いざ、極限の“鬼”討ちへ──
2014年8月19日、コーエーテクモゲームスより発売予定のプレイステーション Vita、プレイステーション・ポータブル用ソフト『討鬼伝 極』(8月28日発売予定)の完成発表会が行われた。川島明(麒麟)や真栄田賢(スリムクラブ)、椿姫彩菜らが華麗な“モノノフ”ぶりも披露した、本発表会の模様をお届け。
まずはコーエーテクモゲームス代表取締役社長の襟川陽一氏が登壇。『討鬼伝 極』の前作である『討鬼伝』について、「完全新作でありながら50万本を越えるヒットとなった要因は、プロジェクトのメンバーが新たなハンティングアクションゲームを作っていこうと知恵を出し合って、その成果をお客様に認めていただけたこと、また、ゲーム開発の手法のひとつとして、お客様から広く取り入れた体験版についての意見や要望などを製品版に反映させて、さらにおもしろいゲームにしていくという新たなプロセスを打ち出したことも大きかったと思います」と振り返った。また、『討鬼伝 極』も同じプロセスをとっているので、そういった意味でもぜひ期待してほしいと改めてシリーズ最新作をアピールした。
つぎに、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア SVP(シニア・バイス・プレジデント)の植田浩氏が登場。コーエーテクモゲームスがソフトの完成発表会という場を数多く設けていることに触れ、「ユーザーの方々に対して、『お待たせしました! ソフトができあがりましたよ。ぜひ楽しんでくださいね』というメッセージを発してコミュニケーションを図られているのは、非常に大事なことだと思います」とコメント。また、そういった姿勢を『討鬼伝 極』でも随所に感じており、「『討鬼伝』シリーズはいまやプレイステーション Vitaを代表するソフト。ソニー・コンピュータエンタテインメントは、『討鬼伝 極』を全面的にバックアップ、サポートしていきます」と力強く語った。
■OP映像&新ストーリーの導入ムービーが初公開!
続いて、『討鬼伝 極』のゼネラル・プロデューサー、小笠原賢氏が登場して、本邦初公開のオープニングムービーを披露。新たな“鬼”、イミハヤヒと、新キャラクターの歴や相馬、ホロウ、そしてプレイヤーキャラクターが激闘をくり広げるというダイナミックな映像となっていた。
『討鬼伝 極』 オープニング
つぎに、『討鬼伝 極』のプロデューサー、森中隆氏が、作中に登場する天狐(もふもふ天狐ぬいぐるみ)といっしょに登場。『討鬼伝 極』の新規要素や見どころについての紹介が行われた。また、前作『討鬼伝』(全7章)から続く、新ストーリーの導入ムービーも初公開。
■川島が、真栄田が、椿姫が、新“鬼”カゼイヌ討伐に挑戦!
続いてステージに現れたのは、スペシャルゲストの3人。お笑い芸人の川島明(麒麟)と真栄田賢(スリムクラブ)が天狐Tシャツ、タレントの椿姫彩菜が新キャラ・ホロウのコスプレと、それぞれ『討鬼伝 極』をアピールしまくりな衣装で登場した。
ここからは、ゲストの3人が実際に『討鬼伝 極』をプレイすることに。“共闘”仲間の4人目として、本作のディレクター、関口和敏氏を迎え、発売間近な『討鬼伝 極』の共闘プレイが披露された。4人が挑むのは、新ストーリーで初めて出会うことになるという新“鬼”カゼイヌ。アクション体験版には登場していない“鬼”ということで、アクション体験版はやり込んでいるという真栄田含めて緊張気味のゲスト3人だったが、任務が開始されるとテンションが一変! さすがは前作プレイ済みといったところか、互いに声を掛け合ってのスムーズな立ち回りを披露し、初対面の“鬼”ながら、8分28秒という好タイムで見事クリアーした。
■多彩なコラボが続々発表! 引き継ぎ可能な体験版が配信中!
最後は、さまざまなプロモーション情報が公開。前作に引き続き、STUDIO4℃が手掛けたプロモーションアニメや、テレビCMが披露されたほか、『ソウル・サクリファイス デルタ』などとのコラボ情報、トレーディングカードの発売決定、ゲーム音楽のオーケストラコンサート“PRESS START”での楽曲演奏が決定など、多彩なコラボ情報などがつぎつぎと発表された。また最後には、製品版へデータ引き継ぎが可能な体験版が8月19日より配信開始されたことも改めてアナウンス。
『討鬼伝 極』 オリジナルプロモーションアニメ
『討鬼伝 極』 TVCF
『クイズバトル討鬼伝』 プロモーションムービー
最後に、小笠原氏と森中氏が本作の発売を心待ちにしているであろうファンへ向けて挨拶を行い、発表会は終了となった。
森中氏「『討鬼伝 極』は、ボリュームも爽快感も、まさにタイトル通りの“極”級の内容となっています。ぜひプレイしてみてください!」
小笠原氏「『討鬼伝』がミリオンを達成するまで、極限の力を注いでいきますので、引き続きよろしくお願いします」