九州&東北の最強が決定
全国でアミューズメント施設を展開するタイトーが主催する、『ウルトラストリートファイターIV』の大規模イベント“エリア最強決定戦”。今回は、2014年6月14日に開催された“東北最強”と6月21日に開催された“九州最強”の模様をリポートする。
エリア最強決定戦とは?
タイトーが主催する『ウルトラストリートファイターIV』の大型イベント。2014年6月14日から全国4地区にて、各エリア最強プレイヤーを決めるトーナメントが実施される。大会レギュレーションは、世界最高峰の格闘ゲームイベント“EVO”に準拠したルールを採用。各大会にエントリーしたプレイヤーの中から、ゲーム内の強さを表す数値“BP”の上位16名がトーナメントに参加できる。それぞれの大会上位4名は、10月ころに都内で開催予定の“ウルトラストリートファイターIV グレードB公式決勝大会”への参加権利を獲得する。
【エリア最強決定戦開催概要】
◇大会名称:TAITO STATION Presents ウルトラストリートファイターIV エリア最強決定戦
◇競技種目:『ウルトラストリートファイターIV』
◇大会日程&会場:
「東北最強」2014年6月14日(土) 13時~ タイトーステーション 仙台クリスロード店
「九州最強」2014年6月21日(土) 13時~ タイトーステーション 福岡天神店
「関西最強」2014年6月28日(土) 13時~ タイトーステーション 大阪日本橋店
「関東最強」2014年7月6日(日) 12時~ タイトーステーション 新宿南口ゲームワールド店
◇レギュレーション:3試合先取ダブルイリミネーショントーナメント
◇参加資格:
タイトーステーションオリジナルNESiCA購入者。
エントリープレイヤー中、BP上位16名がトーナメントに参加。
◇特典:
参加者には参加特別称号が付与。優勝者、準優勝者には上位入賞特別賞号が付与。
上位4名は”ウルトラストリートファイターIV グレードB公式決勝大会”への出場権利を獲得。
◇公式サイト(→こちら)
第1回目の舞台は仙台
“東北最強”の会場となったのはタイトーステーション仙台クリスロード店。ビデオゲームフロアの4階に特設会場が設置されて大会が開催された。この店舗はアーケード対戦格闘ゲームに非常に力を入れており、過去にはユーザーイベントの決勝大会会場にも協力するなど東北の対戦格闘ゲームシーンを支え続けているお店だ。
エリア最強決定戦で採用されているレギュレーションは、“EVO”をはじめとしたおもだった国際格闘ゲーム大会で採用されることが多いワールドスタンダードなルール。しかしながら、このルールが国内の大会で採用されることは希少で、エリア最強決定戦では“負けたほうがキャラクター変更OK”というシステムがどう使われるかも気になるところ。第1回目となる今回の東北大会では、使用キャラを迷ったり実際にキャラクター変更する選手も度々見受けられたぞ。『ウルIV』はプレイアブルキャラクターもかなり多く、キャラクターの相性が大きく影響するゲームだけに複数のキャラクターを扱えると大きなアドバンテージとなる。
東北最強は誰の手に……?
トーナメントをベスト4まで勝ち進んだのは“赤眼龍”選手、“EXぷげら”選手、“だるい”選手、“ちびひげ”選手。以上4名はグレードB決勝大会出場権利を獲得し、10月に都内で開催予定の決勝大会に九州代表選手として進出する。グランドファイナルは、ウィナーズを力強く勝ち上がってきた“EXぷげら”選手対、ルーザーズに落とされた相手“赤眼龍”選手をルーザーズファイナルで破って勝ち上がった”だるい”選手の組み合わせとなった。以下がその動画だ。“EXぷげら”選手のクナイを使った密度の高い攻めと、“アサヒスーパードライ”選手の画面端での踏ん張りに注目!
東北最強グランドファイナル
以上の結果、エリア最強決定戦第1回“東北最強”は三太郎選手が優勝に輝いた。
トーナメント結果(→こちら)
“東北最強”上位4名入賞コメント
4位 マサムネ選手
本戦もロレントでがんばります。
3位 涙猫@メロンジュース選手
とりあえず勝つことができました。
コーディーは弱体化してるって言われているんですけど、まだまだコーディーは強いと思います。
コーディー使いの人もっともっと使っていってください!
2位 アサヒスーパードライ選手
本田を強くしてください!お願いします(笑)
本戦ではいっぱい大銀杏投げしたいです。
1位 三太郎選手
地元の仙台で優勝できて嬉しいです。
本戦では何のキャラを使うかわからないんですが、とりあえず頑張ります!
第2回目の舞台は福岡
“九州最強”の会場はタイトーステーション・福岡天神店。福岡アーケードゲーマーの多くがここをホームとしているゲームセンターだ。ビデオゲームフロアは地下に設置され、筐体は広いスペースを活かしてゆったりと配置されている。今回の大会会場も地下に特設レイアウトが組まれ、インターネット生放送も実施するなどプレイヤー達を歓迎していたぞ。
第2回目となる九州大会。会場には福岡をホームとする選手をはじめ熊本や大分など九州各地からプレイヤーが集い、遠くは広島からも参戦する選手が現れた。エントリー枠16名も全て埋まり、全国に名を馳せるプレイヤーも多いそうそうたるメンバーでの闘いとなっていたぞ。また、今回の九州大会では「負けた側がキャラ変更OK」のルールはあまり利用されず、ひとりのキャラを貫くプレイヤーが多く見受けられた。しかしながら、その分1つの組み合わせの内容がかなり濃密。負け試合の経験をすぐにつぎの試合に活かす、『ウルIV』らしい読み合いの展開が多くくり広げられていた。
現時点の九州最強は誰だ!?
トーナメントをベスト4まで勝ち進んだのは“赤眼龍”選手、“EXぷげら”選手、“だるい”選手、“ちびひげ”選手。以上4名はグレードB決勝大会出場権利を獲得し、10月に都内で開催予定の決勝大会に九州代表選手として進出する。グランドファイナルは、ウィナーズを力強く勝ち上がってきた“EXぷげら”選手対、ルーザーズに落とされた相手“赤眼龍”選手をルーザーズファイナルで破って勝ち上がった”だるい”選手の組み合わせとなった。以下がその動画だ。“EXぷげら”選手のクナイを使った密度の高い攻めと、“アサヒスーパードライ”選手の画面端での踏ん張りに注目!
九州最強グランドファイナル
以上の結果、エリア最強決定戦第2回“九州最強”優勝は“EXぷげら”選手に決定した。
トーナメント結果(→こちら)
“九州最強”上位4名入賞コメント
エリア最強決定戦はあと2回、「関西最強」6月28日(土) と「関東最強」7月6日(日)が予定されている。どちらも16人中4人がグレードB決勝大会への出場権利を獲得できるので、大舞台で闘うチャンスを得るにはまたとない機会だ。腕に覚えのあるプレイヤーは是非会場に足を運び、大会にエントリーしてみるといいぞ。また、残りの大会模様もインターネットで生放送される。各地の猛者達の闘いに期待しよう!