ハード市場もトップは3DS、PS Vitaは累計販売台数が300万台を突破
ゲーム総合情報メディア“ファミ通”は、2014年7月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データを公開した。集計期間は6月30日~7月27日(4週分)。
■家庭用ゲームソフト 月間販売本数TOP5
◆第1位『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』(ニンテンドー3DS/レベルファイル)/173万8004本
◆第2位『俺の屍を越えてゆけ2』(プレイステーション Vita/ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア)/10万8459本
◆第3位『フリーダムウォーズ』(プレイステーション Vita/ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア)/7万8112本
◆第4位『太鼓の達人 どんとかつの時空大冒険』(ニンテンドー3DS/バンダイナムコゲームス)/6万8321本
◆第5位『ヨッシー New アイランド』(ニンテンドー3DS/任天堂)/6万6225本
■家庭用ゲームハード 月間販売台数
◆第1位:ニンテンドー3DS(合計)/16万8543台(先月第1位:ニンテンドー3DS/14万3176台)
◆第2位:プレイステーション Vita(合計)/11万122台(先月第2位:プレイステーション Vita/7万9429台)
※ニンテンドー3DSはニンテンドー3DS LLを含んだ合計値、プレイステーション Vitaはプレイステーション Vita TVを含んだ合計値になります。
■家庭用ゲームソフト メーカー別販売本数TOP3
◆第1位:レベルファイブ/180.6万本
◆第2位:任天堂/32.1万本
◆第3位:バンダイナムコゲームス/22.7万本
■2014年7月期の家庭用ゲーム市場について
7月期の国内ゲーム市場は、『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』(レベルファイブ/2014年7月110日発売/ニンテンドー3DS)の大ヒットが貢献し、ハード・ソフト両市場ともに、大きな盛り上がりを見せています。
月間ゲームソフトランキングでは、前述した『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』が圧倒的な強さで首位に立ちました。初週販売本数は128.1万本とニンテンドー3DSタイトルで歴代3位のスタートを切り、2014年最初のミリオンヒットとなっています。
同ソフトは、前作『妖怪ウォッチ』(レベルファイブ/2013年7月11日発売/ニンテンドー3DS)の累計119.8万本をはるかに上回るペースで販売本数を伸ばし、発売から3週目時点の累計販売本数が173.8万本に達しました。夏休みも本番を迎える中、今後どこまで販売を伸ばすのかが注目されます。
そのほかのソフトでは、『俺の屍を越えてゆけ2』(ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア/2014年7月17日発売/プレイステーション Vita)が2位にランクイン。『フリーダムウォーズ』(ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア/2014年6月26日発売/プレイステーション Vita)が前月同様の3位にランクインし、『ヨッシー New アイランド』(任天堂/2014年7月24日発売/ニンテンドー3DS)が6.6万本を販売して5位となりました。さらに、新作が登場する中、『妖怪ウォッチ』が6.3万本を売り上げ、7位にランクインしています。
ハード市場では、ニンテンドー3DS(3DS LLを含む)が月間16.9万台を販売し、首位を獲得。プレイステーション Vita(Vita TVを含む)は、月間11.0万台を売り上げ、2位にランクインしています。これによって、プレイステーション Vita(Vita TVを含む)は、累計販売台数300万台を突破しました。
2014年8月期には、『ゼルダ無双』(コーエーテクモゲームス/2014年8月14日発売予定/Wii U)、『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド』(アトラス/2014年8月28日発売予定/プレイステーション3)、『討鬼伝 極』(コーエーテクモゲームス/2014年8月28日発売予定/プレイステーション Vita、プレイステーション・ポータブル)といったシリーズ最新作の発売が予定されています。
(ファミ通調べ)
※ソフトの売上本数については、集計期間中に販売されたすべてのタイトルを対象としています。2種類以上のバージョンや周辺機器・本体などとの同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。また、発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています。