暑さを熱気で吹き飛ばせ! 『DQX』公式ファンイベントが開催!

 2014年8月2日、『DQX』のサービス開始からちょうど2周年となるこの日に、東京・渋谷のアイア シアタートーキョーにて、“ドラゴンクエストX 夏祭りスペシャル”が開催された。本記事の最後では、イベント中に公開された“プレゼントのじゅもん”をまとめて掲載しているので、そちらも合わせてチェックいただきたい!

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▲夏祭りスペシャルは17時からの開始だったが、同日12時からは第一部として『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』の公式決勝トーナメントが行われていた。暑いなか、たくさんの来場者でにぎわっていたぞ。また、隣接エリアには『DQ』グッズの販売所や、“LUIDA’S BAR(ルイーダの酒場)”の出張所なども出店。どちらも数十分~最大2時間待ちの行列ができるほどの盛況ぶりを見せた。

笑いあり、涙あり、新情報ありの大充実の3時間!

 17時から始まった“ドラゴンクエストX 夏祭りスペシャル”。メインMCは、ニコニコ生放送で定期的に放送されている“DQXTV”でもおなじみの、椿姫彩菜さんが務めた。

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▲『DQX』プレイヤーには“でたがりおじさん”として有名な齊藤陽介プロデューサーと、『DQ』シリーズの生みの親・堀井雄二氏が客席側からサプライズ的に登場し、会場は一気に盛り上がる!

 ここからは、本イベントで行われた内容を詳しくお届けしていこう。

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▲3人の軽快なトークから、いよいよ夏祭りスペシャルが始まった!

釣り対決! キングサイズをいちばん多く釣れるのはダレだ!?

 ステージの片隅にひっそりと用意された畳スペース。ここで、“DQXTV”にもレギュラー出演しているVジャンプ編集部のサイトーブイさん、第一期初心者大使の河嶋まいこさん、初美メアリさんの3人が登場。イベント終了までの3時間、ひたすらアストルティアで釣りを続け、誰がいちばん多くキングサイズの魚を釣れるのかを競う、という企画が行われた。

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▲写真左から、初美メアリさん、サイトーブイさん、河嶋まいこさん。この釣り対決は本当にひっそりと行われ、イベント進行中はほとんど触れられることなく、静かに進行。最終結果は、3匹のキングサイズを釣り上げたサイトーブイさんの勝利となったぞ。

新旧ディレクター 三本勝負!

 このコーナーでは、事前に行われた“夏祭りスペシャルのゲストで来てほしい人アンケート”で見事1位に輝いた、『DQX』バージョン1のディレクター・藤澤仁氏が登場!

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▲約8ヵ月ぶりに、『DQX』プレイヤーの前に姿を見せた藤澤氏。会場からは、盛大な拍手と歓声が贈られていたぞ!

 藤澤氏に続いては、バージョン2のディレクターを務める“りっきー”こと、齋藤力氏(以下、りっきー氏)が登場。

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▲新旧ディレクターがステージに立ち並ぶ! さっそく藤澤氏にダメ出しをされるりっきー氏だったが、プライベートでも非常に仲がいい様子。

 このコーナーは、新旧ディレクター両名が3つの種目で勝負を行い、先に2勝したほうが勝利になるというもの。負けたディレクターは、“いまだから語れる『DQX』マル秘エピソードを語らなければならない”という罰ゲームが行われる予定だったが……。

ここで急遽、藤澤氏が「りっきーと相談して、それぞれ3つずつエピソードを用意してきたんですが、用意したら全部話したくなってしまいました」と発言。その結果、“勝利したほうが先にエピソードを語れる権利を得る”という内容に変更!

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▲第1種目は、巨大サイズのジェンガ対決! 『DQX』とはまったく関係ないうえ、勝負中の見た目も非常に地味というシュールさも合わさり、会場は大爆笑に(笑)。結果は、藤澤氏が敗北し、りっきー氏の勝利!
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▲第2種目は、“観察力ゲーム”。出されたお題に合いそうな人を、会場にいるお客さんの中からひとりずつ選び、お題に近かったほうが勝ちというルール。「1000時間くらい遊んでいそうな人」というお題に対し、藤澤氏とりっきー氏が、雰囲気だけで1名ずつお客さんをチョイス。藤澤氏が選んだお客さんはプレイ時間4000時間超え、りっきー氏が選んだお客さんはプレイ1400時間ということで、この勝負もりっきー氏の勝利!
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▲第3種目は、“モンスター絵心チャレンジ”。「1分間で何種類のモンスターの絵を描けるか!」というお題に、齊藤陽介氏が「物質系モンスターのみ、ただしゴーレム禁止」という縛りルールを追加。結果は、藤澤氏が物質系モンスター3体をしっかり描いたのに対し、りっきー氏が描いたのはトンブレロ(獣系)、メタッピー(マシン系)、キラーマシン(マシン系)と、まさかの物質系が1体もいない痛恨のミスをおかし、藤澤氏の圧勝!

