シリーズでおなじみのチャットシステムも健在!
バンダイナムコゲームスは、プレイステーション3用ソフト『テイルズ オブ ゼスティリア』について、津田健次郎さんが声優をつとめる天族の新キャラクターや世界観、戦闘システムなどの最新情報を公開した。
■新キャラクター
◆ザビーダ
「憑魔は地獄へ連れてってやるのが俺の流儀さ」
性別:男性/身長:187センチ/声:津田健次郎さん/キャラクターデザイン:岩本稔氏
たったひとりで憑魔を狩る旅を続けている、風属性を持つ天族。言動も風のようにとらえどころがなく、軽口ばかり叩き、女性と見れば口説きにかかるお調子者かと思えば、いざという時には一瞬の隙もない立ち居振る舞いを見せる。実際に戦闘センスと経験は天族の中でもずば抜けている。強敵との戦いを楽しむハンターのような感性を持っており、ひとたび戦いが始まれば暴風のように荒れ狂い、とどまることを知らない。デゼルとよく似た風天族の戦闘スタイルに加え、憑魔を滅するジークフリートという未知の武器を所有している。その目的も正体も不明だが、ためらいなく憑魔を殺し、導師にすら戦いを仕掛ける危険極まりない天族である。
■『テイルズ オブ ゼスティリア』の世界
◆ハイランド王国とローランス帝国
長い戦乱の末、グリンウッド大陸の覇権は、東北地方を治めるハイランド王と、中央部を支配するローランス帝国の2国に集約された。同じ天族信仰を持ち、祖先を同じくするともいわれる両大国は、以来10数年、大きな衝突もなく平穏を保っていた。しかし、“災厄の時代”によって国内が混乱し、民衆の不安が大きな高まりをみせると、両国は、それらを払拭するために“外征”を計画。同時に軍の動員を開始した。国境付近では、すでに小規模の衝突が始まっている模様である。
◆従士(じゅうし)
導師の配下として、その活動を補佐する人間を従士と呼ぶ。導師になれるほどの霊応力を持たない者も、導師と契約することで憑魔を知覚し、天響術を操って戦うことができるようになる。アリーシャは、主人公・スレイと契約し従士となるが、その力はあくまで導師であるスレイを源とする限定的なものである。
◆神依(かむい)
神依(かむい)とは、導師が“神器(しんき)”と呼ばれる“型”をベースにして契約天族をまとい、1体に融合変身することである。人と天族とが力を合わせて戦う究極の形であり、導師の切り札となる決戦術式。神依を発動し、天族と融合することを“神依化(かむいか)”と呼ぶ。スレイは、聖剣際で引き抜いた聖剣を神器としてライラと神依化を果たし、巨大な炎の剣で憑魔の大軍をなぎ払うほどの力を得る。
◆ペンドラゴ
大陸最大の人口をもつローランス帝国の首都。大陸中央部に位置する物流の要でもある。巨大な城壁内に王宮や神殿遺跡など、数百年前の“アスガード興隆期”の建造物を抱えており、ある意味、街全体が遺跡であるともいえる。レディレイクの華麗な造作とは対照的に、質実剛健に統一された様式は、ローランス帝国の長い歴史と、その国風を現代に示している。
◆パルバレイ牧耕地
ペンドラゴの周辺に広がるグリンウッド大陸最大の穀倉地帯。丘陵部は放牧地として利用されており、“帝国の食料庫”と呼ばれている。ローランスの民の暮らしと国力を支える豊穣な土地であったが、“災厄の時代”が始まって以来、長雨や、農作物の病害が続発し、その食料生産力は激減しているという。
■戦闘システム“FusionicChain-LMBS”
◆神依化
2メートルを超える大剣を振るい、周囲の敵を浄化の炎でなぎ払う。ただでさえ広い攻撃範囲は、3連携目には4メートルに達する巨大剣へと変化し、群がる憑魔を一網打尽にする。
◆チャットシステム
『テイルズ オブ』シリーズおなじみのチャットは本作でも健在。エピソードにそったシリアスな内容はもちろん、旅の途中で垣間見られるキャラクター同士の面白おかしい掛け合いも見ることができる。話しているキャラクターはもちろん、話していないキャラクターも会話に合わせて表情を変えるため、全員に注目しよう。
チャットのいくつかにはキャラクターの特別なカットが挿入され、キャラクターの高ぶった気持ちや、細かいニュアンスを伝える演出となる。今回公開されたアリーシャのほかにも、キャラクターたちのさまざまな表情カットが挿入されるので、ゲーム内でチャットの発生を確認したら見逃すべからず!