本気モードのミクダヨーさんに思わず見とれちゃう

『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- F 2nd』エクストラデータ「こっち向いて Baby」とモジュール“ミクダヨー”を世界最速で体験してきた!【初音ミク「マジカルミライ 2014」】_01

 2014年8月30日、大阪府のインテックス大阪にて、複合型イベント“初音ミク「マジカルミライ 2014」in OSAKA”が行われた。

 “初音ミク「マジカルミライ 2014」”は、電子の歌姫・初音ミクを取り巻く、創作文化の“現在”を紹介するイベントで、今回が2回目の開催。初音ミクのコンサートのほか、展示や物販、トークショーなどが行われ、多くのファンが訪れた。

 出展エリア内のソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアブースには、“やってみて”ラボと“やってみた”ラボ、ふたつのコーナーが用意されていた。

 “やってみて”ラボで楽しめたのは、セガのプレイステーション Vita/プレイステーション3用ソフト『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- F 2nd』(2014年3月27日発売)のエクストラデータ体験版(PS Vita版)。2014年8月28日に配信が始まったばかりのリズムゲーム用追加楽曲「愛言葉」(アーティスト:DECO*27)、「積乱雲グラフィティ」(アーティスト:ryo)、そして2014年秋に配信予定の「こっち向いて Baby」(アーティスト:ryo)のいずれかから1曲をプレイできた。

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▲ラボの職員さんの魂の叫びでしょうか?
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▲リズムゲームが始まる前から、このプレッシャー。思わず噴き出した。

 注目すべきは、やはり「こっち向いて Baby」。設定されているモジュールが“ミクダヨー”(こちらも2014年秋に配信予定のエクストラデータ)ということもあって、来場者の多くがこの曲を選んでいた。記者も、動き回るミクダヨーさんが見たくて、「こっち向いて Baby」を選択した。

 これまで『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- F 2nd』の記事を書くときは、“モジュール”のことを“衣装”と説明してきたのだが、ミクダヨーについては……もはや衣装とは言えない、「ミクダヨーはミクダヨー」としか言えない、そんな感じだった。

 そんなミクダヨーさんのモデリングからはスタッフのこだわりが感じられ、とくに、シル●ニアファミリーを彷彿とさせる、髪の毛のモフモフ感までが再現されていたのは見事だった。ミクダヨーさんはミクさんよりもひと回り大きいため、画面いっぱい、というか、はみ出す勢いでお顔が映し出されていたのも印象的だった。

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 「こっち向いて Baby」は、PSP用ソフト『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- 2nd』のテーマ曲としてryo氏が書き下ろした楽曲。『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- F 2nd』のエクストラデータとして配信されるにあたり、PV・譜面ともにリメイクされている。チャンスタイム成功時には、キャラクターのかわいらしさがより強調される演出が楽しめるので、早くいろいろなモジュールでプレイしてみたいところだ。あ、もちろん、ミクダヨーさんのかわいらしさも強調されていましたよ!

 一方の“やってみた”ラボでは、ソニーが研究・開発している“ダイナミックライティング”のデモと、超透過型電脳箱“VitaHoloPoP(仮)”が展示されていた。

 ダイナミックライティングは、PlayStation Cameraを利用した技術。用意されているのは、PlayStation Cameraが設置されたモニターと、ライト。モニターの中には、CGのミクさんが映し出されている。

 ライトを動かすと、PlayStation Cameraが光の動きを感知し、光源の位置を予測する。その予測に従って、画面内のミクさんの影が生成される。ミクさんの影はリアルタイムで動くので、我々には、あたかもミクさんが現実世界にいて、ライトの光によって照らされているように見える。影があるだけで、存在感って、グッと増すんですね。

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▲ライトの色を変えると、画面内のミクさんに当たる光の色も変わる。

PlayStation®"やってみた""やってみよう""やってやる"ラボ Lab.01

 “VitaHoloPoP(仮)”は、フィギュアが入ったケースとPS Vitaを組み合わせることで、新たな遊びの体験が楽しめるというもの。

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 ケースの中には反射板が入っており、PS Vitaを上に乗せると、PS Vitaの画面が投影される。おもしろいのは、この画面が、PS Vitaの背面タッチパッドや、傾きや動きを検出するセンサーと連動して変わるという点だ。

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▲ミクの部屋のテレビの画面が、映らなくなってしまった! 背面タッチパッドを叩くと、テレビを直り、画面が映るように。
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▲こちらのケースは、土台にも仕掛けが施されている。背面タッチパッドを叩くと、土台が“どの場所がタッチされたのか”を感知し、レンのフィギュアが、タッチされた方向を向く。

 フィギュアのケース自体はシンプルな作りのものなので、ゆくゆくは“VitaHoloPoP(仮)”が商品化されることもあるかも? さらなる技術の進歩に期待したい。

 “初音ミク「マジカルミライ 2014」in OSAKA”のコンサートや、そのほかのブースの模様は、後日リポート予定。こちらもお楽しみに。

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▲最後にもうひとつ! グッドスマイルカンパニーのブースに展示されていた、『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- F 2nd』収録のモジュール“みくずきん”の1/7スケールフィギュア(2015年1月発売予定)の写真を紹介。スカートとエプロンのフリフリ具合がかわいかったです。