『パラッパラッパー』などを手がけたクリエイターが参加
黒川塾(二十)の開催日が2014年7月24日に決定した。2周年記念企画の第2弾となる今回のテーマは“コンテンツプロデュースと丸山茂雄の『大往生』。
今回は、元ソニー・ミュージックエンタテインメント代表取締役社長 丸山茂雄氏、ソニー・コンピュータエンタテインメント創立メンバーのひとりであり内作タイトルの責任者でもあった佐藤明氏、プレイステーション用ソフト『パラッパラッパー』の開発とプロデュースを手がけた松浦雅也氏がゲストとして参加。プロデュース論から、丸山茂雄氏の著書“『大往生』に至る人生論まで、聴けば勇気と元気が出るトークショーが行われる予定。以下、リリースより抜粋。
■黒川塾二十(20)“コンテンツプロデュースと丸山茂雄の『大往生』” 概要
◆開催日程
2014年7月24日(木曜日)19時開場 19時30分開始 90分~程度 終了後懇親交流会あり
◆今回のテーマ
おかげさまで、黒川塾は2周年を迎えることができました(初回・2012年6月22日開催)。みなさまのご支援、ご鞭撻に深く感謝を申し上げます。ありがとうございます。6月に続き、黒川塾は2周年記念企画・第2弾として、日本のコンテンツ・クリエイティブにおける“プロデュース”にフォーカスしたトークセッションを共有したいと思います。
CBS・ソニーレコード(現・ソニー・ミュージックエンタテインメント)において、“ロックの丸さん”としてジャパニーズ・ロックを育成し、多くのアーチストを輩出。ソニー・コンピュータエンタテインメントの創業に参加し、プレイステーションのハードとソフトの導入を成功裡に導いた丸山茂雄氏。また、同じくCBS・ソニーレコード出身で、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント創業に深く関わり、営業、内部開発ソフトの責任者であった佐藤明氏を招聘します。
おふたりは、日本の音楽シーンを経験し、その後ゲームへの転身を遂げました。丸山氏と佐藤氏は、セールス、クリエィティブ、プロデュースなどの側面で相互補完の関係にあったと思われます。
また、音楽、ゲームの両面において、丸山氏、佐藤氏と、同じ時間や体験を共有したゲームデザイナー松浦雅也氏に登壇をいただき、音楽とゲーム、その両方をプロデュースし、成功を収めた丸山氏、佐藤氏、松浦氏から、エンタテインメント・コンテンツのプロデュースとは何を考えます。
また、丸山茂雄氏の著書『大往生』にもあるように、“がん”宣告、余命3ヶ月からの生還を果たした丸山氏の今を生きる姿勢をみなさまと共有させていただきたいと思います。積極的なご参加をお待ちしております。今回もみなさまとともにお時間を共有したいと思います。
◆開催会場
・御茶ノ水 デジタルハリウッド大学大学院 駿河台キャンパス
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア 3F
JR中央線 御茶ノ水駅聖橋口より徒歩1分 / 東京メトロ 千代田線・新御茶ノ水駅B2出口直結
・公式ホームページはコチラ
◆参加費
・peatix 事前申し込み 3000円(1ドリンク代込み 軽食あり)
・peatix 事前申し込み 学割 2500円(専門学校・大学など学生証をお持ちいただけた方を対象とします)
・当日料金 一般 500円/学生 3000円(学生証をご持参ください)
・デジタルハリウッド在校生割引 2000円(学生証をご持参ください)
◆参加申し込みはコチラ
◆ぜひ足をお運びください
あらゆるジャンルのクリエイター、プロデューサー、ディレクター、起業家、営業、販売促進などすべてのポジティブなマインドをお持ちの方を歓迎します。もちろん、それらの職業のかたに限定するつもりはありませんので、一般のかたも奮ってご参加ください。エンタメ業界に所属していなくても結構です。ここが何かの“入口”になるかもしれませんし、“出口”になるかもしれません。 積極的な参加をお待ちしております。
