道理で監督がデル・トロとノーマン・リーダスの話をよくしてると思ったら……豪華すぎる!

 Gamescomに合わせてPSNで配信された、“インタラクティブティザー”と称するコンテンツ『P.T.』。ブロガーにしてフリーランスライターのGiGi氏が早速ダウンロードして配信を開始し、1時間16分プレイしたところで、何やらビデオが流れ始めた……。


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 何やら事件があったらしい燃える街を歩く男、そこに重ねられたテロップは“HIDEO KOJIMA”!! 続けて出てきた“Guillermo del Toro”とはもちろん、「ヘルボーイ」や「パシフィック・リム」の世界最強のオタク監督ギレルモ・デル・トロだ! そして最後に映った男の顔は「ウォーキング・デッド」ドラマ版でオリジナルキャラクターのダリル・ディクソンを演じたノーマン・リーダス!

 そして現れたタイトルは“Silent Hills”。サイレントヒルがなぜ複数形になっているのか? ひとまずわかるのは、小島秀夫監督率いる小島プロダクションとギレルモ・デル・トロ監督がFOX Engineを使った企画を進めているということ、そしてノーマン・リーダスが顔を超リアルにキャプチャーされて出演するらしいということ。これはヤバい!

(9時35分追記) 記者も実際にダウンロードしてプレイしてみたのだが、この『P.T.』自体、滅茶苦茶怖い(ちなみに日本語字幕付きなのを確認)。基本的に一人称視点でゴキブリが走る荒れ果てた家の一角を歩くという内容がループしていくだけなのだが、ライティングがリアルなので、ただでさえドキドキする感じな上、ループするごとに毎回仕掛けが変わり、「この一角でどう怖がらせるか大喜利」とばかりにあの手この手でカマされるので、まったくもって安心できない。
 扉を通るたびにさっきは閉まっていたドアが少し開いていたり、ライトが消えてたり、子供の泣き声らしきものが聞こえてきたり、ラジオから聞こえてくる殺人事件の報道内容に変な言葉がかぶさるようになったり、異形の何かが廊下に立っていたり、突然襲われたり、「こんな所であったら嫌だな」って内容が片っ端から起こるので、これがゲームの形に発展したら、確実にチビる内容なのは間違いないだろう。(文・編集:ミル☆吉村)