待望のセカンドライヴが実現

 2014年2月9日に行われた、アニソンカバーユニット“Trefle”のセカンドライブイベント“Trefle Meeting Project2”。ここでは、その夜の部の模様をリポート。併せて、メンバーへのミニインタビューもお届けする。

※ファーストライブ“Trefle Meeting Project2”の模様はコチラ

新曲も多数披露! アニソンカバーユニット“Trefle”のセカンドライブイベント“Trefle Meeting Project2”レポート_01
新曲も多数披露! アニソンカバーユニット“Trefle”のセカンドライブイベント“Trefle Meeting Project2”レポート_02

 “Trefle”は、将来性豊かな若手女性声優、鹿野優以さん、石川由依さん、後藤友香里さん、一木千洋さん、高橋未奈美さん、田上真里奈さんの6人によるアニソンカバーユニット。文化放送超!A&G+にて毎週土曜日16時~19時、生で放送されている「A&G Girls Project Trefle」から誕生。2013年4月の番組開始から約10ヵ月という初々しい6人組だ。SEGAから2013年7月末に配信開始され、現在も人気を博しているスマートフォン向けゲーム『チェインクロニクル』とのコラボ企画の展開や、2013年9月1日にはファーストライブイベントも実現。人気、知名度ともに急上昇中のなか、今回ファン待望のセカンドライブイベントが開催された。

 オープニングは、メンバーの紹介から『チェインクロニクル』の主題歌でオリジナル曲の「キズナの物語」、続いて「ブルーウォーター」(ふしぎの海のナディア)を披露した。

新曲も多数披露! アニソンカバーユニット“Trefle”のセカンドライブイベント“Trefle Meeting Project2”レポート_03

 MCパートでは改めて自己紹介、そしてその後はなんと6人がそれぞれソロで歌うコーナー! 一番手の石川由依さんは「ETERNAL WIND?ほほえみは光る風の中?」(機動戦士ガンダムF91)、以下順番に高橋未奈美さんが「青空のナミダ」(BLOOD+)、後藤友香里さんが「輪舞-revolution」(少女革命ウテナ)、鹿野優以さんが「Angel Night?天使のいる場所?」(シティーハンター2)、一木千洋さんが「プラチナ」(カードキャプターさくら)、田上真里奈さんが「Butter-Fly」(デジモンアドベンチャー)を歌い上げた。選曲は各人が歌いたい曲をいくつか挙げた中から選ばれたそうだが、高橋未奈美さんの「青空のナミダ」は、ファンからの要望で決まったとのこと。また、後藤友香里さんが振り付けを担当することが多いTrefleだが、今回、田上真里奈さんは自分で振り付けをしたそうだ。

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 ソロパートに続いては「星間飛行」(マクロスF)、「創聖のアクエリオン」(創聖のアクエリオン)、そしてこのライブで初披露となったオリジナル曲「the One Step Shining Star」を熱唱! アップテンポな新曲に、集まったファンもノリノリで大盛り上がりとなった。ライブはここで一旦終了となったが、すでにお約束になりつつある鹿野チーフの壮大なフリからのアンコールに応じてメンバー再登場。「Fight!」(魔神英雄伝ワタル2)でセカンドライブを締めくくった。

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<セットリスト>
1.「キズナの物語」(チェインクロニクル)
2.「ブルーウォーター」(ふしぎの海のナディア)
3.「ETERNAL WIND?ほほえみは光る風の中?」(機動戦士ガンダムF91/石川由依ソロ)
4.「青空のナミダ」(BLOOD+/高橋未奈美ソロ)
5.「輪舞-revolution」(少女革命ウテナ/後藤友香里ソロ)
6.「Angel Night?天使のいる場所?」(シティーハンター2/鹿野優以ソロ)
7.「プラチナ」(カードキャプターさくら/一木千洋ソロ)
8.「Butter-Fly」(デジモンアドベンチャー/田上真里奈ソロ)
9.「星間飛行」(マクロスF/一木千洋、高橋未奈美、田上真里奈)
10.「創聖のアクエリオン」(創聖のアクエリオン/鹿野優以、石川由依、後藤友香里)
11.「the One Step Shining Star」(オリジナル楽曲)
アンコール「Fight!」(魔神英雄伝ワタル2)

