“徳島スーパースペシャルハピ☆ハピver”で杏が力尽きる！？
2014年5月3日（土）から5日（月）までの3日間、徳島県徳島市で開催されているエンターテイメントイベント“マチ★アソビ”。2014年5月4日には、2015年1月からのテレビアニメ化も決まった『アイドルマスター シンデレラガールズ』のイベントが行われた。イベントには、双葉杏役の五十嵐裕美さん、諸星きらり役の松嵜麗さん、本田未央役の原紗友里さん、『アイドルマスター』総合ディレクターの石原章宏氏が出演。2014年に行われたライブなどに加え、アニメ化に関するトークが行われたほか、ライブも披露し、イベントは大いに盛り上がった。
今回のイベントとしては、“テレビアニメ アイドルマスター シンデレラガールズ”としては初のイベント。ということもあってか、集まったプロデューサーの盛り上がりも凄まじく、五十嵐さん、松嵜さん、原さんが目を丸くするほどの歓声の大きさだった。イベントは、サイコロを転がして、出た目に合わせた内容のトークをお届けするというもの。テーマは以下の6つ。
1：SSA（さいたまスーパーアリーナ）の話
2：舞浜アンフィシアターの話
3：テレビアニメの話
4：五十嵐裕美さんの話
5：松嵜麗さんの話
6：原紗友里さんの話
最初にサイコロを振ったのは五十嵐さんで、出た目は1の“SSAの話”。2014年2月22日、23日に行われた“THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014”（リポート記事はこちら）について振り返ると、五十嵐さんは中村繪里子さん、沼倉愛美さんといっしょに歌った『Vault That Borderline!』に言及。「バリバリのメンツで、しかも激しい曲で、“えっ、なんで！？ 杏としては、おかしくないですか！”と思った（笑）」と言いつつも、双葉杏というキャラクターをあまり意識せずにがんばったようで、沼倉さんといっしょに練習をしたエピソードとして、「彼女、間奏などでフリと違うことをいっぱいやってくるんですよ。私が教わってるのと違う！ お手柔らかにお願いできますかって（苦笑）」と、舞台裏ならではの話をしていた。また、原さんからは本田未央の曲『ミツボシ☆☆★』のコールの話題が。ファンのあいだで、1番のコーラスを“燃えろ友情パッション”と思われている部分があるのだが、正しくは“燃えろ友情番長”とのこと。今後、ライブで盛り上がるときに、覚えておくべし！
続いて、松嵜麗さんはサイコロの2、“舞浜アンフィシアターの話”を出す。これは、2014年4月5日、6日に行われた“THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 1stLIVE WONDERFUL M@GIC!!”の話（リポート記事はこちら）。松嵜さんは「SSAからアンフィシアターだったので、皆さんがすごく近く感じました」と話しつつ、「“輝く世界の魔法”の指を回す振りつけのところで、（お客さんに向けて指を回したら）周辺の方が“わーー！”って喜んでいて、それを見て私も“わーー！”ってうれしくなりました（笑）」と、観客の顔が見えやすいライブならではの感想を話していた。また、ライブ後にはメンバー間の仲も深まったようで、ライブ翌日にメンバーが自然と集まっていたという話題も。
そして、3人目、原さんが出したサイコロの目は4、“五十嵐裕美さんの話”。原さんいわく、五十嵐さんは「私には、ツンデレのすっごいデレの部分で来るんですよ」とのこと。すると、五十嵐さんは照れつつも「（原さんのことが）すごい好きなんです。お持ち帰りしたいくらい」とどストレートに話し、そのまま「麗ちゃんもすごい好き」と、連続告白。松嵜さんに「ついで？」と軽くあしらわれつつも、「最近はここにるーりぃ（青木瑠璃子さん）が入ってくる」と、止まらぬメンバー愛を語っていた。
全員サイコロを回したところだが、みんなが気になるテレビアニメの話題（サイコロの目は3）がないということで、再びサイコロを回すことに。“ミツボシ☆☆★”の楽曲つながりで原さんがサイコロを回す……のだが、原さんに渡されたサイコロはちょっと目がおかしいもの。よーく見ると、全部3になっているサイコロで、出た目はもちろん3の“テレビアニメの話”。原さんは、「いままで声がついていないアイドルにも声がつくんであれば、フェイフェイやりたい！」と立候補。アニメに関する打ち合わせがどんどん増加していくという石原総合ディレクターは、「765プロの『アイマス』をアニメ化するときは、いろいろとゲームが出て、CDでいろいろなキャラクターが多くの歌を歌って、美希や響、貴音が入ってといったものがあった、世界ができあがった後だったので、どうまとめるかという話題になった。でも、『シンデレラガールズ』はアイドルのバックボーンなど見えないものも多く、そこを決めていこうという話をしていて、ゼロから作っている感覚ですね。でも、皆さんの期待を受けながらダイレクトに作れるので、どういうものを見たいか声を挙げてください」と観客に呼び掛け、司会の高橋祐馬氏からの“皆さん、ワクワクして待っていいですか？”という問いには、「はい！」と、まさに期待が高まる、頼もしい回答をしていた。
トークが終わり、イベントのラストは3人による『お願いシンデレラ！』ライブ。今回は、杏ときらりが歌う“ハピ☆ハピver”に原さん演じる本田未央が加わった、“徳島スーパースペシャルハピ☆ハピver”。きらりの“にょわにょわ”コールに間奏で3人の寸劇が入るなど、マチ★アソビならではのフリーダムなスペシャルバージョンに、プロデューサー陣は大盛り上がり。しかも、曲の締めは、力を出し尽くして倒れた杏にふたりが“あんずちゃーん！”と叫びなら寄り添うという、予想外な終わり。会場陣からも“あんずーーー！”と絶叫が飛び交う、マチ★アソビらしい盛り上がりで幕を閉じた。
