『カデンツァ フェルマータ アコルト：フォルテシモ』のキャラクター詳細を紹介　コミケグッズ情報もあり

主要キャラ情報一挙公開！

　MAGES.は、 2014年秋発売予定のプレイステーション Vita用ソフト『カデンツァ フェルマータ アコルト：フォルテシモ』に登場するメインキャラクターのキャストと、敵キャラクターの8名を公開。また、8月15日～8月17日に東京ビッグサイトにて開催されるコミックマーケット86のグッズ情報も明らかに。以下、リリースより抜粋。

■主人公側≪軌跡創りし者≫ キャラクター＆キャスト

フレイア＝シュヴェルトライテ
声:近藤唯
　非常に優秀な成績を収めSSSクラスの任務に任命された ≪軌跡創りし者（キセキツカイ）≫の少女。≪七聖騎士団（セブンス・コード）≫第七席。末席ながら、皆に将来性を期待されている。アリシア、ミコトとスリーマンセルを組むことが多い。幼いころに起きたマホウ戦争にて両親を失い、孤児として育った経緯から≪召喚せし者（マホウツカイ）≫そのものを恨んでいる。総司令のユリウスは、生き別れの兄である。
　二刀流での高速戦闘を得意とする。体術も比較的得意で、武器に頼らず自らの力を高め、戦場を生き抜き勝利することこそが真の力であると信じ鍛錬した結果、あらゆる状況下にて安定した戦闘をこなすことが出来る戦術家として成長した。

アマテラス＝姫 神琴
声:矢作紗友里
　≪七聖騎士団≫第六席。フレイアと同期で主席の実力を持つ女性。フレイア、アリシアと組むスリーマンセルのボケ役で暴走担当。今の時代の三種の神器は「ビール・スマホ・泣き落とし」だと豪語するお茶目な21歳。
　明るく大胆。自由奔放。まさに歩くトラブルメーカー！ という残念な美人であるが、竹を割ったような性格から、どこか憎めず誰からも好かれている。
　戦闘では、優秀な母親が彼女のために創り出した“異色”の三種の神器を操る。その二つ名があらわす通り灼熱の太陽の如く、炎の魔術に特化した戦いを得意とし、見た目からは想像もつかない破壊力を発揮する。

アリシア＝カテリーネ
声：郁原ゆう
トイ・ボックス
声:種崎敦美
　非常に無口で大人しく引っ込み事案で、いつも相棒のヌイグルミである「トイ・ボックス」を胸に抱えている少女。
　≪七聖騎士団≫第五席。
　イルムフリートの娘であり、フレイアとミコトの先輩にあたるが、実力は彼女達より低く、偉大な父の存在も手伝い、明らかに騎士団一非力なことは密かなコンプレックスである。だが、秘められた才能は計り知れず、未だ未熟の発展途上。フレイアとミコトから癒し担当として愛されている。
　可愛いぬいぐるみが大好きで、お気に入りの可愛いものを見つけると目を輝かせて釘付けになってしまう。戦闘スタイルにも、それが反映されており、様々なヌイグルミを操り、ファンシーな戦闘を行う独自の戦術を扱う。

ユリウス＝シャリオヴァルト
声:佐藤拓也
　フレイアの兄にして≪七聖騎士団≫第零席の総司令。
　極秘研究機関≪予言の巫女（ヴォルスパー）≫の上級職員にあたり、機密コードAクラスの任務と責務を請け負う。マホウツカイから世界を護るための選抜特殊部隊≪七聖騎士団≫を企画・立案した張本人である。
　他人からは冷酷な人物のように見られているが、生き別れ再会した妹のフレイアに深い家族愛を持ち、根はやさしい人物。
　そのすべてが謎に包まれている。しかしながら、騎士団が結成される以前は最前線で様々な任務をこなしていた。イルムフリート、ファウストとは当時からの戦友であり、戦闘経験・戦闘技術共に豊富な実力者である。
　今は総司令という立ち場であるため基本的に戦場へは赴かない。

