竜と奏でるRPG
セガは、今冬に発売を予定しているプレイステーション3用ソフト『シャイニング・レゾナンス』の最新情報を公開した。今回は、物語の中核となるキャラクターの詳細を紹介する。
■概要
◆『シャイニング』シリーズ新生!
『シャイニング』シリーズ完全新作がプレイステーション3に登場! 従来の世界観を一新し、ドラゴンを主人公に据えた物語が描かれる。竜の力をめぐって巻き起こる大乱の結末とは――。すべてのRPGファンに贈る、美しくも切ないファンタジー戦記。
◆竜と奏でるRPG
本作の主人公は、なんとドラゴン。ともに戦う仲間は、魔法の音楽を奏でて戦う“竜奏騎士”たち。彼らの武器は、竜の力を不思議な音楽に変える楽器“竜刃器”。幻想的な歌と音楽が竜の魂と共鳴(レゾナンス)するとき、宿命の戦士たちが覚醒する!
竜を守護する個性的な“竜奏騎士”たちに加え、ドラゴンを狙う強力なライバルたちも続々と登場。そして、強大な敵の竜との戦いがプレイヤーを待つ……。伝説の楽器の使い手、“竜奏騎士”たちの活躍に期待しよう。
◆ライブ感抜群のリアルタイムアクション&コマンドバトル!
広大なフィールドにいるモンスターに出会うと、シームレスにバトルに移行。シンプルな操作で爽快なアクションを繰り出せる!
さらに、ドラゴンとの共闘や本作ならではの多彩な要素に注目! 最大4人パーティで繰り広げられるバトルでは、歌と音楽を活用した新システムで、楽団(バンド)のようなライブ感覚を味わえるパーティの力を合わせ、魔法の音色でドラゴンの力を極限まで引き出そう。
■“竜奏騎士”と“竜刃器”
◆“竜奏騎士(ドラグナー)”とは
“竜刃器”と呼ばれる、伝説の楽器を使って戦う戦士たち。魔法の音楽を奏でることによって、失われた竜の力を呼び覚まし、大自然の力を自在に操る技を使う。
◆“竜刃器(アルモニクス)”とは
“竜奏騎士”の武器は、竜の力を呼び覚ます魔法の楽器“竜刃器”。かつて、竜の体より生み出された伝説の武器。武器としてだけではなく、魔法のメロディを奏でる楽器の機能を持つ。
世界でもいくつかの存在が確認されているのみである。
■物語
ドラゴンは少女に恋をした。 その時世界は……。
いにしえの大陸に、“アルフヘイム”と呼ばれる神の地が存在する。
かつて、この世界で栄華を誇った竜たちが滅びてから、長く時は流れた。
竜の魂は結晶化して、世界に散らばっていた。
しかし、あるときドラゴンの生存が確認される。彼の名は“煌竜イルバーン”。
失われた竜の力を求めて、帝国軍や教会勢力、そして竜に仇なす者・“ドラゴンスレイヤー”が動き始める。
彼らの手からドラゴンを救ったのは、ひとりの“少女”だった。
やがて“竜の奏者”と呼ばれる戦士たちがドラゴンのもとに集う。
ドラゴンの脳裏に、幼いころ傷ついた自分を助けてくれた“少女”の記憶がよみがえる。
それは、運命の再会だった。
ドラゴンと少女をめぐる、美しくも切ない物語が奏でられる。
■主要キャラクター紹介
~伝説のドラゴン~
煌竜イルバーン
本作の主人公。希少なドラゴンの生き残り。世界の成り立ちに関わる存在で、人々にその力を狙われる。
ともに戦う仲間の奏でる音色は、彼に様々な影響を与える。
煌竜は、幼いころ傷ついた自分を助けてくれた、ひとりの“少女”を探している。少女たちとの絆が深まるとき、ドラゴンに奇跡が起こる……。
~竜を導く稲妻王女~
ソニア・ブランシュ
本作の女主人公ポジションで、パーティのリーダー的存在。アストリア王国再興のために人々を率いて帝国と戦う、勝気で男勝りな王女。剣の腕は確かで、その性格と持ち前の電光石火の行動力から“アストリアの稲妻王女”と呼ばれ怖れられる。
彼女が竜奏騎士たちを率いて、帝国軍の研究施設にとらわれていた伝説のドラゴン“煌竜イルバーン”を助け出すところから物語は始まる。以後、煌竜は彼女の保護下に置かれることになる。王家には代々伝わる竜刃器が存在するが、彼女にはまだ使いこなすことができない。
・クラス: 魔法騎士
・武器系統: 剣&盾
・主要魔法: 雷撃系
「もう、グダグダ悩んでないで私について来ればいいのよ。
あなたの力を必要としている人々がいるの。いいわね!」
~爆音の炎術師~
アグナム・ブレットハート
伝説の竜刃器のひとつ“龍炎杖 イグリュート”(ギター型)の使い手。爆炎を自在に操る熱血漢の竜奏騎士。
燃えるようなサウンドでバトルステージをライブ会場に変える、まさに音の魔術師。世界を見て周るのが好きな流浪の魔導師で、やんちゃな雰囲気に似合わず面倒見のいい性格。熱血でチャラい印象を与えるが、竜奏騎士としての実力は高い。魔導師だが体力にも自信があり、近接戦闘も得意な前衛魔導師。
・クラス: 魔導師
・武器:龍炎杖 イグリュート
・主要魔法: 爆炎系
「このオレの爆発するくらい熱い音を聴きながら、イッちまいな!」
~古の歌を継ぐ少女~
キリカ・トワ・アルマ
本作のヒロイン。大自然の精霊力を操る魔法の歌“聖印歌”を受け継ぐエルフ族の“歌巫女”として、特別な能力を持つ少女。近くにいる竜の気配を感じることができる。
伝説の竜刃器のひとつ“龍翼弓 コトノカグラ”(ハープ型)の使い手でもある。竜奏騎士としての戦闘能力はまだ未知数で、どちらかというと仲間を癒す方が得意。
歌巫女として大切にされて育ったため、箱入り娘的なところがある。人とのコミュニケーションは、あまり得意ではなく、やや冷たい印象を与えるが心根は優しい。歌うのが大好き。
・クラス: 歌巫女
・武器:龍翼弓 コトノカグラ
・主要魔法: 神聖魔法
「すみませんが、人間には興味ありません。
私が知りたいのは、竜の心だけ……。」
~竜を狙う黒き狼~
ゲオルグ・ザルバード
ロンバルディア帝国・刻竜教会特務騎士団“ベイオウルフ”の団長。教会の“犬”として内外で恐れられる最精鋭部隊を率いる。
ひと癖もふた癖もある団員を束ねるその実力は帝国軍の中でも一目置かれており、皇女に従い前線指揮をとる。
・クラス: アークパラディン(大司教騎士)
・武器系統: 剣
「人が神を選ぶのではない。神が人を選ぶのだ。
貴様の運命は神の代弁者たる私の剣で見極めてやろう」
■ 敵として襲い来る竜“ドラグマキナ”
帝国軍の研究により人工的に復活させられた伝説の竜たち。伝説の武器の名前を与えられて、帝国軍の竜騎士に使役されている。