◆問い合わせ先
イベント運営責任者 黒川文雄 kurokawa.fumio@gmail.com
■ゲスト紹介・プロフィール
◆丸山茂雄(まるやましげお)氏
1941年生まれ。1966年、早稲田大学商学部卒業。読売広告社を経て、CBS・ソニーレコード設立と同時に入社。エピック・ソニーの創始者であり、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)取締役会長、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)代表取締役社長などを歴任。現在は247Music取締役会長。近著『大往生』。
◆佐藤明(さとうあきら)氏
1949年生まれ。1968年CBS・ソニーレコード入社。1993年よりソニー・コンピュータエンタテインメント創立メンバーの一人として、主に制作・営業を担当し『パラッパラッパー』『ポポロクロイス物語』『IQ』『グランツーリスモ』『ワイルドアームズ』『みんなのゴルフ』『どこでもいっしょ』 「アークザラッド』など多数のヒット作品をプロデュース。2011年退任。ソニー・コンピュータエンタテインメント代表取締役会長、ソニー・ミュージックエンタテインメント取締役を歴任。現エピックス代表取締役会長。
◆松浦雅也(まつうらまさや)氏
大阪府出身。1961年6月16日生まれ。ミュージシャン、ゲームデザイナー、プロデューサー。大阪府出身。1983年立命館大学卒業。打ち込み音楽の先駆ユニット“PSY・S(サイズ)”で1985年デビュー、計12枚のアルバムをリリース。作曲・サウンド面をすべて担当。プレイステーション用ゲームソフト『パラッパラッパー』(1996年発売)は、その後の音楽ゲームブームの先駆となり、70ヵ国以上でリリースされる。1999年発売の『ビブリボン』は(2012)年に、ニューヨーク近代美術館 (MoMA) 初のゲーム収蔵作品となる。現在まで、数々のゲームを制作している。現GDC ADVISORY BOARD EMERITUS、七音社代表。
■黒川塾 開催主旨
音楽、映画、ゲーム、ネット、IT、すべてのエンタテインメントの原点を見つめなおし、来るべき未来へのエンタテインメントのあるべき姿をポジティブに考える会です。開催時期に合わせてゲスト・テーマを決定し、参加者とそれらを共有し、現状分析、動向を研究し、新たな化学変化を起こし、まだ見ぬ方向性、あるべきエンタメ像を創造するものです。参加者においては、新たな気づき、明日からの活力になる勉強会、企画開催を心がけます。音楽、映画、ゲーム、ネットワークなど、すべてのエンタメビジネスに精通した“黒川文雄”がナビゲートするエンタメ小宇宙。“エンタテインメントの未来を考える会”(黒川塾)開催決定です。
明日からのエンタメビジネス、自らのライフスタイルへの気付きを与え、与えられる会にしたいと考えます。毎回 多才なゲストを招待しての事例紹介、クロストーク、リスナー参加型の質疑応答形式もあります。
■主催・司会 ナビゲーター・コメンテーター・黒川文雄
東京都生まれ。アポロン音楽工業を経て、ギャガコミュニケーションズ(現在のギャガ)にて映画配給宣伝、セガエンタープライゼス(現在のセガ)にてゲーム宣伝を革新的に進化させ、ゲーム内広告を世界で初めて展開。デジキューブにてゲームソフトのコンビニ流通を開拓、デックスエンタテイメントにてFLASHを用いた世界初のネット型対戦カードゲーム“アルテイル・ネット”を展開、ブシロードにて取締役副社長、製造管理、海外販売、オンラインゲーム開発。NHKJapanにては家庭用ゲームメーカーとの大型の共同タイトルを企画開発、運営まで。
あらゆるエンタメジャンルに精通したメディアコンテンツ研究家であり、本イベント・キュレーター。コラム連載など、多岐にわたる人脈と長年のナレッジの蓄積で新たな地平を切り拓いてきました。参加するみなさまとともに成長をしていきたいと思います。