マイクロソフトスタジオ、Xbox Live、Xbox Music、Xbox Videoも統括

 米国マイクロソフトのCEOであるサティア・ナデラ氏が、2014年3月31日(現地時間)に社員向けのメールで組織変更を発表。Xbox部門のリーダーに、フィル・スペンサー氏が就任したことを明らかにした(→こちら)。フィル・スペンサー氏は、これまでマイクロソフトスタジオのトップとして、ファーストパーティータイトルを取り仕切ってきた。

 Xbox事業に関しては、2013年7月にドン・マトリック氏が退任して以降、当時社長のスティーブ・バルマー氏が直轄していた時期もあったが、後任は明確にされてこなかった。今回、明確にフィル・スペンサー氏が発表されたことで、今後はフィル・スペンサー体制のもと、Xbox Oneを訴求していくことになる。今回の組織変更にて、フィル・スペンサー氏は、Xbox事業のトップとして、マイクロソフトスタジオ、Xbox Live、Xbox Music、Xbox Videoも統括することになる。

 Xbox Wireでは、フィル・スペンサー氏のコメントが掲載されており、ユーザーと積極的に対話しつつ、Xbox Oneの提供するサービスをさらに充実させていくといった趣旨のことが述べられ、さらなる新情報がE3で発表されることにも言及されている(→こちら)。

 ついに日本発売も9月に決まったXbox One(→こちら)。先日のGDC(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)2014では、本誌の取材に答えて、「日本向けの独占タイトルを用意していることを明らかにしてくれたばかり(→記事はこちら)。フィル・スペンサー氏の舵取りに期待したい。

フィル・スペンサー氏がXbox事業のトップに E3で新情報を発表する_01