新作ソフトの好調によりハード市場も活性化
ゲーム総合情報メディア ファミ通は、2014年6月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データをまとめた。集計期間は2014年5月26日~2014年6月29日(5週分)。
【家庭用ゲームソフト 月間販売本数TOP5】
1位 マリオカート8 (Wii U) 任天堂 51万2467本
2位 ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス (3DS) アトラス 23万4880本
3位 フリーダムウォーズ (Vita) ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア 18万7890本
4位 妖怪ウォッチ (3DS) レベルファイブ 13万3590本
5位 機動戦士ガンダム サイドストーリーズ (PS3) バンダイナムコゲームス 94503本
【家庭用ゲームハード 月間販売台数】
(ニンテンドー3DSはニンテンドー3DS LLを含んだ合計値、プレイステーション Vitaはプレイステーション Vita TVを含んだ合計値になります)
1位 ニンテンドー3DS(合計) 14万3176台 (先月1位 ニンテンドー3DS 13万3170台)
2位 プレイステーション Vita(合計) 79429台 (先月2位 プレイステーション Vita 71289台)
【家庭用ゲームソフト メーカー別販売本数TOP3】
1位 任天堂 83.9万本
2位 バンダイナムコゲームス 43.9万本
3位 アトラス 24.7万本
<以下、リリースより詳細を抜粋>
【2014年6月期の家庭用ゲーム市場について】
6月期の月間ゲームソフトランキングでは、『マリオカート8』(任天堂/2014年5月29日発売/Wii U)が51.2万本を販売し、初登場首位を獲得。月間ランキングでWii Uソフトが1位を飾るのは、本作が初となります。『マリオカート』シリーズ過去3作がミリオンを突破しているだけに、本作もミリオン達成が期待されます。
そのほかの新作ソフトでは、『ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス』(アトラス/2014年6月5日発売/3DS)が2位にランクイン。『フリーダムウォーズ』(ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア/2014年6月26日発売/Vita)が、3位となりました。
また、『ワールドサッカー ウイニングイレブン 2014 蒼き侍の挑戦』(KONAMI/2014年5月22日発売/PS3・3DS・PSP)のPS3版が、6月からスタートしたサッカーワールドカップの盛り上がりとともに8.6万本を販売し、前月同様の6位となっています。
ハード市場では、ニンテンドー3DS(3DS LLを含む)が月間14.3万台を販売し、首位となりました。プレイステーション Vita(Vita TVを含む)は7.9万台を売り上げ、2位にランクイン。また、Wii Uが5.9万台を販売し3位となっています。
2014年7月期には、『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』(レベルファイブ/2014年7月10日発売予定/ 3DS)、『俺の屍を越えてゆけ2』(ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア/2014年7月 17日発売予定/Vita)、『ヨッシー New アイランド』(任天堂/2014年7月24日発売予定/3DS)といった人気シリーズの最新作が発売予定となっています。これらタイトルの発売で、ソフト市場の盛り上がりが期待されると同時に、ハード市場の動向も注目されます。
<ファミ通調べ>
(注)ソフトの売上本数については、集計期間中に販売されたすべてのタイトルを対象としています。
2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。
(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)
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