お風呂で本作を練習していたというあっちゃんの実力はいかに

『ぷよぷよテトリス』“あっちゃんとぷよテト!”が実施 前田敦子さんが全国のプレイヤーとオンライン対戦!_06

 セガは本日(2014年4月29日)、発売中のパズルアクションゲーム『ぷよぷよテトリス』について、プロモーションキャラクターを務めている前田敦子さんとオンライン対戦を楽しめるイベント“あっちゃんとぷよテト!”を実施。
 本イベントは、応募者が作成した対戦ルームに前田敦子さんが参加して対戦を行うというもの。その対戦の模様は、Twitter“みどりぷよ”アカウントでも実況された。今回のイベントの対象はプレイステーション3/プレイステーション Vita版の2機種。

 ファミ通.comでは、撮影が行われたセガ本社におじゃまして、イベントを取材。以下に、その模様をリポートしよう。
 

 時間になるとさっそく対戦がスタート。1戦目、前田さんは本作のプロデューサー・細山田水紀氏のアドバイスを受けながら対戦を進めていくが、対戦相手はなかなかの腕前。残念ながら前田さんは敗北。「ちょっとー、強いですよー(笑)」と悔しそうな様子だった。

 2戦目、3戦目も負けが続き、「1回くらい勝ちたい!」と勝負魂に火がついたのか、“ぷよぷよ”と“テトリス”が一定時間で切り替わる“スワップ”モードで挑んだ4戦目では、「“ぷよぷよ”がうまくいかないなぁ……もっと練習しておけばよかった……」とこぼすものの、見事勝利を収めることに成功! 「やっぱり勝てるとうれしいですね!」と歓喜した。

 続く5戦目は、“ぷよぷよ”と“テトリス”がひとつのパズルフィールドに降ってくる高難易度モード“ぷよテトミックス”ルールでバトル。お風呂でプレイステーション Vitaを使い“ぷよテトミックス”をよく練習していたという前田さんは、その言葉を証明するかのように危なげない勝利を収める。2連勝だ! 前田さんは「やっぱり同じくらいのレベルの人と戦うのは楽しいですね!」とニッコリ。

 時間の兼ね合いで、最後の対戦となった6戦目。ここでも勝利して3連勝といきたいところだったが、対戦相手は着実に連鎖を重ねることができる豪の者……。残念ながら前田さんは負けてしまう。「くやしい!」と天井を仰ぐ前田さんだったが、「でも、オンライン対戦って楽しいですね!」と、直後に満足そうな笑顔を見せてくれた。

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▲細山田水紀氏(左)と、前田敦子さん(右)。

 イベント終了後、前田敦子さんと細山田水紀氏からコメントをもらうことができたので、以下に紹介しよう。

――オンライン対戦を実際にやってみていかがでしたか?

前田敦子さん(以下、前田) とても刺激的でした! いろいろなものにおいて、やっぱり天才的な人はいるんだなと思いました。『ぷよぷよ』の天才にオンラインで出会ったという感じです(笑)。

細山田水紀氏(以下、細山田) でも、前田さんは6戦して2勝していますよね。僕も昨日オンライン対戦をしてみたのですが、10戦くらいして1勝しかできませんでしたよ(笑)。なので、勝率的に前田さんはすごいと思いますよ!

前田 でも、対戦相手の方も結構手加減してくれたような気がします(笑)。

細山田 そんなことはないですよ(笑)。ガチで倒しにきていた人多かったと思いますよ(笑)。

――今日前田さんは、ゲームを実際にやってみて、レクチャーを含めてとても上達したのではないでしょうか?

前田 そうですね。知らなかったことをいろいろ知れたような気がします。改めて奥が深いゲームだなと思いました。

――細山田氏から見てどうですか?

