懐かしさが溢れる純和風ノベルアドベンチャーゲームがPS Vitaで登場
2012年4月にPC美少女ゲームブランド“Lose”より発売された恋愛ノベルゲーム『ものべの』が、プレイステーション Vitaで登場する。
同作は、高知のとある町がモデルの、ノスタルジックな雰囲気をもつ山里を舞台にしたノベルゲーム。魅力的なキャラクター、美麗なグラフィック、感動的なストーリーの織りなす作品は、ユーザーから大きな反響と支持を得た。さらに、2013年10月にはユーザーの意見・希望を反映させつつ、原作シナリオのリライト&新たなアフターシナリオとビジュアルを大量に追加した『ものべの -happy end-』が発売され大ヒット。ブランド・タイトルの人気が高まり続けているのだ。
プレイステーション Vita用ソフト『ものべの -pure smile-』では、PC版『ものべの -happy end-』をベースにオリジナルエピソードを大量追加。ヒロインの夏葉、すみ、ありすはもちろん、『-happy end-』で人気の高かったキャラクターにも新エピソードが追加される。シナリオの追加に合わせてビジュアルも追加されており、それらはすべて原作PC版スタッフが制作するというこだわりも。また、プレイステーション Vitaならではのタッチ操作や、クロックモードなどのオリジナル機能も搭載予定だ。
ストーリー
「ここがものべの !? なーんにも無いねぇ」
高知の山深い寒村・茂伸(ものべの)村へ六年ぶりに帰省した主人公・沢井透(さわいとおる)と、ふるさとのことをすっかり忘れてしまったらしい妹・夏葉(なつは)。都会はおろか、他の人里からさえ隔絶された古びた空気の中、 家守妖怪 “あかしゃぐま”のすみ、幼なじみのありす、傘妖の飛車角――懐かしい面々との再会は、錆び付いていた記憶の時計を動かし始める。
大掃除、山遊び、水普請、畑仕事、牛鬼の来訪……。少しも変わらぬ茂伸の暮らしを重ねるうちに、やがて村に伝わる土着信仰 “ひめみや流” の夏祭りの夜が訪れる。夜行市に賑わう境内に響く触太鼓は、祭りのクライマックス “面舞い” の始まりを告げるもの。舞台に浮かび上がるのは、七面頬(ナナツラオ)なる大妖と人間たちとが織りなす歴史。
その舞の最中、夏葉は突然倒れてしまう。「おにいちゃん……夏葉……体がヘンだよう」。ひと晩にして十センチ以上伸びた身長、体型の変化。夏葉の身体を襲ったものは、まぎれもない異常成長だった。(このまま、異常成長が続いてしまえば……夏葉の命は!)。果たして原因は病か祟りか――焦燥の中、すみとありすの力を借りて、透は夏葉を救うための手掛かりを探し始める。
作品の特徴
■3人のヒロインそれぞれの壮大な感動ストーリー
突然、原因不明の異常成長をしてしまった夏葉。シナリオはそこから分岐して、3人のヒロインそれぞれの物語が紡がれていく。
▼すみルート
人の時間を奪うと伝えられる大妖・七面頬(ナナツラオ)の呪い“時喰み(ときはみ)”。夏葉の異常成長を医学では解明できないと考えた透は、すみとともに“時喰み”について調査を始める。
▼ありすルート
夏葉に起きた変化の原因をつきとめるため、医学的な観点で調べる透。ありすはそんな透を支えながら、ずっと秘めていた思いを募らせていく。
【すみルート、ありすルートを最後までプレイすると発生】
▼夏葉ルート
帰郷とともに始まった夏葉の異変。その原因を必死で探す兄・透を助けたいという夏葉の純粋な想いが、ふたりの気持ちをやがてひとつに結びつける――。
※そしてそれぞれのルートの後……物語はさらにアフターストーリーへと続く!
物語の舞台は高知の自然溢れる茂伸(ものべの)村を中心に、さまざまな場所が登場
魅力的なキャラクターたちを紹介
ものべの -pure smile-
メーカー |
dramatic create |
対応機種 |
PSVPlayStation Vita |
発売日 |
2014年秋発売予定 |
価格 |
6900円[税別](7452円[税込]) |
ジャンル |
ノスタルジック・恋愛 / アドベンチャー |
備考 |
原画:cura、シナリオ:進行豹、詠野万知子 |