大型メディアミックスも始動

 コーエーテクモゲームスは、同社の和風ホラーアドベンチャーゲーム『零』シリーズの最新作をWii U向けに開発すると発表した。コーエーテクモゲームスと任天堂の共同開発となる。また、合わせて『零』の大型マルチメディアミックス展開も発表。ゲームのほか、映画や小説など、多メディアで『零』が展開されることになる。
 以下、詳細をリリースより抜粋。


『零』最新作をコーエーテクモゲームス×任天堂で共同開発
「零」シリーズ大型メディアミックスも始動

 株式会社コーエーテクモゲームス(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:襟川陽一、以下、コーエーテクモゲームス)は、和風ホラーアドベンチャー「零」シリーズの最新作をWii U専用ソフトとして、任天堂株式会社(本社:京都府京都市、取締役社長:岩田聡、以下、任天堂)と共同で開発し、任天堂が発売することを決定いたしました。
 当社は、本タイトルの発売にあわせ、和風ホラーアドベンチャーゲームソフト『零』の大型マルチメディアミックスを展開いたします。

角川ホラー映画撮影スタート
 株式会社KADOKAWAより、「貞子3D」シリーズ、「アナザー Another」に次ぐ実写映画として「零~ゼロ~」の撮影をスタートいたしました。監督は「バイロケーション」など恐怖描写に定評のある安里麻里氏が務めます。公開は2014年秋を予定しております。

映画原作小説も刊行
 映画原作小説も刊行されます。執筆するのは「多重人格探偵サイコ」や「黒鷺死体宅配便」の著者・大塚英志氏です。2014年8月に角川ホラー文庫より発売を予定しております。

人気原作者によるコミック化も
 コミック展開も行います。原作を担当するのは、編集者として大ヒット作「GTO」の企画・原案協力に携わったのち、「金田一少年の事件簿」、「神の雫」、「サイコメトラーEIJI」等、数々の人気作品の原作者として活躍する樹林伸氏です。コミックは、樹林氏が編集長を務め株式会社ディー・エヌ・エーが運営するマンガボックスにて連載、単行本が株式会社講談社より発売される予定です。

ハリウッドでも映画化
 「零」シリーズは、霊を映し出すカメラ“射影機(しゃえいき)”を手に、廃屋となった日本家屋や地図から消えた廃村を探索しながら、霊と戦うホラーアドベンチャーゲームです。プレイヤーは主人公となり“射影機”を使って霊と戦い、じわじわと染み入る不安、怖れの中で謎を解いていきます。 2001年12月に1作目の『零~zero~』が日本で発売されて以来、独特のゲーム性と真の恐怖に迫る映像表現が高く評価されております。
 ハリウッドから、約10年前より映画化のオファーが複数入っておりましたが、このプロジェクト終了後、ハリウッドでの映画化を始動します。
 各界の著名なクリエイターにより、『零』の世界を新たな切り口で大型メディアミックス展開してまいりますので、今後の発表にご期待ください。

- 記 -

■ゲーム
○タイトル名:未定
○対応機種:Wii U
○ジャンル:ホラーアドベンチャー
○発売予定日:未定
○希望小売価格:未定
○CERO:審査予定

「零」メディアミックス

■映画
○タイトル:「零~ゼロ~」仮題
○監督・脚本:安里麻里
○原作:大塚英志
○出演:中条あやみ、森川葵
○公開予定日:2014年秋
○製作:「零~ゼロ~」製作委員会
○配給:株式会社KADOKAWA

■小説
○タイトル:書き下ろし映画原作小説
○著者:大塚英志
○発売:2014年8月予定
○出版社:株式会社KADOKAWA 角川ホラー文庫

■コミック
○タイトル:「零」仮題
○原作:樹林伸

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