イルムフリート＝ブルクハルト
声:楠大典
　豪気で陽気で漢気溢れる、≪七聖騎士団≫第一席の騎士団長にして最強の男。数多の勝利と敗北を経て、今や敵無しの圧倒的な実力を持ちながらも、騎士団長として団員の手柄を優先する傾向にあるため、自らの戦果よりも仲間の窮地を救うことを至上とする。我がままで、一見すると任務にやる気を見せない気分屋。だが、仲間を家族のように思い、団員からの信望も厚い。娘を溺愛しており、超過保護な一面も。
　近接戦闘に長けており、トンファーガントレットと強大な体躯から繰り出される一撃はどれも必殺の威力。本来好戦的ではなく智略にも長けているため、まさに無双の実力を誇っているのだが、気まぐれで楽しみながら戦う悪癖があり、彼の本気を見られることは滅多にない。

ファウスト＝ノルベルト
声：佐藤晴男
　飄々とした老紳士でありながら、幾多の修羅場を潜り抜けて来た騎士団の頭脳とも言える超熟練の実力者。
　≪七聖騎士団≫第二席。事実上の団長補佐を務め、不真面目とも取れる騎士団長に代わり組織を纏める、騎士団に無くてはならない存在。
　趣味は釣りをメインとしたアウトドア全般。主に自然を好む傾向にあるが、都会を否定せず最新の科学にも広い知識を見せる。
　戦闘では、異常聴覚と絶対空間把握能力を駆使して、常人には到達できない鋭い感覚にて敵を捉えることが出来る。
　また抜刀居合剣術を得意とし、その太刀筋は気温をも斬り裂く氷の軌跡となり相手を一刀両断する、“究極の一太刀”と呼ばれている。

ユリア＝クロノシュネーヴァイシェン
声:園崎未恵
　ミコト達から“姉御”と呼ばれ親しまれている、クールな姉御肌の女性。≪七聖騎士団≫第三席。その若さからは考えられないほどの実力者であり、英雄視されているファウストからも一目置かれている。大怪我をして倒れていたところを組織に拾われ戦闘のプロフェッショナルとして育てられた。幼い頃の記憶が無く、積極的ではないながらも自らの記憶のある景色を探している。
　得意の戦闘スタイルは、超遠距離からの魔術スナイプ戦。
　彼女に捉えられた標的は決して逃れらず、例え攻撃されると理解していても暗殺されてしまうほどの不意打ち精度と高度な戦術は、まさに超一流と言える。

ルドラ＝アンダルファイト
声：鷄冠井美智子
　幼い頃から傭兵暮らしで、ユリアと同じく戦場で育った少年。
　≪七聖騎士団≫第四席。若くして、その実力は折り紙付き。戦場を生き抜くために師を持たず、戦いの中で育ち、死ななかった事からこと戦闘においてプライドが高く、戦闘では仲間を頼らず孤立しがちの傾向にある。だが、実力のある者に敬意を払う心も持ち合わせおり、精鋭揃いの≪七聖騎士団≫のメンバーには、程よい仲間意識を抱いている。
　雇われ傭兵の後に特殊部隊に所属し、切り込み隊長として最前線で戦っていた彼は、≪ヴォルスパー≫にその才能を見込まれ、魔術の習得を経て組織へと所属。戦闘、特に魔術を扱う戦いにおいて天才的な才能を見せ、少年兵ながら大人顔負けの戦果を見せる白兵戦のスペシャリストとなる。

■敵側 ≪召喚せし者≫ キャラクター＆キャスト
　かつて日本の南西に位置する孤島、月読島（つくよみじま）で起きた≪最終戦争（ラグナロク）≫ 。これは13人の≪召喚せし者（マホウツカイ）≫達が殺し合うバトルロイヤルであった。≪戦略破壊魔術兵器（マホウ）≫による、神に匹敵するといわれる“能力”を持つ者同士の壮絶な戦いを勝ち抜いた月読島の≪召喚せし者（マホウツカイ）≫達が、≪キセキツカイ≫であるフレイア達≪七聖騎士団≫の倒すべき相手だ。

