ドキッ！ 男だらけのオフラインイベントが開催！
2014年6月7日、NHN PlayArtはオンラインアクションRPG『ドラゴンネスト』において、男性限定のオフラインイベント“男だらけの男子会”を開催した。
この男子会では“男性ユーザーどうしのコミュニケーション”を重視しており、言わば“運営チームが場を提供したオフ会”。司会のハンゲ太郎氏は、冒頭に「ファン感謝祭みたいなキッチリした感じではなくて、あえてユルくしてあります」と述べていた。決してイベント進行がグダグダしたときの保険ではない。
ちなみに、ハンゲ太郎氏のコスチュームはチャイナ服。男子会→男→男塾→王大人（ワンターレン）→チャイナ服という流れで決めたとのこと。残念ながら参加者にはほとんど伝わっていなかった。
6月25日実施予定のアップデート内容詳細
イベントの冒頭で、6月25日に実施予定のアップデート内容の詳細が先行公開された。
■ブラックドラゴンネスト ハードコア
最大8人でブラックドラゴンを討伐するエンドコンテンツ“ブラックドラゴンネスト”のハードコア版。
■サードコアネスト（仮）
序～中盤に登場する3体のボスと3連戦する特殊なネストダンジョン。それぞれが入場制限のLv70に見当たった強さになっている。
■ドラゴンハンティングシステム（仮）
誰でも気軽にエンドコンテンツ“ドラゴンネスト”に挑戦できるシステムが実装される。何度やられても無限に復活でき、しかも装備の耐久度が減少しないため、ノーリスクで“ドラゴンネスト”に挑戦可能。曜日によって行けるネストダンジョンが異なるほか、開催時間も決まっているようだ。
■6月のスキル改変
◆1次職スキル改変
あまり使われることがなく、価値の低かった1次職スキルの価値を高めるのが目的。
○SP投資対比ダメージ確保
スキルLv.6でスキルダメージ上昇/Lv.11でスキルダメージ追加上昇
SP投資対比ダメージ貢献度は1次転職の1回目の主力スキルと同じか、あるいはそれ以上になるようだ。
○PvEモードのアクション価値付与
スキルLv.6に成長すると、PvEで新たに価値のあるアクションを行えるようになる。
【ウォーリアー】
・ロックブレイク：攻撃範囲が拡大され、空中での方向転換が可能になる。
・ソニックウェーブ：ウェーブが強化され、攻撃範囲が拡大する。
【アーチャー】
・マジックアロー：連続で爆発を引き起こしながら飛び、敵を貫通する。
・スパイラルスピン：疾風の範囲が少し拡大し、敵を引き寄せる。
【アカデミック】
・エアーショット：前方に波長が発生し、浮かせる範囲が拡大し、追加攻撃が発射体に変更される。
・フォースアウト：後方に回避して詠唱する。
【カーリー】
ソウルウィンド：発射体の範囲が拡大し、敵を貫通する。
・ファンシーターン：地面に判定エリアが発生し、敵を引き寄せる。
【アサシン】
・ダーティートリック：追加攻撃が前方の敵を引き寄せ、突進する。
・シャドーハンド：射程距離が短くなるが、詠唱速度が非常に速くなる。
【ソーサレス】
・ホイーリングスタッフ：魔法攻撃力に変更される。スタッフ回転攻撃による波長が前方に進みながら敵を押し出す。
・フォースエクスプロージョン：爆発エリアにグラビティーの球体が生成され、3秒間ダメージを与える。
【クレリック】
・ダイレクトキック：射程距離が延長される。
・ディヴァインコンボ：追加攻撃が全区間で可能になり、右クリックで地面を叩き、敵を宙に浮かせる。
◆エンジニア（ギアマスター／シューティングスター）スキル改変
【ギアマスター】
召喚体を使った戦闘は以前と同様にそのまま残る。
これからは戦闘の状況を自ら判断し、自分の”戦闘モード”を変更できるようになる。
新しく追加される“メカニックモード”を選ぶと、タワーの攻撃を自分自身で行う“直接攻撃”へと変更される。
・ノーマルモード
いままでと同じ戦闘スタイル。少し不足気味だった攻撃のダメージが上方修正される。
召喚体のスキルがすべて命中すれば、十分なダメージが期待できる。
・メカニックモード
敵がたくさん動くなど、召喚体での攻撃が難しいと判断した場合に備えて追加されるモード。
召喚体を使った先頭に比べて少しダメージが劣るが、ステージを動き回る敵（ベルガーディアンなど）や召喚体を壊してくる敵（ブラドバルーサメルカなど）などにも効果的にダメージを与えられる。
【シューティングスター】
シューティングスターの攻撃スキルを“砲弾スキル”と命名。
“マインスロアー”や“ケミカルミサイル”、“スプラッシュ”を使用する際に、新スキル“実弾装填”による新しい概念“実弾”を消費する。
感覚的にはアサシンの“スキルチャージング”に近く、装填している弾の数だけクールタイムなしで連発できるようになる。
継続的に実弾を装填しながら戦う必要があるが、“キャノンブラスター”を使えば実弾を使用せずとも火力を維持可能。だが、敵が弱点を見せたときに、溜めていた実弾を使いまくって爆発的な火力を発揮することもできる。
実弾を全段装填したシューティングスターは、高火力のダメージディーラーとして活躍するだろう。