 というわけで、3本勝負の結果は2勝1敗でりっきー氏の勝利となった。以降、ここでは、この勝負で語られた「いまだから語れる『DQX』マル秘エピソード」をざっくりと紹介しよう。

藤澤氏が語ったマル秘エピソード

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▲開発期間中、プクリポが戦闘に突入すると、急に手足がギューンと伸びてしまう不具合があった。会場からは、笑いと悲鳴が入り混じったどよめきが(笑)。シュールすぎる!
▲サービス開始当初、エピステーサ丘陵では、ライノスキングが空中を歩いている不具合があった。エピステーサ丘陵は高レベル帯向けのエリアであるため、プレイヤーがたどり着く前に(気が付かれる前に)修正を行ったとのこと。

 そのほかには、「冒険者の酒場にサポート仲間としてキャラクターを預ける際、自分のキャラクター名を他人に知られたくない人もいるだろうという思いから、サポート仲間用の名前を付けられるシステムを考えていた」というエピソードも。開発中は通称“源氏名システム”と呼ばれていたが、最終的には、現ディレクターのりっきー氏に「これいらなくね?(笑)」と言われ、ゲームシステムには実装されなかったそうだ。

りっきー氏が語ったマル秘エピソード

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▲開発中、“いたずらクッキー”というアイデアがあった。そのアイテムを食べると2時間のあいだ、ゲーム中のすべてのNPCが水着姿に変わる、という効果だった。りっきー氏は「こんなくだらないネタを考えたのは誰だ」と思ったが、考案者の欄を見たら「齋藤力」と自分の名前が書いてあったそうだ(笑)。
▲「手紙の入ったビンを川に流すと、別の場所で誰かがビンを拾えて、中の手紙が読める」というシステムの実装も考えられていたそうだ。ジュレットの浜辺で、ビンに入った手紙を読んで……という内容のクエストがあるが、この企画の名残だったのだろうか?
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▲吉田直樹氏(『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』プロデューサー兼ディレクター)がまだ『DQX』開発チームにいたころのエピソード。藤澤氏、りっきー氏とともに“寄せ鍋システム”というアイデアを考えていたそうだ。パーティメンバーがそれぞれ好きな物を鍋に入れていき、それを食べると何らかの効果が発揮される、というもの。その効果は「キャラクターが2分間笑いっぱなしになる」、「5分間、操作不能になりオートランし続ける」などなど。のちのち思い返してみると、「当時の自分たちは大丈夫だったのか?」と疑問に思ったそうだ(笑)。

転生モンスター イラストコンテスト各賞発表

 “目覚めし冒険者の広場”で募集していた、転生モンスターのイラストコンテストの結果が発表された。

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▲ゲストとして、漫画家の久保帯人さん(写真左)、地獄のミサワさん(写真左から2番目)、稲垣理一郎さん(写真右から2番目)、金田一蓮十郎さん(写真右)さんが登場した。
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▲“ニコニコ賞”は、候補4作品の中から、視聴者アンケートで優秀作品が決定された。候補作品は、“アドゴーレム”、“コロネスライム”、“うごきたくないせきぞう”、“ジャイアントパンサー”。アンケートの結果、ほぼ均等に票は分かれたものの、“うごきたくないせきぞう”が1位に輝いた。

 続いて蒼天のソウラ賞には、たけやりへいの転生モンスター、タケハナスサノオが入選。

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▲“蒼天のソウラ賞”には、たけやりへいの転生モンスター“タケハナスサノオ”が選出。このモンスターは、マンガ『蒼天のソウラ』のどこかに登場する予定とのこと。

 続いては、『DQX』のゲーム内に実際の転生モンスターとして追加されるという、名誉ある3作品が発表された。これらの転生モンスターがゲームに登場するのを、期待すべし!

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▲“齋藤力賞”は、“モッツァレ~ラ”。
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▲“齊藤陽介賞”は、“しのカラステング”。
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▲“堀井雄二賞”、“ニードルうさこ♀”。

“バトルリベンジ”で悪霊の神々に挑戦!

