PS4への世代交代が順調に進む
ソニーは2014年7月31日、2014年度第1四半期の連結決算(米国会計基準)を発表。それによると、売上高は1兆8099億円で前年同期比5.8%増加。営業利益は、前年同期に比べ343億円増加し、当四半期は698億円に。この増益には、おもにゲーム&ネットワークサービス分野における大幅な損益改善が貢献。
※ソニーは、2014年4月1日付の組織変更にともない、当年度第1四半期より、おもにゲーム分野及びモバイル・プロダクツ&コミュニケーション分野を従来構成していた事業を再編し、業績報告におけるビジネスセグメント区分を変更。この再編に関連して、従来のその他分野に含まれていたネットワーク事業をゲーム分野に統合し、ゲーム&ネットワークサービス分野に名称が変更されている。
発表された決算短信によると、ゲーム&ネットワークサービス分野の売上高は、前年同期比95.7%増加し、2575億円(前年同期の為替レートを適用した場合、86%の増収)。この増収は、おもに2013年11月に発売したPS4の貢献、ならびにPS4導入にともなうネットワークサービス収入の大幅な増加によるもの。営業損益は、前年同期の164億円の損失に対し、当四半期は43億円の利益となり、分野全体で大幅に損益が改善されている。