“覚醒せし『No.13』 (ミッシングナンバー・サーティーン)”　芳乃 零二
声:大須賀純
　≪最終戦争≫を勝ち抜いた不敗の実力と戦闘センスを持つ青年。戦争孤児として育ったが、両親が健在と判明した後も零二本人の希望により一緒には住んでいない。
　人付き合いが苦手なため一見するとクールなようで、その内面は意外と熱い。性格は楽観主義で自己中心的な一面を持つが、本来は純粋な心の持ち主。事実上、≪マホウツカイ≫達のリーダー的存在。
　柔軟な発想で即座に零から戦略を創り出し、本来戦闘向きでない“能力”を利用して戦うという、≪マホウツカイ≫としては極めて珍しい軍師タイプ。
　しかし本人自身の戦闘力も高く、持ち前の膨大なる≪魔力≫を強引に拳に乗せることで、恐ろしい破壊力を生み出すことが可能。

“桜光の精霊”　サクラ
声:南條愛乃
　零二が召喚した、桜と日光を司る精霊を具現化した人型戦略破壊魔術兵器。
　“日光”を操り戦う精霊のため夜や暗闇が苦手で、趣味はひなたぼっこ。
　普段は日光を吸収するために1日中ずっと日向でごろごろしているゴクツブシ。
そのため、零二からはダメ兵器の烙印を押されている。
　以前拾った迷い犬の“まお太”を溺愛しており、飼い主の下に戻った今もよく一緒に遊んでいる。
　なお、兵器として備わっている切り札の『神話魔術』は、太陽よりも眩しく輝き、一薙ぎで世界をまるごと焼き払うほどの、究極の破壊力を秘めている。

“疾風迅雷の魔術拳士”　皇樹 龍一
声:水島大宙
　零二と同じく戦争孤児で、養護施設時代に零二とよく喧嘩をしながらも、なんだかんだで凸凹コンビの親友だった青年。性格は真面目すぎる上に不器用なため、自由奔放な零二とは対極となる。現在は互いにライバル視しており、拳で語り合う仲の悪友。
　幼いころから戦地を転々として格闘技術と戦闘経験を積んだ彼は、月詠島で普通の学生として過ごす生活をすることになってからも、やはりどこか変わっており、休日は鈴白なぎさの道場に通い込んで、いつどんな戦いが起ころうとも勝てるよう日々訓練に勤しんでいる格闘マニアである。
　戦闘では、主に雷を纏う雷速戦闘と近接での総合格闘術を得意とする。
　現存する月読島の≪マホウツカイ≫達の中では、その実力はトップクラスである。

“銀白の魔術剣士”　鈴白なぎさ
声：田口宏子
　一見すると才色兼備でスポーツ万能の優等生だが、その実、得意な剣道以外からきしダメな武士道少女。今時珍しいくらいに真っ直ぐで朗らかな性格を持ち、彼女を穢さぬようにとみんなに気を遣われるような人徳と人気を兼ね備えている可愛らしい少女である。
　紅葉、彩音とは仲良し生徒会三人娘。この中では“いじられ役”にあたり、愛されている。
　特に紅葉とは百合百合しいほど仲が良い。
　幼馴染であった龍一との再会により、不器用同士の恋愛ながらももどかしい武術的な日々を送っている。剣道一途だった彼女も、今は恋と剣道の二刀流なのだが……。
　彼女にとって、剣とは他人の命を断つものであり必殺の一。戦闘スタイルは究極の後の先、カウンター型での文字通り“一撃必殺”の技を信条として鍛え上げている。

