アーケード公認大会や超ボカニコパーティーは、生放送のタイムシフト視聴が可能です
千葉県・幕張メッセにて、2014年4月26~27日の期間で開催中のイベント“ニコニコ超会議3”。VOCALOID(ボーカロイド)コンテンツが集まったブース“超ボーカロイド感謝祭”では、セガの“SEGA feat. HATSUNE MIKU Project”関連の催しが多数行われている。各企画の内容を、開催初日の模様とともに紹介していこう。
■『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』公認大会
アーケードゲーム『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』の、日本初となる公認大会が開催! 開催初日には、“U-15(15歳以下)限定大会”、“女性限定大会”、“ペア限定大会”が行われ、多くの猛者たちが魅せプレイを披露した。
U-15(15歳以下)限定大会には、“NORMAL部門”と“HARD部門”、女性限定大会には“HARD部門”と“EXTREME部門”が用意され、参加者は「SING&SMILE」と「ロミオとシンデレラ」のどちらかを選んでプレイ。それぞれの部門で達成率がもっとも高かったプレイヤーが優勝となる。達成率が同じだった場合は、スコアが高い方が勝つというルールだ。
なお、モジュールは自由に選択することが可能。参加者は、それぞれお気に入りのモジュールでプレイしていた。
U-15(15歳以下)限定大会では、両部門を“れもん”さんが制覇。女性限定大会では、EXTREME部門を“あうる”さん、HARD部門を“紫@ハム(´・з・)”さんが制覇した。

一方、ペア限定大会の課題曲は「カラフル×メロディ」のHARDのみ。“参加者がふたりで手をつないでプレイする”、“つないだ手がプレイ中に離れたら失格”というユニークなルールの大会だ。
このペア大会を制したのは、アミューズメント施設で知り合い、友だちになったという“みゅんてぃ”さんと“月の王子”さん。2位は、“まえだ”さんと“紫”さんが受賞(紫さんは、女性限定大会のHARD部門優勝者!)。2位ペアの達成率は、1位ペアと同じ105.95%だったのが、スコアがわずかに及ばず……FINEの数で勝敗が決まるという、非常にレベルの高い大会となった。


“ニコニコ超会議3”開催2日目には、参加条件ナシのガチ大会、“ニコニコ超会議No.1決定戦”が行われる。課題曲は「アンハッピーリフレイン」のEXTREME。どんなプレイが披露されるのか、いまから楽しみだ。
■『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- F 2nd』パーフェクトチャレンジ
2014年3月27日に発売されたプレイステーション Vita/プレイステーション3用ソフト『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- F 2nd』。そのプレイステーション3版を来場者みんなでプレイし、全曲・全難易度のパーフェクトクリアーを目指す企画が実施中。
当たり前のことだが、1度でもミスをしたらパーフェクトにはならない。いつもとは違う環境でのプレイで、うっかりSAFEを出してしまう挑戦者が続出(記者含む)。初日終了の段階でパーフェクトクリアーが達成されたのは4度だけ……! 企画の目的達成のため、2日目の挑戦者にぜひがんばってもらいたい。
■『初音ミク Project mirai 2』プロフィールカード交換
昨年11月に発売されたニンテンドー3DS用ソフト『初音ミク Project mirai 2』。ブース内には、本作の開発スタッフとプロフィールカードを交換できるエリアが設けられている。交換したカードの画像をブーススタッフに見せると、オリジナルステッカーがもらえる。
なお、会場内はたいへん混雑しているため、開発スタッフとスムーズにすれちがえないこともある。ご留意を。
■物販
超ボーカロイド感謝祭には、セガの物販コーナーも設けられている。お得なセール品も!
■超ボカニコパーティーにミクダヨーさん&ミクナノーさんがDJとして出演
VOCALOIDの曲で盛り上がれるイベント“超VOCANICO PARTY”に、ミクダヨーさんとミクナノーさんがDJとして登場! 独特のキュートな動きで来場者を魅了した。開催2日目は、12時~12時30分に登場予定なので、お見逃しなく。ダヨーさんたちといっしょに、音楽に身を委ねよう!
■番外編……ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアブースに『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- F 2nd』の映像を利用した技術デモが登場
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアブースでは、こちらの記事で紹介しているとおり、最新の技術デモが紹介されている。その技術デモのひとつ、超透過型電脳箱“VitaHoloPoP(仮)”に、『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- F 2nd』の映像が使われているのだ。
上部にプレイステーション Vitaが設置されている、こちらの“VitaHoloPoP(仮)”。プレイステーション Vitaのスクリーンに映し出されている映像を反転させ、箱の内部に投影している。
ミクの部屋に見立てられた箱の中にあるテレビでは、『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- F 2nd』の映像が流れている。このテレビは、ときどき映りが悪くなるが、プレイステーション Vitaの背面タッチパッドを叩くと、映像が再び流れるようになるのだ。テレビを叩くと映りがよくなる、なんて、いまどきの若い子には理解されないかもしれないが……。このように、箱の中にインタラクティブな世界が生み出されるのが“VitaHoloPoP(仮)”の特徴だ。
このコーナーには、加速度センサーやカメラを利用した“VitaHoloPoP(仮)”も展示されているので、新時代の技術に興味がある人は、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアブースもチェックしてみてほしい。これらの新しい技術と、未来の象徴であるミクさんが合わされば、とんでもないコンテンツが生まれるかも……!
Text by ロマンシング★嵯峨