細山田 前田さんは、よく“ぷよテトミックス”モードで練習されていたんですよね。“ぷよテトミックス”って1番難しいモードなんです。そんな上級者向けのモードで練習していたこともあって、もともとお上手なのですが、今日でさらに上達したように思います。

前田 もっと“ぷよぷよ”だけで練習しておけばよかったと思いました(笑)。私はまだ、“ぷよぷよ”を理解しきれていないようなので……。

――対戦中もおっしゃられていましたが、ずいぶんと練習されたようですね?

前田 はい、ずっとお風呂で練習していました。とくに“ぷよテトミックス”モードをずっとやっていました。発売前にプレイさせていただいたことがあるのですが、そのときに「すごく難しい!」と思ったので、「練習しなくちゃ!」という気持ちになったんです(笑)。

――連鎖の場面も何度かありましたが、やはり連鎖できると「キタッ!」という気持ちになりますか?

前田 そうですね。ただ、CPUと対人だと焦りが全然違っていて、今日のオンライン対戦では焦りすぎて喜ぶ暇もなかったように思います(笑)。

――前田さんがゲームでオンライン対戦をされたのは、今日が初めてだそうですね?

前田 はい、今日が初めてです。同じ空間にいない人と戦えるというのが、少し不思議な感じがしました(笑)。いくらでもいろんな人とゲームを通じて出会えるという現実も、また新鮮でした。

細山田 前田さんが初めてオンライン対戦をされたのが『ぷよぷよテトリス』ということは、とても光栄に思いますね! うれしいです!

――前田さんは本作のテレビCMにも出演されていますが、撮影での印象的な出来事などはありますか?

前田 あんなにポップで明るいCMに参加させていただいたのは初めてでした。なので、CMを見られた方々が「かわいい!」って言ってくれまして、とてもうれしかったです。それと、撮影のときに「“ぷよテトミックス”は最強に難しいよ」と教えてもらったことも印象に残っています。

――でも、今日で“ぷよテトミックス”が難しいという印象も大分和らいだのではないでしょうか?

前田 うーん……どうでしょうか(笑)。

細山田 上達したのは確かだと思いますよ。もともとお上手だったというのもあると思いますが。

――細山田氏お墨付きという感じですね。

細山田 はい。今日も本番中、少しだけアドバイスをさせていただいたのですが、僕が言ったことを迷わず実行してくれるんです。普通言葉で言われても混乱してしまうと思うのですが、前田さんは瞬時に理解して実行に移してくれて、「さすがだなぁ」と思いました。

前田 でも、私も結構パニックになっていましたよ(笑)。冷静になれれば、もう少しいいプレイができたと思います。ちょっと悔しいです……。

――『ぷよぷよ』は1991年に誕生し、前田さんも1991年生まれということで、来年で24周年ですね。何か新たにチャレンジしていきたいことなどはありますか?

前田 来年はまだわからないのですが、今年は舞台出演を控えているので、それは自分にとって難しい試練だと思います。“ぷよテトミックス”並に難しいと思いますね(笑)。

――舞台への意気込みを教えてください。

前田 生でのステージは、いままでもグループにいたときに経験してきましたが、その経験をどう活かせるかが問題だと思います。大きなステージに立った経験のある人は、やっぱり初めての人と比べてドンと構えることができると思うんです。自分の強みといったらそこしかないと思うので、堂々としていきたいと思います。舞台演劇は私にとって未知の世界なので、わからないことだらけですが、楽しんで挑みたいと思います。

――そこで新たな前田敦子が見られるということですね。

前田 そうですね(笑)。そこで土台が作れたらいいなと思います。

細山田 前田さんの言葉を聞いて、僕もやる気が出てきました! 『ぷよぷよ』も新しいことにチャレンジしていきたいと思います!

――最後に、ファンの方にメッセージをお願いします。

前田 私も、ゲームはそこそこやるのですが、今日で自分がまだまだ初心者であることを実感しました(笑)。オンライン対戦をするたびに、きっと私はどんどん傷ついていくと思います(笑)。でも、そういう厳しい環境でプレイしたほうが上達できると思うので、これからもどんどん挑戦していきたいです。皆様にリベンジしたいです! よろしくお願いします!