ふたりの少女が紡ぐ新しい物語

 ガストから2014年6月26日に発売が予定されているプレイステーション3用ソフト『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』。“黄昏”シリーズ第3弾となる本作の最新情報をお届けしよう。

■ストーリー
 乾いていく水源。
 枯れていく草木。
 飢えていく生き物たち。
 青き海は黄砂へと姿を変え、海に生きる生命は帰る場所をなくした。それでも照り続ける陽の光は、大地に残ったわずかな水分すらも無慈悲に干上がらせていく。
 そうやって、ゆっくりと、しかし確かに色褪せていく黄昏の世界。
 人々の生きる気力すらも汲み干す砂礫の海にいまだ煌々と輝くオアシスの街とそこで出会ったふたりの若き錬金術士。
 源泉の異なるふたつの小さな流れはぶつかり合い、溢れながらも、前へと進んでいく。

■つぎつぎと浮かぶライフタスク
 好きなことを好きなだけ! 主人公が“やりたい”、“やってみたい”と思った欲求がそのまま目標となる“ライフタスク”。“ ライフタスク=主人公の欲求”なので、放っておいても、夢中になってもモチロンOK! 
 たとえば戦闘ばかりしていれば、“ 戦闘に興味がある”ということで、戦闘に関する欲求が多く登場するようになる。こうしたライフタスクはゲーム中につぎつぎと浮かんでくるため、飽きずにゲームをプレイすることが可能だ。

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▲主人公が思いついたことややりたいことが、画面につぎつぎと表示される。これがライフタスクだ。ライフタスクをこなしていくことでゲームが進んでいく。
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▲その時点までに思い浮かんだライフタスクは、メニュー画面で確認可能。主人公たちは、ストーリーの進行に関わるもの、主人公自身に関するもの、調合や戦闘に関係するもの、人々との交流に関わるものなど、さまざまなライフタスクを思いついていく。

思いついたら即行動!? それとも……?
 さまざまな局面で思い浮かぶライフタスク。ここでは、その一例をわかりやすく簡単に紹介!

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▲“調合してみようかな?”を思いついたぞ。
▲調合して目標を達成したら、さらに新しい調合の目標を思いつく。
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▲調合しないで外に出たら、新しく戦闘の目標を思いついた。
▲戦闘の目標を達成したら、新しく戦闘に関する目標が思い浮かぶ。

■黄昏の世界を歩く
 楽しく飽きなくフィールドを冒険!
 本作では、プレイヤーの行動に合わせてフィールドにさまざまな変化が生じる。冒険中にフィールドを訪れた際は、いろいろな行動を起こしてみよう!

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▲探索&ミニマップ
フィールド上に点在するポイントを調べることでアイテムを入手できる。右上にはミニマップが表示され、出入り口や、シャリーの現在位置、さらにモンスターのいる場所などがわかりやすく表示されるぞ。
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▲フィールドイベント
採取を行うことで画面左上のゲージが上昇し、1以上ゲージがたまったときに方向キーを押すと特別なイベントが発生。このイベントにより、採取数のアップや前時代の遺物の発見など、プレイヤーに有利な効果が発生するぞ。ゲージは最大で9までためられるほか、アトリエに戻らない限り持ち越しが可能だ。

行動で変化するフィールド

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▲取得アイテム・出現モンスターの変化
行動によってフィールドに生じる変化は、じつにさまざま。特定のライフタスクなどを達成することで、そのマップで採取できる場所やアイテムが変化したり、出現するモンスターが変わったりといった、リアリティ溢れる黄昏の世界の変化を楽しめる。
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▲ランドマーク
フィールド内にあるランドマークを発見できれば、次回からその場所までショートカットで移動可能だ。

■フィールドアクション
 思わず寄り道したくなるフィールドアクション。フィールドマップの冒険中は、多くのフィールドアクションができる。目的に向かって真っ直ぐ我が道を進むもよし、フィールドアクションで寄り道して遊ぶもよし、とフィールドの拡大とともにプレイヤーの遊びの幅もさらに広がった。

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▲シャルロッテができる“掃除”。一見するとボランティアにも見えるが、アイテムが入手できることもあるぞ。
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▲釣り
シャルロッテはフィールドで“釣り”を行える。採取したアイテムからエサを作って新たなアイテムを入手する、じつにシャルロッテらしい(?)自給自足の錬金生活が楽しめる。
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▲ダウジング
シャリステラは持ち前の能力を活かした“ダウジング”ができる。ダウジングをすると、アイテムを入手することが可能だ。
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▲採掘
ふたりの共通アクションとして、“採掘”ができる。採取では入手が難しいアイテムも手に入るので、どんどんチャレンジしよう!

