イオンの部屋にときどき姿を見せる雑貨屋ねりこさん登場!
ガストは、2014年10月2日に発売を予定しているプレイステーション Vita用ソフト『シェルノサージュ OFFLINE』の最新情報を公開した。
今回は、イオンの新コスチュームデザインがついに公開。さらに、他タイトルとの連動要素やストーリーなど、盛りだくさんの内容でお届けする。
雑貨屋ねりこさん
声:MAKOさん
イオンの家の近くにあると言われている雑貨屋の店主。暇なのかイオンを気に入っているのか、よくイオンの家に遊びに来るようだ。
“ねりこ”という名前は彼女の名前ではなく雑貨屋の名前で、本名は別にあるようだが、イオンもその本名についてはよく知らないようである。
自由奔放でおもしろいことが好き、という典型的なトラブルメーカーであり、イオンの家に遊びに来るときも、その悪戯で意味深な会話の数々に翻弄されることも多いだろう。
イオン曰く、“自分はねりこに遊ばれている”とのことで、たびたび不満を漏らしてはいるが、内心まんざらではないようである。
イオンにとって、この世界に存在するたったひとりの知人でもあるため、何だかんだ言っても大切な人なのだろう……か?
「とうだいもり(イオン)をよく知らんおぬしに、我がいろいろ教えてやろうかの」
■新コスチューム紹介
7次元先にある世界で暮らしているイオンは、本人の赴くまま好みの服装で読書をしたり、料理をしたりして生活している。
プレイヤーはプレイステーション Vita という端末を通して、彼女とともに生活し、時には介入して彼女の記憶を取り戻す手助けをする。記憶を修復するたび、イオンはさまざまなアイテムの作りかたを思い出す。そうしてたくさんのアイテムを作れるようになると、彼女の装いも日々変化していく。
メモリア
「ふむ。このメモリアというのは、読んで字の如く“想い出”がキーワードじゃ。とうだいもりの過去と関係があったりもするようだが、まあ、細かいことはまた今度でいいじゃろ。いわゆる“せいふく”というやつじゃが、セーラー服ではなく、ブレザーというところが奥深いモノなのじゃ」
PickUp !
強いコダワリを感じる黒のソックス。これは実際にはどのように表現されるのだろう。
水松法被+ねじり鉢巻
「はっぴの模様が市松模様と水紋をあわせたものなので、“すいしょうはっぴ”じゃな。ねじり鉢巻は、はっぴには欠かせんヘッドアクセサリーじゃ。このはっぴをどんな目的で着ていたかはわからんが、お前さんがあんまり凝視していると、とうだいもりに警戒されてしまうかもしれんぞ。ひょひょひょ」
PickUp !
半股引の定番は白だが、こちらもコダワリを感じる黒。
カフェットエプロン+ラビットカチューシャ
「おお、これは、カフェットエプロンじゃな。とうだいもりがお前さんと過ごす、あま~いあま~い特別な1日に身に着ける衣装じゃ。がんばってとうだいもりのハートをキャッチするのじゃぞ。頭、首、腕とおそろいのモチーフがじつにキュートじゃのう」
PickUp !
ところどころにあしらわれたうさぎのモチーフ。胸元のリボンとの相性はバツグン!
水鏡+蓮花(初回特典)
「これはもうおぬしもすでに知っておるじゃろ。巫女服じゃ。巫女服の“すいきょう”と、ヘッドアクセサリーの“れんか”じゃな。水がモノをありのままに映すように、物事をよく観察して真情を見抜き、人の模範となれ。といったところかのう。ある意味、とうだいもりと端末越しにおるおぬしの関係にピッタリとも言えるかもしれんな」
PickUp !
蓮の花の意である、ヘッドアクセサリーの蓮花。
そして胸元にあるのが、名前の由来にもなっている水鏡。
■イオンとコミュニケーション ラブラブ度を上げよう!
本作の目的は、イオンとともに生活し、彼女と絆を深めたり、手助けをすること。すると、日に日にイオンとの絆が強まり、コミュニケーションの幅も広がっていくぞ。あなたとイオンの生活は、どのように変化していくのか?
