのが基本スタイルとなる。ただし、スカウト後にクエストをリタイアしてしまうと雇えない。また、すれちがい通信や他のハンターから直接受け取ることもできるぞ。

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アイルーを組み合わせてトレンドを変える

 レギュラー枠には、トレンドを変化させるオトモアイルーを5匹まで設定することができる。 レギュラー枠に入れるオトモアイルーの組み合わせによってメインオトモのトレンドが変化し、クエスト中の行動に反映されるのだ。ここでは具体例として、2種類のトレンドを紹介。8種類のトレンドの組み合わせによって、オトモアイルーは多彩な行動を見せてくれる。オトモアイルーに、どんな役割を担ってもらいたいかはプレイヤーによって千差万別。キミだけの最適な組み合わせを考えるのが楽しいぞ。

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▲アシストに特化すると……モンスターの居場所が丸わかりニャ!
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▲回復に特化すると……どんどん回復してくれる!

ふたつの新トレンド

 『MH4G』では、ふたつの新トレンドの存在が明らかになった。新たなトレンドは“ジャンプ”と“ビースト”。これにより、狩りがどのように進化するのか気になるところ。

ジャンプ

 段差がなくても、オトモアイルーが足場となることでハンターを高く跳ね上げられる技“ネコ踏台”や、ハンターが乗り攻防時に笛で応援してくれる“乗り応援笛の術”など、ハンターがモンスターに乗ることを想定したトレンドが“ジャンプ”だ。『MH4』では、ひとりプレイ時で乗り状態を狙いたいとき、武器によっては段差を利用するしかなかった。しかし、このトレンドのおかげで気軽に乗り状態を狙えるはず!

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ビースト

 ビーストは、スタミナ関連に長けたトレンド。オトモアイルーの強烈な攻撃により、なんとモンスターのスタミナを奪うことができるぞ。さらに、スタミナを一定量奪うとハンターに強走効果として還元してくれる。スタミナを消費しやすい行動を持つ、ハンマーや双剣などの武器と相性がよさそうだ。

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Sシリーズの武具が登場!

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 『MH4G』では、オトモアイルーにも、待望のSシリーズ防具が登場! かわいいものからカッコイイもの、独特な見た目のものまで幅広く揃っているぞ。G級へ挑むために必須となるはずのSシリーズの防具性能は、折り紙つきだろう。ハンターの装備だけではなく、オトモアイルーの装備まで気を配ってこそ、G級クエストを制覇するための近道になることは間違いない。

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アイルーだけの冒険

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 オトモアイルーたちが暮らす“ぽかぽか島”。ここから、オトモアイルーだけで各フィールドに冒険へ出かけるのがモンニャン隊だ。フィールドは“ちかい”、“ふつう”、“とおい”の3ヵ所があり、“しょくりょう”を1個消費するごとに、最大3ヵ所まで同時に冒険できる仕組みになっている。今回新たに上位ルートが追加されたぞ。さらに、復活モンスターを始め『MH4』では出会わなかったモンスターも登場!

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モンスターハンター4G
メーカー カプコン
対応機種 3DSニンテンドー3DS
発売日 2014年10月11日
価格 5800円 [税抜]/6264円 [税込(8%)]
ジャンル アクション / 狩り
備考 ダウンロード版は5546円[税抜](5990円[税込])、スペシャルパックは25600円[税抜](27648円[税込]) すれちがい通信対応、ダウンロードコンテンツ対応 プロデューサー:辻本良三、ディレクター:藤岡 要