デル・トロが驚いたホラー「MAMA」の監督が登板。脚本は「ハンナ」原案・共同脚本のセス・ロックヘッド

 Variety誌、ハリウッド・リポーター誌などの映画系媒体が、ソニー・ピクチャーズの映画版『ワンダと巨像』の監督に、アルゼンチン出身の映画監督アンディ・ムスキエティ氏が起用されることが発表されたと報じている。
 ムスキエティ氏は2008年の短編ホラー『MAMA』がギレルモ・デル・トロ監督に評価され、2013年にデル・トロプロデュースの形で長編化を行った新進気鋭の映画監督。長編版は今年に入って日本でもブルーレイとDVDが発売されたほか、短期上映も行われている。

 『ワンダと巨像』の映画化は2009年からプロジェクトが進行しており、過去には「ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」のジャスティン・マークス氏が脚本を執筆するとか、SF映画「クロニクル」のジョシュ・トランク氏が監督となり、新たな脚本を監修するといったことが報じられてきた。
 今回の発表では、脚本はアクション映画「ハンナ」の原案・共同脚本のセス・ロックヘッド氏が担当するとのこと。海外でも人気が高く、壮大な光景がスクリーンに映えるだろうタイトルだけに、新たな布陣により素晴らしい映画となることを期待したい。