かわいらしい少女は血とともに消え、現れたのは……
2014年4月1日のエイプリルフールに公開された、日本一ソフトウェアの謎のサイトはご存知だろうか? “新はやりかみ 製作決定!”という、日本一ソフトウェアの代表作『流行り神』シリーズを彷彿させるタイトルの製作発表でありながら、『流行り神』とは真逆と言えるファンシーなデサインのサイト“だった”。ここで“だった”と書くのには理由がある。……というのも、この“新はやりかみ”のサイトが、たいへんなことになっているのだ。(“新はやりかみ”のサイトは→こちら)
“新はやりかみ”のサイトは、エイプリルフールのオープン当初は、ピンクの印象が強い、非常にかわいらしいデザインになっていた。閲覧した筆者も「『流行り神』のキャラクターを使ったギャルゲーが出る……というエイプリルフール用のサイトかな?」と思ったものだ。だが、そんな考えは、時が経つに連れ、吹っ飛んでいく。まずは、語るよりも見ていただいたほうがいいだろう。
エイプリルフールを境に消えると思われたサイトがそのまま残ったことも意外だが、徐々に汚れていることがわかるだろうか。そして、この変化はさらに拡大し、徐々に狂気を帯びていく。
ロゴに描かれていた少女は、目がくぼんだ状態になり、もはや見る影もない……。画面上部からは血のようなものが垂れ、“死”、“噂”といったおどろおどろしい文字も浮かんでいる。
サイトのオープンから16日が経ち、サイトのデザインが大幅に変化する。
かわいいデザインの面影は消え、一面の黒バックに。また、もともとロゴがあった場所には謎のマークが置かれている。そして、サイトオープンから19日目の本日(2014年4月19日)。
サイトには、“流”の文字が……。これは……。まさか……。
(Text by 世界三大三代川)