・実弾装填：実弾を1発装填する。
・ケミカルグレネード：今後、ケミカルミサイルのデバフ効果は、こちらのグレネードを使って付与するようになる。
・ケミカルミサイル：他職のLv.32スキルに比べてかなり低めに設定されていた攻撃力が上方修正される。
・キャノンブラスター：持続的に使用できる、シューティングスターの主力砲撃スキル。
◆インクイジター／クルセイダースキル改変
【インクイジター】
・コンセクレイション：範囲内で一部スキルを発動時、一部スキルが強化して発動するように変更される（PvEのみ）。
・ライトニングボルトEX：スキル発動をキャンセルできるようになる。
・ヘブンスジャッジメント：攻撃力が上方修正され、PvEでは発動中に無敵判定が適用される。
・エレクトリックブレス：無属性追加ダメージが上昇する。
・グランドクロス：ダメージが上昇する。
【クルセイダー】
・ホーリークロス／セクレドハンマーリング：物理攻撃力が追加される。
・アーマーブレイク：ダメージを受けた敵は“物理防御力減少”から“防御力減少（物理/魔法）”に変更される。
・トールハンマー：トールハンマー使用時、力と知力ステータスが上昇するようになる。
・マジカルブレス：雷属性攻撃時、物理＆魔法攻撃力がすべて上昇するように変更され、攻撃成功時にスマイトスキルの再使用時間が短縮する。
■そのほかのシステムアップデート
男と男のアツいトーク！ 男のディスカッションタイム！
いくつかのグループに分かれてディスカッションを行い、出た意見を発表する定番企画。これまでに2回開催された“女子会”でも実施され、さまざまな意見が飛び出している。
今回のテーマは“もし自分たちが『ドラゴンネスト』運営チームだったら、ここを変えたい、こういうことをしたい”。
【各グループの意見】
・24時間カウンセラーを置く
ゲームに関する質問を受けるスタッフを常駐させる。始めたばかりだと、ほかのプレイヤーに聞くのもためらってしまうので、序盤の街にいるといいかも。
・ギルド同盟
ギルド間で同盟を組めれば、いっしょに遊ぶプレイヤーを集めやすくなる。同盟員ならエンドコンテンツにも誘いやすく、よりゲームを楽しめるようになるはず。
・シュパンボックス改善案
“シュパンボックス”とは、ランダムでアイテムが手に入る課金アイテムのこと。その性質上、レアアイテムを狙って買い過ぎる人もいる。一定数買って貯めたポイントでレアアイテムと交換できるなど、“いつか手に入る保障”があれば過度な課金を抑制できるのではないか、という意見。
・装備の簡略化
装備集めが大変だと感じ、エンドコンテンツに挑戦する前に止めてしまう人もいる。もっとシンプルにすれば遊びやすくなり、新規ユーザーの定着率も上がるのではないか、という意見。
・課金アイテムを取引所で売買できるように
現在は課金アイテムをゲーム内通貨で安全に取引できるシステムがなく、詐欺に合う可能性ある。一般アイテムと同じように取引所システムが対応すれば、安心して取引できるようになる。
・エンドコンテンツの入りにくさの緩和
エンドコンテンツになると少しのミスが挑戦失敗につながるため、迷惑をかけるのを恐れてパーティーに参加できない人もいる。ひとりでもできるプラクティスモードがあれば問題を改善できる。その際、NPCを連れて行ければパーティープレイの練習にもなる。
・運営チームは週休3日
「もし自分たちが運営チームだったら」というテーマを逆手に取った意見。しっかり休んでリフレッシュして、じっくり運営方針を考えてほしいとのこと。もっとも運営スタッフのみなさんを笑顔にした回答だった。
サーバー統一最強決定戦！
ディスカッションの後はPvPミニ大会が実施された。運営チームが用意したキャラクターを使ってサーバーごとに勝ち抜き戦を行い（勝敗は男らしく1ラウンドのみで決定）、サーバー代表を決定。その後、決勝戦用の特別席に移動し、最強プレイヤー決定戦を行った。
PvP大会のつぎは“参加者 VS ハンゲ太郎氏”と“PvP優勝者 VS YAMAMOTO氏”のエキシビションマッチ。
これはどちらもイベント内ミッションに関係している。前者は“どちらが勝つか予想が当たったら1コインゲット”。後者は“PvP優勝者がYAMAMOTO氏に勝ったら1コインゲット”。
前者の試合の勝利者予想については、ハンゲ太郎氏が勝つと予想した人はひとりもいなかった。会場全体の心がひとつになった瞬間である。
PvPコンテンツの強化も進行中！？
ひと通りのプログラムが終了したところで、桃知みなみさんから「雨の中せっかく着てもらったのに、これだけでいいんですか？」というひと言が。急遽、運営チームのミーティングが開かれ、参加者全員にシュパンボックス46個が贈られることになった。
YAMAMOTO氏によると、PvP関連の調整は継続的に行っていき、年末頃を目処に海外のプレイヤーと戦うようなイベントも企画中とのこと。交流を重視したイベントも楽しいが、『ドラゴンネスト』の実力を競い合うイベントも盛り上がるのは間違いない。今後の展開に期待したい。
