原さんらしい和やかなイベントに
声優・歌手として活躍する原由実さんの1stアルバム『Place of my life』の発売を記念し、2014年3月8日（土）、東京・秋葉原のとらのあな秋葉原店Cにおいて、発売記念イベントが開催された。歌あり、トークありで盛り上がったこのイベントの模様をリポートする。
原さんは、ファミ通.comにて配信中の『原由実の◯◯ラジオ』のマスコットキャラクターである、はらまるくんを描いたTシャツに、黒のキュロットスカートとサイハイブーツを合わせたファッションで登場。あいさつを済ませたのち、アルバムの表題曲『Place of my life』を歌うと、会場からは大きな歓声が起こった。
その後、5pb.で宣伝を担当する、藤本氏を司会にしてのトークコーナーへ。原さんがはらまるくんのTシャツを着てきたことから、はらまるくんの声を腹話術でアテレコすることになり、『原由実の◯◯ラジオ』でおなじみのモゴモゴとした声を披露。会場のファンの笑いを誘っていた。
つぎに、アーティストとしての活動について聞かれた原さん。『HANABI』でのアーティストデビューから1年半が経過したことについては、「あっという間の1年半。イベントに呼んでいただいたりして、密度の濃い1年半でした」と振り返る。また、戸惑うことがあったかという質問には、「声優を志したころは、歌手の活動をしている方が徐々に出てきているころで、声優さんと言えば裏方というイメージがありました。だから、何をするのにも自分の顔が出るというのは、すごく不思議な感じがしましたね」と語っていた。
続いては、『Place of my life』の収録曲から『Lights in the sky』の話題に。この楽曲は、『intention』に収録された3曲のすぐ後に録ったということで、原さんの気持ちの上では4曲目という扱いだったそう。レコーディングが続いている状態だと、アーティストとしてのエンジンが、かかったままになっているということで、すんなり録れたそうだ。原さんが気に入っている点は歌詞が前向きなところだといい、“辛くても前を向いて歩いて行く”という内容を描いた歌詞が魅力と語っていた。
また、『Place of my life』というタイトルが、原さんの出身地である大阪をイメージしているということから、いろいろな場所の話題に。まずは東京。原さんが上京してきたころ、東京にはちょっとだけ怖いイメージを持っていたそうだが、不動産屋さんがやさしくしてくれたことで、そのイメージが変わったという。続いて、“大阪と東京以外でどこに行ってみたい？”という質問では、沖縄と回答。キレイな海でダイビングをしてみたいそうだ。また、海鮮浜焼き食べ放題のバスツアーに参加したいとも思っているそうで、「みんなでバスツアーに行くのっていいですよね！」と楽しそうに語っていた。
トークの後は、再び歌へ。ここでは『風のオーケストラ』に加えて、久しぶりとなる『天ノ紅』も披露された。続くファンとのジャンケン大会では、原さんとファンがジャンケンして、勝ったファンにサイン入りポスターが贈られた。さらに、原さんの発案により、もうひとつのプレゼントが用意されることに。『風のオーケストラ』の仮歌収録時に使用された歌詞カードという、この超レアなプレゼントを賭けて、再度ジャンケンが行われた。最後は、原さんからファンにメッセージ。「最近、イベントなどでよく緊張するようになってしまったのですが、イベントの際に皆さんがにこにこして見てくださるので、やさしいオーラに癒やされながら過ごすことができて、うれしく思います」と語り、イベントを締めくくった。
■原由実さん1stアルバム「Place of my life」
発売日：2013年12月25日
発売元：5pb. 販売元：メディアファクトリー
価格：【数量限定版（Blu-ray付）】4410円［税込］／【DVD付盤】3990円［税込］／【通常盤】3150円［税込］