■連動要素について ジェノミリンクでできること
『シェルノサージュ OFFLINE』には、ジェノミリンクというシステムがある。このシステムでは、さまざまなデータのやりとりが可能だ。そのなかの“セカイリンク”では、プレイステーション3版およびプレイステーション Vita版『アルノサージュ PLUS)』などとの連動を行うことができるぞ。
セカイリンクでできること
プレイステーション3 やプレイステーション Vita の『アルノサージュ PLUS』などとデータのやりとりを行う。
・『シェルノサージュ』で作ったプラングインを『アルノサージュ PLUS』で利用
・『シェルノサージュ』のプレイ状況に応じて、『アルノサージュ PLUS』の進行が変化
・『シェルノサージュ』の進行状況に応じて、イオンからボイスメールが届く
・現在のマイクロクエーサー状況をサーバーに送信
データ移行でできること
『シェルノサージュ OFFLINE』では、オンライン版『シェルノサージュ』のデータを移行することが可能。これまでイオンと歩んできた想い出の数々や、育成中のシャールなどを移行できるぞ。
■物語 ~崩壊編~
夢セカイで廃墟を修復することで、少しずつ記憶を取り戻していくイオン。ここでは彼女が経験したエピソードの一部をご紹介。
第一幕 わかちあい
Tz チューブカンパニーで開発されていた新型シェルノトロンの暴走について個別に取調べを受けていたイオンたちだったが、PLASMA 機密情報局本部でより具体的な事情聴取を受けるため、“情報集約都市アルメティカ”の地を訪れる。
地上ではTz チューブカンパニーに続き、縦貫坑道と呼ばれる場所で爆発事故が発生し、それに伴いシェルノトロンの使用レベル規制が行われた。
私生活はおろかシェルノトロンを使用した医療なども機能しなくなり、多く民衆が苦しんでいた。
そんななか、地文皇女カノンはアルメティカを訪れていたが、その状況を見かねて苦しむ人々に手を差し伸べる。
だがそんな彼女も、詩魔法の使用が続いたことで限界が近づいていた。
レナルル
声:大地 葉さん
Tz チューブカンパニーの取調べのため、情報集約都市アルメティカにあるPLASMA 本部にてイオンたちの取調べを行う人物だが、かつてイオンが宮城で過ごしていた折には守役(皇女の身の回りの世話や危険から守るための役割)としてイオンの傍に仕えていた。
当時、身近な存在がいなかったイオンにとってレナルルは唯一の友人であり、かつ姉のような存在であった。
アルメティカで再会したレナルルはイオンがよく知る彼女とは様子が違うようだが、いったいイオンと分かれてからの彼女に何があったのだろうか?
第二幕 偽りと真実の詩
PLASMAによって拘束されていたイオンたちは“クオンタイズ”と名乗る男たちの手によって救い出され、コロン『コロン・フォーシーズン』へと連れていかれた。
そんなコロン・フォーシーズンで、イオンたちは思いがけない少女との出会いを果たす。
その少女の名は“サーリ”。
キャスがコロン・フォーシーズンにいた頃の友であり、イオンがかつて皇女の布で作ったお守りを贈った相手でもあった。
皇位継承の儀が始まって以来、イオンを追い続けてきたサーリとの出会いは新たな真実を突きつける。
さらに、サーリたちが通っていた学園に務める教師・ジルとの出会いが、イオンだけでなくネイやター坊たちをも運命の渦に巻き込んでいく。
サーリ
声:志村 由美さん
ネプツールの娘であり、彼の仕事仲間であったグレイコフの娘であるキャスとは幼馴染の関係にあたる。
幼少の頃から身体が弱く、普段は仕事でTz チューブカンパニーに住んでいるネプツールとは別に、コロン・フォーシーズンで療養生活を送っている。
口数は少なめだが、正直者で核心を突く発言をするため、キャスを怒らせることもしばしば。
しかし、そういった発言は彼女がキャスを信頼しているがゆえのものと思われる。
また、大のにゅろきーフリークであり、にゅろきーのこととなると周囲が見えなくなってしまう。
そんな彼女の瞳の奥には、まだ隠された秘密があるようだが……?
