コンセプトアーティストに『ハーフライフ2』などのViktor Antonov氏が参加

ベセスダ・ソフトワークスが32人対戦のF2Pアクション『BattleCry』を発表_01

 ベセスダ・ソフトワークスが新作『BattleCry』を発表した。32人対戦が可能なF2P(基本プレイ無料)のアクションゲームで、2015年にβテストを予定。E3ではプレイアブルデモを出展するとしている。

 開発を担当するのは、ベセスダ・ソフトワークスが所属するZeniMax Mediaグループが2012年にテキサス州オースティンに設立したBattleCry Studios。元BioWareのRich Vogel氏が率いる同スタジオの処女作が本作ということになる。
 スタジオでは本作の初期段階からの構想として、「デビルメイクライやゴッド・オブ・ウォーのような」シングルプレイのアクションゲームの優れた要素、魅力的なアニメーションやエキサイティングで本能的な戦闘などをマルチプレイゲームとして実現することを目指したという。

 『ハーフライフ2』や、ベセスダ・ソフトワークスの『Dishonored』で知られるViktor Antonov氏がコンセプトアーティストとして参加しており、シールドに変わる剣などのギミックがついた変形武器も登場するようで、実際のゲームプレイにどう影響してくるのか興味深い。

 ゲームとしてはROYAL MARINESとCOSSACKSの両軍に分かれて戦う対戦ゲームとなっていて、公式サイトではクラス(職業)としてArcher(弓兵)、Brawler(拳闘士)、Gadgeteer(電磁コイルガンなどの科学兵器を使う模様)、Enforcer(大剣を持った剣士)、Duelist(詳細は不明)などが存在。CossacksではArcherではなくTech Archerとなっているので、もしかしたら勢力によって性能がちょっと異なっているか、サブクラスなどがあるのかもしれない。

 プレイヤーキャラクターには、ランクを上げていくことによってアビリティなどがアンロックされる成長要素も用意されているとのこと。気になる課金要素だが、公式ブログによると有料アイテムは外見に関わるものなどが中心で、コアなゲームプレイ体験は無料であり、バトルそのものはあくまでスキルとかけた時間がものを言う作りになるという。

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▲コンセプトアーティストとして、『ハーフライフ2』や『Dishonored』で知られるViktor Antonov氏が参加。どこか歪んだ奇妙な雰囲気が、同氏の仕事らしい!