■キャラクター紹介

コルテス― Kortes ―
声:松岡禎丞さん
年齢:18/職業:船の一族の戦士/血液型:A型/身長:175センチ
現在を見据え刹那に生きる、船の一族の護り手
 シャリステラの幼なじみであり、護衛役の青年。社交的で頭の回転が速く、シャリステラにとっては頼れる兄貴分。船を守る一族の戦士として、幼いころから武芸を学んでいた。少年時代に一時期ステラードで過ごした際、故郷の里に比べて圧倒的に近代化し、進んでいる街や錬金術などを目の当たりにして以来、伝統に縛られた故郷の一族の風習に疑問を抱いている。

「過去なんて関係ない。大事なのはいまだろ?」

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ナディ・エルミナス― Nady Elminus ―
声:久川 綾さん
年齢:36/職業:主婦/血液型:B型/身長:160センチ
誰よりも娘を信じている母親
 何を考えているのかわからない、シャルロッテの母親。かつてステラードにある商会で少しだけ仕事をしていたことがある。のちに他所の街から移り住んできた夫と結婚し、シャルロッテの出産を機に仕事を離れた。夫が急逝して以降、シャルロッテを女手ひとつで育ててきた。現在も家に入り浸っていて、働き始めた娘のフォローをしている。昔のツテを頼ってシャルロッテのために仕事をもらってくるが、錬金術についてあまり詳しくないため、かなり無理な仕事も平気でもらってきてしまう。

「お帰りなさい。またいいお仕事みつけといたわよ」

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テオクーガ― Teokhuga ―
声:青森 伸さん
年齢:58/職業:シャリステラのお目付役/血液型:O型/身長:166センチ
船旅を支える一族のご意見番
 船の一族の船大工であり、ご意見番。族長からの信頼も厚く、旅立つシャリステラの付き添いの任を受けた。幼少のころからシャリステラの面倒を見ていて、彼女にとっては肉親のようなもの。一族の宝である船を管理しており、それにまつわる伝承などを多く知っている。

「ま、待ってください、お嬢様!!!!」

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■豪華アーティスト夢の共演!
参加アーティスト堂々決定! - 第1弾 -
 世界観にマッチした独特のサウンドを世に贈りだしている『アトリエ』シリーズ。『シャリーのアトリエ』のやさしく儚い世界にも、音楽は鮮やかな彩りを加えている。ここでは、そんな素敵な楽曲を手掛ける豪華なアーティストたちをご紹介。今後も続々と明らかになるアーティスト情報から、目が離せない!

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matryoshka
【タイトル】Rusty Sky
 2006年、Sen(track maker)とCalu(vocal)によって結成。幽玄なストリングス、無機質なリズム、憂いを帯びた女性ヴォーカル、冷たくも優しげなピアノの音色、幾百のノイズ、それらすべての闇と光をやさしく霧で包んだような音像の彼方から現れるは圧倒的甘美な世界。

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南壽あさ子
サウンドプロデュース TK(凛として時雨)
【タイトル】みるいろの星
 南壽 あさ子(なす・あさこ)。1989年3月6日生まれ、うお座 A型のピアノ弾き唄い。
千葉県出身。
 2013年10月23日トイズファクトリーよりシングル『わたしのノスタルジア』でメジャーデビューを果たす。この作品で、全国ラジオパワープレイを40局以上獲得し、10月度の邦楽、洋楽ラジオオンエアー回数1位となる。すべての人のふるさとに唄を届ける“Nostalgia”ツアーでは、ファイナルを東京赤坂BLITZで完結させ無事全国47都道府県すべてで歌い上げた。
 積水ハウスシャーメゾンのCM『積水ハウスの歌』歌唱、ポッキーのラジオCM『ポッキー / 話そうよ篇』歌唱でも話題。透明な空気を纏い、その目の奥に凛とした、ひとつの不変的な熱い意思を持つ、希代のシンガーソングライターである。
 今回、シャリーのアトリエではワールドイメージソングを担当、サウンドプロデューサーにTK(凛として時雨) を迎え、南壽の独特の詞に曲に浮かび上がる風景をより鋭利に色鮮やかに表現している。

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canoue(カノエ)
【タイトル】希う船
 霜月はるか(ボーカル・作曲)、MANYO(作曲・編曲)、日山尚(作詞)の音楽制作ユニット。2005年頃より音楽CD企画やゲーム音楽等でコラボレーションを重ね、お互いの感性に意気投合。この3人だからこそ生まれる音楽を追求し、2012年冬にユニット結成に至る。ユニット名の“canoue”には、ルーン文字の“カノ”より“松明の光・開始”、“ウル”より“前進・挑戦”、“庚”より“新たな形への変化”などの意味が込められている。光と闇を行き来するアンビバレンツな音楽性は、独特の危うさと儚さを織り成し、聞き手を幻想世界の旅へと誘う。
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