キャラ同士で連携する“援護システム”も公開！
バンダイナムコゲームスは、2014年10月23日発売予定のニンテンドー3DS用ソフト『テイルズ オブ ザ ワールド レーヴ ユナイティア』について、物語の序盤や登場キャラクターなどの最新情報を公開した。
■物語の序盤が公開
本作のストーリーは“テルン編”、“ナハト編”からなる2本立て。今回は、それぞれの序盤の物語が公開された。
◆テルン編
見知らぬ世界で目覚めたアスベルとロイド。自分の名前以外の記憶をすべてなくしていたふたりだが、助けを求めるテルンに応えてヴールと戦うことに。ヴールに怯えるテルンから詳しい話を聞くため、安全なルフレス族の街を目指す一行。その途上、同じように記憶をなくして目覚めたナタリアと出会い、仲間になる。
眼下に広がるルフレスの街。それはどこか見覚えがある建物が建ちならぶ夢の産物だった。聞けば、街はルフレス族たちが造ったのではなく、夢を見ているひとびとの世界にあるものが形を得ているのだという。
ようやく街にたどり着いた一行だが、ルフレスの街までもがヴールに襲われていた。そんな中、ルフレスの若仔たちをかばい、たったひとりでヴールに立ち向かっていたのはフレンだった。アスベル、ロイド、ナタリアはフレンと協力し、ルフレスの街からヴールを一掃する。
テルンには、アスベルたちが記憶をなくしてしまっている理由がわからない。それでも、レーヴァリアや、そこに暮らすテルンたちが置かれている危機を理解したアスベルたちは、こころよく協力を申し出る。そして、まずはルフレスの街の安全を確保するため、街周辺のヴールを退治することに。テルンはふたたびヴールに立ち向かうことに怯えながらも、アスベルたちが倒したヴールを浄化するため、いっしょに行くと言う。
そして街の外に出た一行は、魔術でヴールに対抗していたルビアと出会うことに……。
◆ナハト編
テルンたち若仔をルフレスの街に残し、メランコリウムと呼ばれる場所で、強大なヴールを封じる結界の維持にあたる“夢守”たち。最強の夢守であるナハトは、結界の異変を察知する。
結界から飛び出したヴールの塊を追い、ただひとり戦うナハト。夢紬の力を発揮してからくも勝利するが、強敵との戦いによって激しく消耗してしまう。そんなとき、若仔たちが行った召喚の儀式を目撃したナハトは、儀式の失敗により、多くの“夢見る目覚めのひと”がレーヴァリア中に散り散りになってしまったことを知る。
近くに落ちた“夢見る目覚めのひと”の気配をたどったナハトは、目覚めたばかりのユーリとジェイドを発見する。しかし、ふたりはすでにヴールの影響を受け、正気を失いつつあった。
ふたりを浄化するため、ナハトはまず戦ってユーリとジェイドの動きを止めようとするが、一度にふたりは倒せない。そこで、ユーリかジェイド、まずはどちらかを倒して浄化し、もうひとりの浄化に協力を願い出る。
こうしてナハトは無事ふたりを浄化することに成功する。レーヴァリアの問題に巻き込んでしまったことを詫び、事情を説明したナハトは、ふたりに助力を乞う。しかし、記憶をなくし、いきなり戦いに巻き込まれたふたりはナハトの言葉を鵜呑みにはせず、まずは様子を見せてもらいたいと答えを保留するのだった……。
■登場するシリーズキャラクターたち
◆スタン・エルロン（声：関智一さん／『テイルズ オブ デスティニー』）
「ヴールなんかに負けるな！ この世界を守るんだろ！」
剣と火の攻撃術を使いこなす魔法剣士。いつも前向きで希望を忘れない、おおらかな性格の持ち主。
◆エミル・キャスタニエ（声：下野紘さん／『テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-』）
「ぼ……僕も、あなたたちと一緒に行きたい……です」
戦いになるとひとが変わったように攻撃的になる少年剣士。普段は自分に自信がない言動が目立つが、心優しい性格を持つ。
◆マルタ・ルアルディ（声：釘宮理恵さん／『テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-』
「そうだよ、仲間だもん。助けるのは当たり前！」
スピナーと術を駆使する独特の戦闘スタイルの少女。明るく前向きなパーティーのムードメーカー。
◆ジュード・マティス（声：代永翼さん／『テイルズ オブ エクシリア』）
「まずは自分の手の届く範囲のことをしっかりやってみようと思うんだ」
困っているひとを放っておけない、心優しい少年。格闘術で戦う。
◆シェリア・バーンズ（声：河原木志穂さん／『テイルズ オブ グレイセス』）
「目の前で誰かがいなくなってしまうなんて、絶対にさせない」
ナイフと術を使いこなし、回復も担う少女。面倒見がよく思いやりにあふれ、つねに仲間を気にかけている。
◆ティア・グランツ（声：ゆかなさん／『テイルズ オブ ジ アビス』）
「 ……お礼を言われるほどのことはしていないわ」
いかなる時も冷静沈着でおとなびた術士。さまざまな回復術を使いこなす。
◆ヴェイグ・リュングベル（声：檜山修之さん／『テイルズ オブ リバース』）
「あまり暗い気分にならない方がいい。ヴールを強めるだけだ」
一見冷たそうだが、発言から優しさが垣間見える青年。大剣による強力な一撃と氷属性の技をくり出す。
◆藤林すず（声：川田妙子さん／『テイルズ オブ ファンタジア』）
「結構です。私は守られずともひとりで戦えますから」
折り目ただしく、おとなびた少女。すばやい身のこなしで独特の忍術を使う。
◆ジュディス（声：久川綾さん／『テイルズ オブ ヴェスペリア』）
「私では満足させてあげられなかったのかしら。残念だわ」
謎めいた雰囲気を持つ落ち着いた女性。その反面、長い槍を振り回す好戦的な一面も持つ。
◆リッド（声：石田彰さん／『テイルズ オブ エターニア』）
「まあ、放っとけねえよな。危なっかしいヤツばっかだもんな」
口では面倒だと言いながらも、実は面倒見のよい剣士。空を見るのが好き。
■ゲームシステム“援護システム”
本作では、敵に攻撃する際、その敵、またはターン中のキャラクターを対象範囲とする術技を持つ味方キャラクターが存在する場合、援護を要請することができる。援護を要請すると、キャラクターどうしが協力して、敵を挟撃したり、回復や補助と攻撃を組み合わせて戦うことができる。