ライブ後のメンバーにミニインタビュー

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――セカンドライブを無事終えて、まずは簡単に感想を聞かせてください。
鹿野 今日は本っ当に楽しかったです。体力的にはもちろん大変なんですけれど、集まってくださった皆さんのおかげで、一緒に走りきれたという感じですね。
田上 今回で2回目のライブですが、じつは1回目より不安が大きかったんです。1回目よりいいものにしなきゃとか、パワーアップしなきゃとか、いろいろ考えてしまって。そうして今日を迎えたわけですが、私たち以上にパワーアップしたマネージャーさんたちに引っ張ってもらって(笑)、すごく楽しんでできたと思います。
石川 今日に至るまではすごく長く感じていたのですが、ライブが始まってみれば本当にあっというまに終わっちゃった、という感じでした(笑)。いまの自分を出し切れたんじゃないかと思いますし、前回以上に盛り上げてくださったマネージャーの皆さんには感謝感謝です。
高橋 最初は全然緊張していなかったんですけれど、なぜか昼の部が終わって夜の部までの間に急に緊張してきてしまって(笑)。ですが、ステージに上がってお客様の顔を見たらスッっと落ちつけました。そこからはどんどんゾーンに入っていくような感覚で、皆さんの顔もハッキリ見えて、私のすべてをぶつけようという気持ちでやり切れました。今日はぐっすり眠れそうです(笑)。
一木 みんなも言っているように、本当にお客さんの力が大きかったです。思いもかけないところで合いの手を入れてくださったり(笑)。私が皆さんを楽しませるんだ、という気持ちでやっていますけれど、結果的にはお客さんの応援をもらって、いっしょに楽しむライブになりましたね。
後藤 このライブに向けて、6人が多くの時間を共有して準備をしてきましたが、今日、そこにマネージャーさんたちの力が加わって完成できました。ホッっとしています。メンバーもそうですし、マネージャーさんたちもそうですし、いろいろな人に支えられていることを改めて実感できましたし、これを忘れずに次の目標に向かっていきたいですね。

――準備期間はどのくらいだったのですか?
鹿野 年明けからだったので、新しい部分に関しては一ヵ月くらいですね。
一木 過去にやったことのある曲は、ずっと練習していましたし、そこは1回目のライブから地続きで来ている感じですね。

――新しく披露された曲も多かったですが、振り付けなど苦労されたことはありましたか?
鹿野 振り付けの話は後藤に(笑)。
後藤 今回はソロをやるということで、その人の個性を意識した振り付けを考えました。そこに曲のイメージを加えて作り上げていったのですが、それぞれ個性的で持ち味の出るものになったと思います。練習は大変でしたけど(笑)。複数人で踊るのとはリズムの取り方などが違って、思わぬところで詰まったり。
一同 (うなずく)
後藤 私も想定していなかったところが覚えにくかったり。ソロはディティールもしっかりできないと目立つので「そういうところをおサボリしてはいけませんよ」と指導させていただきました(笑)

――オリジナルの新曲も初披露されました。
鹿野 新曲はサビが英語の歌詞なので、個人的には発音で苦労しましたね(笑)。
後藤 曲を聴いたときにみんながエアギターを始めたので、「じゃあこれを振り付けに入れよう」ということになったのですが、振り付けにしたとたんできなくなるということもありましたね(笑)。アップテンポな曲なので動きのある振り付けになっています。
田上 曲のイメージに合わせて、みんなで相談して衣装も赤になりました。

――では最後に、ファンの皆さん、読者の皆さんにメッセージをお願いします。
鹿野 また次、3回目のライブができるようにラジオもレッスンもがんばっていきたいです。日々の活動の中で、私たちのいろいろな面を出していければと思っていますので、応援よろしくお願いします。
田上 まだ結成して日が浅いグループなので、私たちもイベントなどをやることで新しい自分を見つけたり結束が強くなったりしていることを実感しています。イベントもライブもずっと続けていきたいですし、その中で“らしさ”を失わずに違う一面をどんどん出していければと思います。これからも応援よろしくお願いします。
石川 今日は本当に楽しい1日でした。お客様からたくさんのエネルギーを頂けました。ここまでいっしょにやってきて、「やっぱりTrefleっていいな」という気持ちを強くしていますし、もっと多くの方に知っていただきたいなと思っています。記事を読んでちょっとでも気になったかたがいましたら、まずはラジオを聴いていただいて、Trefleというグループに触れてみて欲しいです。よろしくお願いします。
高橋 まずは、この記事を読んでくださってありがとうございます! Trefleは本当に個性豊かで楽しいグループですし、私自身も大好きな人たちといっしょに活動できて幸せです。それぞれ個人でも活動していますが、6人が集まることで出せる魅力もあります。入り口はいろいろあると思いますが、Trefleのファンがひとりでも増えるように私たちもがんばりますので、ぜひ応援よろしくお願いします。
一木 メンバーひとりひとりの活動の幅も広がっていますし、いま思えば、あのタイミングでしかこの6人は集まれなかったのかなと思います。ある意味奇跡のユニットじゃないかと(笑)。一度見ていただければ、Trefleはすごくいろいろなことができるユニットです。もっともっといろいろなことに挑戦していこうと思っていますので、ずっと支えてくださっている皆さんも、これから応援してくれる皆さんも、末長くよろしくお願いします。
後藤 この記事を読んで、少しでも気になった方がいたら、ちょっとだけでもいいのでぜひ土曜日のラジオを聴いてみてください。私たちは、いつ誰が来てもいいように、全力で賑やかに放送しています。ファンあってのTrefleですし、ファンになってくださる方が増えていくようにがんばります。皆さんの目に留まる機会がもっと増えるように努力していきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。