SCEカンファレンスも大きな歓声が上がった人気シリーズ最新作
アメリカ・ロサンゼルスで開催される世界最大級のゲーム見本市E3 2014に先駆けて行われたソニー・コンピュータエンタテインメントのプレスカンファレンスで発表された『リトルビッグプラネット3』。
プレイステーション4用ソフトとなった本作は、奥行きが増すなど、ステージ構成も進化。キャラクターのカスタマイズなども、ストレスなくサクサクできるようになっている。
本作の大きな特徴は新たに登場するToggle、Swoop、Oddsockの3種類のプレアブルキャラクター。最大4人でプレイできるco-op時などでは、それぞれの特徴を活かしてステージをクリアーしていくことになる。たとえば、もっとも大きいToggleは重いブロックなどを移動でき、鳥のようなSwoopは鉤爪でオブジェクトや仲間たちを引っ張りあげたり、といった具合。OddSockは、高速で機敏な壁ジャンプができる。ちなみに、Toggleは小さいものに変身することもでき、小さい状態で水に浮いて、大きくなって(重くなって)水中に沈む、試遊ではなんてことも確認できた。
主人公リビッツには、プレスカンファレンスのデモにもあった通り、新アイテムとして風を送って風車を回して仕掛けを作動させる、といったものが用意されている。
ステージやキャラクターを自由にデザインできるのも、本作の特徴のひとつだが、本作ではプレイステーション4の性能により、よりパワフルに、しかも簡単になっている。しかも、それぞれのキャラクターの性能もカスタマイズできるようで、Toggleの走るスピードを1000倍にする、なんてことも可能に。また、キャラクターの能力もカスタマイズできるようで、E3会場でプレゼンを受けた際には、たとえば、Toggleの変身後をSwoop(の見た目と能力に設定する)といったことも紹介された。Swoopの立場は……という気がしないでもないが、細かことは気せず、自由にデザイン・カスタマイズでき、ラフに楽しめるというシリーズの特徴にさらに磨きがかかった作品という印象だ。