 以前に放送された“DQXTV”10時間生放送のときに、漫画家4人パーティで挑んだ“悪霊の神々”戦。その際は悔しくも敗北で終わってしまったので、今回リベンジを果たす、というコーナー。

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▲バトル解説として、『DQX』チーフプランナーの安西崇氏が登場(写真左)。
▲ロックバンド“SOPHIA”のドラムを担当する赤松芳朋(写真左)さんと、タレントの小倉遥さん(写真右)も登壇。小倉さんは、自作の水のはごろもコスプレで登場。よく見ると、お団子ヘアーにスライムピアスも装備している。芸が細かい!

 前回のチャレンジでは、漫画家の大石浩二さんが参戦していたが、今回は欠席。その代わりに金田一蓮十郎さんが参戦した。

 そして挑戦の前に漫画家パーティを確認してみると……武闘家3人、旅芸人ひとりという、超攻撃的な編成! この編成には安西氏も苦笑いだったが、堀井氏は「こういう、叩いて叩いて叩きまくる構成や戦いが大好きなんですよ」と期待を込める。赤松氏は「これふつうに全滅じゃないですか?(笑)」。小倉さんは「すごい構成ですね。一喝(武闘家の必殺技)頼みの戦いかたなんですかね?」と、何だかんだで例のないパーティ編成だけに、期待と不安が入り混じるコメント。

 そんな「この編成で本当に勝てるのか?」という空気に包まれる中、ついに悪霊の神々とのバトルがスタート!

 武闘家3人のメイン武器は、ツメがふたり、棍がひとりという組み合わせ。しかし開始直後、いきなり武闘家ひとりがチカラ尽きる。旅芸人は、バイシオンすら使う余裕を与えられず、ひたすらハッスルダンスを連発するだけで手一杯。そのため、チカラ尽きた仲間は武闘家が“せかいじゅの葉”で蘇生するというスタイルで攻めることに。

 誰かがチカラ尽きる→せかいじゅの葉で蘇生、そして旅芸人はハッスルダンス連発という状況がしばらく続き、その隙を縫って少しずつタイガークローなどでダメージを与えていき、ついにバズズを撃破!

 バズズ撃破後は、チカラ尽きる回数も激減し、攻撃チャンスも増えて少し安定した戦いに。その流れでアトラスを倒し、残ったベリアルもついに撃破!

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▲せかいじゅの葉をたくさん使ったとはいえ、全滅せずに勝利できたのはすばらしいのひと言。会場からは大きな拍手がわき起こった。

 勝利の余韻に浸る漫画家チームだったが、戦いはまだ終わらなかった。誰もが想定していなかった、“悪霊の神々強”が満を持して登場!

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▲“悪霊の神々強”は、『DQX』にはまだ登場していないボス。りっきー氏も「まだ(強さを)まったくチェックしていない」とのことで、どれくらい強いのかは戦ってみないとわからない状況だった。
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▲さっそく漫画家パーティが挑戦するも、バトル開始30秒ほどで全滅。これは相手が悪すぎた!

“ドラのから騒ぎ”で思い出談義

 “ドラのから騒ぎ”は、出演者たちが各テーマにちなんだ思い出を語るトークコーナー。“うれしかった話”や“失敗した話”、“いまだから言えるごめんなさい”などなど、『DQX』で起きた出来事を語り合った。

 「バトルチョーカーの理論値ができた!(小倉遥さん)」、「ドルボードプリズムが当たった!(稲垣理一郎さん)」、「黄金素材を買い貯めて失敗した……(久保帯人さん)」などなど、観客からも驚きや笑いの声が上がっていた。

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▲総勢14名のゲストが、『DQX』での思い出を語った。

“第2期初心者大使”がついに卒業!

 第2期初心者大使を務める、“リューザ”こと石川竜太郎さん、“べってぃー”こと磯部恵子さん、“インコさん”こと成田優介さん、“ぬのこ”ことほりゆうこさんの4名が、卒業試験に挑んだ。

 卒業試験の相手として選ばれた敵は、キャットリベリオ強。パーティは、旅芸人レベル74、武闘家レベル75、盗賊レベル80、僧侶レベル80という編成だった。

 戦闘開始後、定期的に蘇るミャルジを倒しつつ、僧侶を守るように残り3人がキャットリベリオ強を抑え込む。キャットリベリオ強の“抜刀さみだれ斬り”で何度かピンチに陥るものの、パーティ全員の的確な判断で立て直しに成功し、見事に勝利を飾った。

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▲壁役や回復役の立ち回り、ターゲットされた人は後方に下がるなど、これまでの経験を活かしたすばらしい戦いを展開し、キャットリベリオ強を撃破!

