シリーズ初の“アンリアル・エンジン4”を採用

 2014年7月13日(現地時間)、アメリカ ラスベガスで開催された格闘ゲームの祭典“EVO2014(Evolution Championship Series)”において、バンダイナムコゲームスより『鉄拳7』の制作が発表! 合わせて、トレーラーが公開された。ここでは、その日本語版をお届けしよう。なお、本作の稼動開始日などは未定となっている。


 『鉄拳7』は、2014年12月に20周年を迎える3D対戦格闘ゲーム『鉄拳』シリーズの最新作として、アーケード向けに開発中。同シリーズで初めてエピック・ゲームズ社によるゲームエンジン“アンリアル・エンジン4”を採用しているのが特徴だ。『鉄拳』シリーズ プロジェクトディレクター 原田勝弘氏のコメントは以下の通り。

『鉄拳7』の制作が発表! 『鉄拳』シリーズ20周年記念タイトルとしてアーケード向けに開発中【動画あり】_02

【コメント】
 私は現在、発表を後に控えた複数のプロジェクトを同時進行させています。
 中にはサプライズもあり、ファンのみなさんが待っているものもあり、、、という中で、ようやく正統続編である『鉄拳7』を発表することができました。
 なかでも『鉄拳7』は20周年を迎えるということもあり、感慨深いタイトルです。
 正統続編という意味での前作『鉄拳6』の初登場が2007年ですから、『鉄拳』のストーリーが再び動き出す今作まで随分皆さんを待たせてしまいました。
 今回の『鉄拳7』では『鉄拳』ストーリーで語られてきた多くの因縁に決着が着き始めることになるでしょう。
 同時に三島家の真実やデビル因子のルーツ、隠されたエピソードや驚愕のキャラクター相関などについても遂に語られる事になる事と思います。
 今まさに、ベテランと若手の双方の鉄拳開発スタッフが再集結し、最新の鉄拳開発環境とUNREAL ENGINE4の描画エンジンを駆使して全力で開発に挑んでいます。
 トレイラーのロングバージョンやもっと詳細については北米時間7月25日のサンディエゴ・コミコンでお話させて頂きます。
鉄拳シリーズ プロジェクトディレクター 原田 勝弘
Twitter@Harada_TEKKEN

『鉄拳7』の制作が発表! 『鉄拳』シリーズ20周年記念タイトルとしてアーケード向けに開発中【動画あり】_01

 なお、原田氏のコメントにもある通り、アメリカ・サンディエゴにて開催されるComic-Con Internationalにて、7月25日(金)に実施されるパネルイベント“BANDAI NAMCO FIGHTING PANEL”にて、『鉄拳7』のさらなる詳細な情報とトレーラーのロングバージョンが公開される予定とのことだ。今後の新情報をお楽しみに!

【『鉄拳』シリーズとは】
1994年のアーケード向けに続いて、家庭用ゲーム機向けにも発売し、これまでに全世界でシリーズ累計4300万本以上の出荷数を記録する対戦格闘アクションゲームです。国内では携帯電話向けゲームや、パチスロ機にも展開するなど、キャラクターIP(知的財産権)を軸に多彩な展開をしています。2014年12月に『鉄拳』シリーズ誕生から20周年を迎えます。

【“アンリアル・エンジン”とは】
EPIC GAMES社が開発した“アンリアル・エンジン”は、多くの受賞実績がある世界最高峰のゲームエンジンです。最先端のグラフィック表現力や、ワールドクラスのツールセット、PCからコンソール、モバイルまでをカバーするスケーラビリティが特長です。
※“アンリアル・エンジン4”に関する詳細はこちら