“神速の二挺拳銃使い”　黒羽紗雪
声：北野愛

　零二の義理の妹。零二とは四年ぶりに再会を果たした。
　口数はあまり多い方ではないが、自分の意思はハッキリと伝えるタイプ。月詠島の商店街で相当な愛猫家の女の子としてその名を轟かせている。兄である零二を溺愛しており、妹として一線を越えている感情を持つ節がある。ゆえに零二に付きまとう里村紅葉とは、遺伝子レベルでかみ合わない犬猿の仲。
　大切な居場所である月読島を守るため、陰で様々な事件を解決してきた経歴から、相応の魔術戦闘経験を持つ。時空間を歪め移動する技能を持ち、光速をも超える神速戦闘を得意とする。
　特異な経緯で≪マホウツカイ≫に覚醒したため、本来1人1種類であるはずの≪戦略破壊魔術兵器（マホウ）≫を２つの形で具現することが出来る。しかし、基本的な戦闘スタイルは二丁拳銃での遠距離攻撃となり、双蹴のレガースは切り札として、現状を打破出来ないと考える時以外は使用を控えている傾向にある。

“七色の断罪者（ルビ：エクスキューショナー）”　里村 紅葉
声：米島希
　零二に一目惚れして逆ナンパしてきた、恋する小悪魔少女。
　後に同じクラスへと転校して来た零二を運命の人だと確信。ひたすらアプローチを続けている大胆な女の子。大切なものは愛でるが、切り捨てたものには冷たい、まさに小悪魔の様な冷酷さを兼ね備えている。クラスメイトであり数年来の付き合いでもある鈴白なぎさの親友で、よく生徒会室へと入り浸っているため、生徒会長の雨宮綾音とも仲が良い。
　零二に特別扱いされている黒羽紗雪とは、絶望的に波長が合わず犬猿の仲。
　戦闘経験は少ないながらも類稀なる戦闘センスを持っており、 好戦的な性格も相まって、まさに戦うほどに進化する戦闘巧者。戦略を破壊する能力を秘めた≪マホウツカイ≫でありながら、自らの戦闘経験不足を補うために“戦略”をモットーに戦う零二と同じタイプの戦闘スタイルを持つ。

“王”たる器を秘めた≪概念魔術使い（クロノ・カイロス）≫　有塚 陣
声:岡田栄美
　自らをマホウツカイの頂点・王になる存在だと豪語し、それに見合う実力を秘めた末恐ろしい少年。
　かつて≪マホウツカイ≫達のバトルロイヤルの舞台である≪最終戦争≫を起こしゲームマスターをしていた張本人であり、その戦いでの経験から自身の実力にさらなる磨きをかけており、成長し続けている。
　かつては常にしたり顔で物をいい、他人を見下したような態度で相手を愚弄していたが、敗戦をきっかけに少しずつ変わって来ている。
　強い者に憧れ、挑み越えて行きたい野心を常に持っており、その向上心は人一倍強いものがある。
　≪概念魔術使い（クロノ・カイロス）≫と呼ばれる最上位の魔術師であり、他の≪召喚せし者≫達とは一線を画す存在である。
　だが魔力総量に不安があるため長時間・多人数の戦闘に向いておらず、相手を即死させるような戦闘を嫌う思想から、自らに枷をかけている傾向にある。

“漆黒の戦乙女”　雨宮綾音
声：加瀬愛奈

　天下無敵にして成績優秀、スポーツ万能のカリスマ生徒会長。
　三年生であるにも関わらず学園側からの強い希望により、三期連続での生徒会長を勤めている。
　両親が音楽一家のため本人もピアニストを目指しており、ピアノの実力自体も、誰もが目を見張るほどの非凡な才能を魅せる。
　容姿も美人なのだがモテるというより尊敬される場合が多いため、親しい友人は少なく、恋人もいないという意外な一面も持つ。そのためか友人の紅葉やなぎさには甘く、生徒会長の特権を利用して色々優遇していたりもする。
　また恋愛経験の少なさから、加減を知らぬストーキングをするほど零二に異常な愛情を示しており、時に妖艶で大胆で恐ろしいアプローチをする。
　戦闘においてもその性格は健在で、優秀な“能力”を見事に使いこなし、実に戦略的で効率よく零二を護り、零二の敵を排除しようとする傾向があり好戦的な≪マホウツカイ≫達の中でも、異質な理由での戦闘を好む異端な実力者。

■コミケグッズ情報
　8/15～17に開催するコミックマーケット86、5pb.ブースにて『カデンツァ』グッズを販売いたします。