日本語ローカライズ版や日本向けの支払い方法も今後対応予定

アンリアルエンジン4がサブスクリプションモデルで提供開始、月額19ドルでC++ソースコードへのアクセスも可能【GDC 2014】_01

 エピック・ゲームズが、同社のゲームエンジン“アンリアルエンジン4”の月額サブスクリプションモデルを発表した。月額19ドルでPC/Mac版のエンジンが使用可能で、ゲームの販売時に、ロイヤリティとして5%を支払うという形(基本プレイ無料の広告付きゲームなども同様)。

 書き出し先のプラットフォームは、まずはPC/Mac/iOS/Androidからスタート。今後ValveのSteam Machineで増えそうなLinuxや、HTML5などの対応も進めているそう。また、C++で書かれたソースコードにもGithubを通じてフルアクセスが可能となっている。
 なおコンソール版については、現状ではソースコードはNDAの関係で出せないものの、ソニーやマイクロソフトと交渉中。コンソール版で使用するライセンスについては、現在は交渉次第とのこと。

 エピック・ゲームズ・ジャパンの河崎高之氏に話を聞いたところ、同社で日本向けの展開(※)を行うほか、エンジンの日本語ローカライズ版の提供や、より日本の学生などが利用しやすい(クレジットカード以外の)支払い方法への対応なども進めていくとのこと。

(※追記:当初“日本向けサポート”と書いておりましたが、誤解を招く表現であるため訂正致します。サブスクリプションモデルでは1対1の個別サポートなどはないそうです。)