白鷹
声:新垣 樽助さん
プラネタリー・メゾンでネイのステージを見にいったとき、隣に座っていたお客さん。
いわゆるネイ付きのトップオタとも言える存在で、ネイの情報を逃さずゲットし、必ず最前列でネイを応援する。
昼間はバイオス屋(シェルノトロンの機能を拡張したり、効率的なダイブをするためのお店)を営み、夜はフィギュア屋の露店を出すという、なんとも精力的な活動をしている。フィギュアはもちろんお手製で、評判も悪くない。
好きな事には寝食惜しまないタイプで、状況によっては7徹することも辞さない。
と、かなり特殊な趣味や生活をしている彼だが、言動や行動は至って紳士的で、ルックスも悪くない。
その為、その趣味さえなければ寄ってくる女もひとりやふたりではないだろうと噂されることも少なくない。
なお、“白鷹”はハンドルネームで、本名ではないようだ。
ジル
声:川崎 芽衣子さん
かつてキャスが在籍し、現在もサーリが通っている学園“皇ノ賜学園”の教師であり、また非常に優秀な研究者でもある。
その研究には多くの富豪から出資されている。
温厚で人当たりがよく、教師としても面倒見がいいことから生徒たちからの人気は高いが、日々多忙な彼女と話せる機会は多くないらしく、それを残念に思う者も少なくない。
だが、そんな彼女をサーリは危険人物として警戒しており、父であるネプツールが死亡する原因となったネプトロンの開発を唆したのも彼女だと言う。
果たしてサーリが警戒しているジルの目的とはいったい何なのか――?
第三幕 次元崩壊
コロン・フォーシーズンを後にし、“縦貫坑道”に足を踏み入れたイオンとサーリ。
そこでの目的は、ひと足先にこの地を訪れているはずのカノンを捜すこと。
その前にサーリは、“ジェノミライ研究所”で、ある人物をイオンに紹介する。
それはシェルノトロンの生みの親、クラケット博士。
博士はなんとしても自らの想いを叶えようとイオンを説得するが、それはイオンが望んでいないことだった。
そんなクラケット博士との出会いは、カノンとの再会をももたらした。
久しぶりに出会ったカノンの口から明かされる、彼女自身の真実。
カノンとイオンが追い求める真実に、さまざまなヒトの思惑がまとわりついていく。
クラケット
声:ふくまつ 進紗さん
かつてジェノミライ研究所で働いていた研究者。そこではウンドゥと呼ばれる研究者の先導のもと、さまざまな研究に取り組み、ネプツールやグレイコフともいっしょに働いていた。
現在は、ジェノミライ研究所の裏側でひとりで暮らしており、決して表には出てこない生活を送っている。
シェルノトロンを生み出した人物ではあるものの、それがきっかけのひとつとなり、結果的に天文と地文を分裂させることになってしまった。
ネロ
声:東城 日沙子さん
研究所で出逢った謎の少女。その表層意識はシェルノトロンのOS“Reon-4213”として利用されている。
彼女が何者で、なぜそのような力を持っているのかは一切が謎に包まれているが、彼女を知る人間からは危険な存在として認知されている。彼女が目覚めたとき、セカイに何が起きるのだろうか。
最終幕 覚醒
天文と地文、ふたつの組織の凶手により、世界から姿を消したふたりの皇女。
旧ジェノミライ研究所での事件をきっかけにシェルノトロンが完全に停止。
世界が混沌に包まれようとしたとき、“シャール”と呼ばれる空想型ジェノムを連れたジルが人々に救いの手を差し伸べた。
あれから既に二年。世界の崩壊が刻一刻と迫っているなか地文が台頭し、ジルは地文大司教へと上り詰めていた。
ジルに疑問を感じたサーリとクラケットは地文から離脱。
かつて皇位継承の儀でイオンが降り立った地、万寿沙羅区にある雑貨屋“縷縷”へと身を寄せていたが、地文派による反勢力への取締りは日に日に過激になり、ついには彼らにもその魔の手が迫ろうとしていた。
そして物語は皇帝編へ。
■Fan Art ~Surge Concerto~
さまざまなイラストレーターやアーティストが描く、サージュ・コンチェルトの世界。今回のイラストを手掛けたのは、森次慶子氏!
森次 慶子
東京造形大学絵画専攻卒業。
かつてゲームフリークに所属し、モンスターやキャラクターのデザインを務めたほか、世界観設計、タイトルムービーの制作なども行う。
その後、Kaikai Kikiの所属アーティスト、DeNAでのゲーム開発を経て、絵描きとして活動。