 この試験をもって第2期初心者大使は卒業ということで、堀井雄二氏から記念品の贈呈が行われた。

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▲堀井雄二氏は、「すばらしい戦いでした。半年間というあいだで、よくここまでうまくなったと思います」と、初心者大使たちに賞賛の言葉を贈った。

“ディレクター リアルリアル夜話”で今後のアレコレを発表!

 このコーナーは前後半に分かれていて、前半は会場に来ているお客さんからダイレクトに質問をしてもらい、それに対して答えていくというコーナー。後半では、今後の『DQX』の展開について、新たな情報なども語られた。

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▲質問への回答者&ゲストとして、りっきー氏、藤澤氏、安西氏、赤松芳朋さん、小倉遥さんが登壇した。

 まずは、お客さんからの質問コーナー。

<質問>
「これからアストルティアはどんどん変わっていくと思いますが、藤澤さんが“これだけは変えてほしくない”と思うところはなんですか?」

<回答>
「実際に(ゲームを)始めてみてわかったことなんですけど、アストルティアは、気軽に“ありがとう”が言える世界だったんですよ。もちろん、ときには競争したり、コロシアムみたいに戦ったりすることもありますけど、これからも気軽に“ありがとう”と言えるような世界であってほしいと思います」(藤澤氏)

<質問>
「8人パーティ(パーティ同盟)をすごい楽しみにしています。つぎはゾーマかブオーンあたりとのバトルを期待しているのですが、いつごろ遊ぶことができそうですか?」

<回答>
「“神話篇”以外でのパーティ同盟は、もうしばらく先になってしまうと思います。ちなみに、そのとき戦う敵は、ゾーマでもブオーンでもありません」(りっきー氏)

<質問>
「エルフでアサナギさんという人がいた気がするんですけど、再登場したりするんですか?」

<回答>
「バージョン2のどこかで、再登場する予定です」(りっきー氏)

<質問>
「オフラインパートのストーリーの続きはあるんですか?」

<回答>
「オフラインのお話の続きは技術的な壁があって難しいんですが、オフラインで登場した……」(りっきー氏)。ここまで語った直後に、齊藤陽介氏と堀井雄二氏から話を止められて終了。

 続くコーナー後半では、数々の新情報が飛び出した。

<後半で語られたおもな情報>
・レベル上限解放はしばらく行わない予定。あまりプレイヤー間の強さの差を開かせたくないので。でも特訓モードについては、バージョンごとにポイント上限を解放していく。
・スキル上限解放は、あくまで予定ではあるものの、バージョン2.3後期で140まで解放予定。140では、武器(盾も含む)スキルのみの解放。バージョン2.4後期で、職業スキルを含めた150まで解放予定。

・間に合うようであれば、バージョン2.3前期中に、ピラミッドの“第8霊廟”を実装したい。バージョン2.4では第9霊廟も予定している。

・バージョン2.3で、カジノに新ゲーム“ビンゴ”を実装予定。ゴールドでコインを買わなくても、週に1回配られる“ビンゴ券”を使って遊べる仕組み。

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▲ビンゴは、最大で16人が同じテーブルについて遊べるようになるとのことだ。

・バージョン3については、つい先日、ようやくサブタイトルが決まったところ。

・バージョン3では、新職業の追加あり。すでに追加される職業も決まっている。

・鳥山明先生が描いた“○○族”のイラストもあがってきている。

・バージョン2.3後期で実装予定の“バトルロード”の開発は順調。

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▲“バトルロード”は、『ドラゴンクエストモンスターズ』のような対人戦ではなく、『ドラゴンクエストVIII』のような、用意されたモンスターチームに挑んで勝ち抜いて、それに応じた報酬を得られる形になるようだ。まずは、ひとりで遊べる形を作ってから、対人戦を考えるとのこと。

これからもアストルティアはどんどん広がっていく!

