対“鬼”の闘法を極めろ!
コーエーテクモゲームスは、2014年発売予定のプレイステーション Vita/PSP用ソフト『討鬼伝 極』の新情報を本日(2014年5月8日)公開した。
今回公開されたのは、新たなキャラクター、モノノフの力、武器アクションなど。以下、リリースより抜粋する。
(1)プレイヤーとともに“鬼”と戦うモノノフ、暦、相馬(ソウマ)、ホロウについて
・PC(プレイヤーキャラクター)
ウタカタの里の討伐隊を率いる隊長。数ヶ月前にモノノフとなったばかりだが、幾多の死闘を経て、大きく成長した。苦難をともにした仲間とは、強い絆で結ばれている。
・相馬(ソウマ)
武器:金砕棒
百鬼を率いる“英雄百鬼隊”参番隊隊長。8年前、大和とともに戦ったオオマガドキの英雄。北の“鬼”と戦うため、参番隊を率いてウタカタの里を訪れる。どんな状況でも不敵な笑みを絶やさず、巨大な金砕棒を振るって“鬼”をなぎ倒す。その戦いぶりで、部下たちから厚い信頼を寄せられている。
・暦(レキ)
武器:薙刀一途に舞う乙女武者
薙刀の扱いに長けた、若きモノノフ。幼さが残る外見に反し、その言動は質実剛健。いかなる状況にも冷静に対処する。一方で、どこか他者を立ち入らせない頑なさがあり、周囲から孤立して見えることがある。シラヌイの里より派遣され、現在は“百鬼隊”に協力している。
・ホロウ
武器:銃
彼方より来たりし者。記憶喪失の謎の女性。ふらりとウタカタの里に現れ、モノノフたちと行動をともにするようになる。長大な銃を軽々と扱い、事も無げに“鬼”と激闘を繰り広げる。常識に欠け、奇想天外な言動でウタカタの里に様々な騒動を巻き起こしていく。
・鬼ノ府(モノノフ)とは?
1000年以上の昔から、秘密裏に異形の“鬼”を討伐してきた組織。8年前の“鬼”大量出現現象——“オオマガドキ”を機に、人の世の守り手として、歴史の表舞台に立つこととなった。鬼ノ府に所属する戦士もまた、モノノフの名で呼ばれる。“鬼”を討ち祓う特別な能力を持つ彼らは、追儺(ついな)の儀式において悪鬼を祓う鬼・方相氏になぞらえ、“鬼を討つ鬼”を自称する。
(2)モノノフの新たな力、鬼千切・極(おにちぎり・きわみ)について
■新アクション
・鬼千切・極(おにちぎり・きわみ)
長きに渡るモノノフの歴史の中で見出された、究極の対“鬼”闘法。仲間との共闘により、<魂の力>を結び合わせ、強力無比な一撃を放つ。その威力は鬼千切を遥かに凌駕し、大型“鬼”の身体部位を一撃で複数同時に離断する。
■“鬼”との戦闘の流れ
絶大な生命力を持つ“鬼”は、驚異的な生命力を持つ。身体をどれほど傷つけられても、生命力がある限り動き続け、隙を見つけて再生してしまう。ほかのモノノフたちと協力して、部位を破壊し、鬼祓いで浄化して再生をくい止めろ。
■前作からの要素
・鬼祓い(おにばらい)
モノノフが持つ特殊な能力の1つ。“鬼”を祓う浄化の力。光の陣によって“鬼”の亡骸や身体部位を浄化し、この世界から放逐する。部位を浄化できれば、“鬼”は、その部位を再生することができなくなる。
・鬼ノ目(おにのめ)
モノノフが持つ特殊な能力の1つ。真理を見抜く、四眼の力。感覚を研ぎ澄まし、“鬼”の生命力を見通す。また、異界の狭間に隠された事物を見出すことができる。
・鬼千切(おにちぎり)
長きに渡るモノノフの歴史の中で練り上げられた、対“鬼”の闘法。極限まで高めた、己の<魂の力>を込めた一撃を放つ。小型の“鬼”ならば瞬時に葬り去る威力を持つ。大型の“鬼”であっても、その身体部位を一撃で離断する。
(3)新たな武器、薙刀、金砕棒(かなさいぼう)、銃の武器アクションについて
・金砕棒(かなさいぼう)
攻撃属性:砕
立ち回り説明:
攻撃範囲と威力を兼ね備えた重量武器。重さと長さを活かした攻撃は、先端で当てると<豪打(ごうだ)>となり、威力が上昇する。豪打を当て続けることで一定時間“豪腕状態(ごうわんじょうたい)”となり、攻撃速度が上昇し、溜め時間が短縮される。その重量ゆえに素早い身のこなしはできないが、敵の攻撃を受け止めて弾き返す<発止(はっし)>を効果的に用いることで、“鬼”と正面から真っ向に立ち向かうことが可能である。
特殊技:
<破潰(はかい)>。各攻撃で溜めることが可能な3連撃を放つ。連撃中は溜め段階が維持され、各攻撃で3段階、最大で計9段階まで溜めることができる。当たれば非常に強力な一撃となるが、最大の威力を発揮させるには長い時間を必要とするため、戦況の見極めが重要となる。
・薙刀(なぎなた)
攻撃属性:斬
立ち回り説明:
攻撃範囲と速度に優れた武器。流れるような動きで、次々と攻撃を繰り出すことができる。敵の攻撃を受けずに攻撃を当て続けることで一定時間“連舞状態(れんぶじょうたい)”となり、攻撃が同時に複数の部位に当たるようになる。また、敵の攻撃を受け流す技を持つため、敵の動きを見極めることができるようになると最小限の動きで攻撃を凌ぐことができる。武器の威力は低いが、敵の攻撃を受け流す技<流転(るてん>を織り交ぜて絶え間なく攻撃を繋げていくことで、ほかの武器にも負けない火力を発揮する。
特殊技:
<繚乱(りょうらん)>。素早い身のこなしで連続攻撃を放つ。 連舞状態だと攻撃速度が上昇するため、多くの部位を巻き込むように放つと非常に強力な技となる。
・銃(じゅう)
攻撃属性:突
立ち回り説明:
遠距離射撃が得意な武器。銃を構えると、“鬼”の弱点である“霊脈(れいみゃく)”を視ることができ、霊脈を撃ち抜くことで威力が上昇する。また、複数の弾種を装填することができ、装填する弾によって攻撃範囲や威力などが変化する。装填できる弾種は銃ごとに異なる。さらに、爆弾を投擲する攻撃<擲弾(てきだん)>では、投げた爆弾を弾で撃ち抜けば、弾種に応じて異なった効果が発動する。狙って撃ち抜くことができるようになると、攻撃の幅が大きく広がるため、より戦略的に立ち回ることが可能となる。
特殊技:
<霊弾射撃(れいだんしゃげき)>。魂の力を込めた強力な弾を撃ち出す。弾種によって強化される効果は異なるため、状況に応じた弾種の選択が鍵となる。