ふたりの少女、助けられるのはどちらかひとり
日本一ソフトウェアは、プレイステーション3専用ソフト『神様と運命覚醒のクロステーゼ』を2014年7月24日に発売する。
本作では、2013年1月に発売したプレイステーション3専用ソフト『神様と運命革命のパラドクス』の物語から数年後に、新たな舞台で新たな登場人物たちによって、“運命の覚醒”を巡る物語が展開される。
キャラクターデザインを務めるのは、いとうのいぢ氏と堀愛里氏。音楽は前作に引き続き妖精帝國が担当。さらにメインキャストには、声優、歌手として人気の今井麻美さん、原由実さんを迎えており、前作を超える魅力的な世界観、キャラクターたちが創出されるとのことだ。
■プロローグ
とある少年によって運命が革命されてから数年後……。
強大な悪魔であるサタナディアが倒れてからも、依然、悪魔たちの絶対的な優勢は覆っておらず、天使と悪魔は血で血を洗う戦争に身を投じていた。
あるところに、ゲリラ戦術でかろうじて戦況を保っている天界があった。そこでは対悪魔用最終兵器として“神”の研究が進められており、人間を神へと変える“運命覚醒結晶”の適合者の到来を、いまかいまかと待ちわびていた。
主人公は謎の少女の導きで、運命覚醒結晶の移植者として選ばれ、神となって悪魔と戦うことになる。
幾度となく突きつけられる“究極の選択”は、ときに思わぬ人を殺し、巻き込み、理不尽な結果を残していく……。
敵に勝つため、生き残るためあがいてきた主人公は、やがて自分と親しい少女ふたりの死という状況に直面する。助けられるのはどちらかひとり。最後に彼が選ぶ道は……。
■登場キャラクター紹介
宙海ジュピエル（天使）
声：今井麻美さん
イラストレーター：いとうのいぢ
「これから私が、あなたの専属天使となって、サポートさせていただくこととなりました」
主人公の専属天使となる少女。その実力は天界でも最強クラス。戦闘技術の未熟な主人公の監督、指導に厳しくあたるが、ときにはともに悩んだり、笑い合ったりしながら仲を深めていく。貴族の生まれで、性格は真面目。努力家。天使長の姉を持ち、姉のような立派な天使になることが目標。
東江アルル（悪魔）
声：原由実さん
イラストレーター：いとうのいぢ
「いわば、私はキミという神の創造主であり、命の恩人というわけだ。礼のひとつくらいあっても損はないぞ？」
主人公を神に改造した研究者。捕虜の身であるが、神様に関わる研究の交換条件として、天界で自由に振舞う権利を与えられている。ただし、彼女を快く思わない派閥も存在しており、いざこざは絶えない。性格は唯我独尊でプライドが高い。戦争自体にはあまり興味がなく、あくまで自分の研究を最優先とする。
■あなたはどちらを救い、どちらを殺しますか？ ……ふたりの少女、ふたつの選択肢
本作には、ふたりのヒロインが登場する。かたや天使の少女、かたや悪魔の少女……。
救えるのはただひとり。
神様となった少年は彼女たちとともに、天使と悪魔の戦いに巻き込まれ、傷つき、過酷な運命に翻弄されながら次第に“究極の選択”へと辿り着いていく。
少年が導き出す選択が、“彼女たちの運命”を、“物語”を、神様としての“強さ”さえも変革し、あらゆる“システム”に影響を及ぼしていく。
■さまざまな場面で突きつけられる“究極の選択”
主人公に迫られる選択はさまざま。その多くは何者かの生死、命運に関係するもので、ときには理不尽と感じられるような選択を“神様”として決断しなければならない。襲いかかる“選択”の数々に、どのような答えを導き出すのか……、運命を左右する者としての判断が試される。
■“運命革命”から数年後の物語
本作は前作『神様と運命革命のパラドクス』から数年後の物語。舞台やキャラクターは一新。しかし前作の“とある天界で、とある少年が神様となって巨悪を討ち滅ぼした”ことが影響した世界観となっている。この事実が天使と悪魔の抗争に及ぼした影響とは？ 新たに神様として選ばれたひとりの少年の物語に注目しよう。
■3D化したローグダンジョン
前作（2D）から、ダンジョンのグラフィックを大きく変更。操作性や見やすさの向上など、プレイヤーの要望に応え、快適性が追求されている。また、グラフィックだけでなく、戦闘システムや強化システムも一新。本作ならではの“選択”にまつわる重要なシステムを搭載している。
■特典情報
『神様と運命覚醒のクロステーゼ』では、通常のパッケージ版やダウンロード版のほかに、ふたつの特典物を専用BOXに同梱した“初回限定版”と、早めに購入することで手に入る“初回生産特典”が用意されている。
初回限定版
・オリジナルサウンドトラックCD
