オリジナル版をリファイン
オリジナル版が1991年に発売され、数々のハードで親しまれたアドベンチャーゲームの傑作『アウターワールド』(原題『Another World』)がプレイステーション4で復活することが、北米のPlayStation.Blogで明らかになった(⇒北米のPlayStation.Blogはこちら)。プレイステーション4のほかに、プレイステーション3およびプレイステーション Vita版も発売される。
本作の開発を担当するのは、ドイツのデベロッパーMartial Hesse-Dreville氏らで、オリジナル版を手掛けたEric Chahi氏も全面協力。ブログによると、プレイステーション4版は“本当にフルHDのエクスペリエンス”になっているとのこと。グラフィックは実際の表示以上の2560×1600ピクセルでレンダリングされおり、ポリゴンのエッジも綺麗に見える。そのために、背景はEric Chahi氏が手直ししているのだとか。さらにアニメーションについても、高解像度化により粗が出てしまう部分をリファインしている。リファインにあたっては、オリジナルデータにこだわったために、相当試行錯誤したらしい。
また、サウンド面では、セガCDのサントラをオプションに追加。さらに、クロスバイおよびトロフィーやセーブの共有にも対応するとのことだ。
新しい『アウターワールド』は、北米では6月24日、欧州では6月25日に発売予定。日本での展開も気になるところだが……。