 イベントもいよいよ終盤。りっきー氏は、「これからも、もっともっとアストルティアをおもしろくしていきます!」と力強く語り、“DQX夏祭りスペシャル”はフィナーレを迎えた。

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▲3時間半にも及んだ“DQX夏祭りスペシャル”は、大歓声の中で幕を閉じた。

 2014年9月には、ニンテンドー3DSでも『DQX』が発売され、アストルティアに数多くの新米冒険者たちが降り立つことになる。これまで遊んできた冒険者、これから遊び始める冒険者、そしていつでも期待に応えようと全力を尽くす開発スタッフ陣。これらのパワーが相乗効果となり、今後も新しい『DQX』の世界が創り上げられていくことだろう!

イベントで公開された“プレゼントのじゅもん”まとめ!

 イベント中、要所要所で公開された“プレゼントのじゅもん”。ここでは、それらを総まとめ! 公式プレイヤーサイト“目覚めし冒険者の広場”でじゅもんを入力すれば、対応したアイテムがもらえるぞ。すでに遊んでいる人はもちろん、これから遊び始めようと思っている人にも役立つアイテムが盛りだくさんなので、忘れずにもらっちゃおう!(※この“プレゼントのじゅもん”の有効期間は、2014年10月末日まで)

<“プレゼントのじゅもん”ともらえるアイテム>
「なついろウルフさん」……サマーウルフ衣装券 5枚
「ばくそうしようぜ」……ドルセリン 10個
「わくわくうんだめし」……ふくびき券 10枚
「なつはげんきいっぱい」……元気玉 10個
「みみもとをクールに」……ブルーハートピアス 1個
「なつのひのおもいで」……むぎわらぼうし 1個
「おためしすきるらいん」……全やりなおしの宝珠 1個
「にしゅうねんありがと」……しぐさ書「ピース」 1個


ドラゴンクエストX オンライン
メーカー スクウェア・エニックス
対応機種 Wii UWii U / PCWindows / WiiWii
発売日 サービス中
価格 30日間1000円[税込] ※ソフト価格は備考欄参照
ジャンル RPG / 冒険・ファンタジー
備考 ●ネットワーク対応 ●Wii UベーシックセットまたはWiiで遊ぶ場合は16GB以上のUSBメモリー必須 ●バージョン1『目覚めし五つの種族』、バージョン2『眠れる勇者と導きの盟友』は各3800円[税抜](各4104円[税込])(※Wii版はパッケージ版のみ)●『ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ』は2014年8月7日発売、4800円[税抜](5184円[税込])(※Wii U版とWii版はパッケージ版のみ)●バージョン2『眠れる勇者と導きの盟友』をプレイするには、バージョン1『目覚めし五つの種族』のソフトおよびプレイ用レジストレーションコードが必要です ●製作・開発:スクウェア・エニックス、ゼネラルディレクター:堀井雄二、キャラクターデザイン:鳥山明、音楽:すぎやまこういち、プロデューサー:齊藤陽介、ディレクター:藤澤仁、齋藤力


ドラゴンクエストX オンライン
メーカー スクウェア・エニックス
対応機種 3DSニンテンドー3DS
発売日 2014年9月4日発売予定
価格 30日間 1500円[税抜](1620円[税込])※ソフト価格は備考欄参照
ジャンル RPG / 冒険・ファンタジー
備考 ●ネットワーク対応 ●ソフト価格は3800円[税抜](4104円[税込]) ●3日間利用券は350円[税抜](378円[税込])、10日間利用券は650円[税抜](702円[税込])、30日間利用券は1500円[税抜](1620円[税込]) ●専用ダウンロード番号、60日間利用券引き換えコード、特典アイテムコード、ポスター、ふくびきカード付き ●製作・開発:スクウェア・エニックス、ゼネラルディレクター:堀井雄二、キャラクターデザイン:鳥山明、音楽:すぎやまこういち、プロデューサー:齊藤陽介、ディレクター:藤澤仁、齋藤力


ドラゴンクエストX dゲーム版
メーカー スクウェア・エニックス
対応機種 AndroidAndroid
発売日 サービス中
価格 10日間 650円[税抜](702円[税込])※詳細は備考欄参照
ジャンル RPG / 冒険・ファンタジー
備考 ●Wi-FiまたはLTE対応 ●対応機種は『DQX』公式サイト(http://www.dqx.jp/)をご確認ください ●プレイにはdocomo回線およびSPモードの契約が必要です ●3日間利用券は350円[税抜](378円[税込])、10日間利用券は650円[税抜](702円[税込]) ●製作・開発:スクウェア・エニックス、ゼネラルディレクター:堀井雄二、キャラクターデザイン:鳥山明、音楽:すぎやまこういち、プロデューサー:齊藤陽介、ディレクター:藤澤仁、齋藤力