2015年通期の業績予想は据え置き

 セガサミーホールディングスは、2014年8月1日、2015年第1四半期決算短信を発表。それによると、2015年第1四半期連結累計期間における売上高は883億6600万円(前年同期比2.6%減)、営業利益は93億700万円(前年同期比42.3%減)、経常利益は100億1100万円(前年同期比41.3%減)となり、四半期純利益は55億2000万円(前年同期比57.4%減)となった。

 コンシューマ事業は、パッケージゲーム分野において、『ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス』などの新作タイトルを販売。パッケージ販売本数は、米国63万本、欧州64万本、日本42万本、合計170万本となり、前年同期実績を上回った。

 一方で、携帯電話・スマートフォン・PCダウンロード等のデジタルゲーム分野においては、オンラインRPG『ファンタシースターオンライン2』や、『ぷよぷよ!!クエスト』、『チェインクロニクル』等のスマートフォン向け配信タイトルは堅調に推移。なお、デジタルゲーム分野における国内配信タイトル数は2014年6月末時点で134本(うち、売切り型73本、無料プレイ型61本)となったとのこと。

 以上などの結果、コンシューマ事業の売上高は214億200万円(前年同期比13.3%増)となったが、広告宣伝費等の増加により、営業損失は2億8200万円(前年同期は営業利益3900万円)となったとのこと。