惑星探索がふたたび大きな要素に?

新『Mass Effect』の主人公の外見や、探索用ビークルMakoの復活が発表【Comic-con International 2014】_01

 アメリカのカリフォルニア州サンディエゴで開催中のComic-con International(コミコン)で、エレクトロニック・アーツのSFRPG『Mass Effect』(マスエフェクト)についてのパネル・ディスカッション“Charting a Course: Developing the Next Mass Effect”が行われた。

 登壇したのは、シリーズを手掛けたBioWareのプロデューサーMike Gamble氏ら開発スタッフ。「開発を進めている」以上のことがほとんど明かされていないシリーズ最新作について語るとあって、ファンが大集結。それほど会場が大きくなかったこともあり、開演一時間前に並んでも入れないという状態だった(記者を始めとするほとんどの参加者が、それ以上前から並んでひとつ前の講演から聞くという、講演終了後に一回外に出なくていいルールに基づくコミコンテクを駆使した人)。

 そして「ファンのみんなにまず見て欲しかった」と明かされたのは、初期三部作のシェパードに続く、新主人公の姿。男女両パターンの戦闘用のデフォルト装備のモデルで、もちろん実際のゲームではカスタマイズ要素もあるという。ヘルメットを被っていてデフォルトの顔はわからないが、異星人ではなくシェパード同様に人類ではあるらしい。

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▲主人公(男性)
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▲主人公(女性)

 そしてもうひとつのサプライズが、惑星探索用ビークルであるMakoの復活。コンセプトモデルが出た瞬間、会場は大盛り上がり。惑星地表の探索はふたたび大きな要素になるようで、挙動についても「ちょっとアレだった」(Gamble氏)初代マスエフェクトの反省を活かし、レスポンス良く快適に操作できるよう模索しているという。
 動画でデコボコとした荒野をMakoで駆け抜けているテスト走行も見ることができたのだが、あくまで見た範囲でということであれば爽快で結構良さげな感じ。カスタマイズについても検討を進めているようで、早く地球を遠く離れた惑星をかっ飛ばしたいところだ。
(文・取材・写真:ミル☆吉村)

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▲Mako復活ッッ!!
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▲コンセプト映像の中で、デザインプロトタイプを披露。
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▲さらにテクスチャーを貼っていないモデルで屋外を走らせている光景も。