掲載作品はすべて無料で読める!
2014年3月3日、株式会社KADOKAWAは、新ウェブコミックサービス“ComicWalker(コミックウォーカー)”を3月22日よりスタートすることを発表。ここでは、その発表会の模様と発表されたサービス内容について紹介する。昨年10月に主要事業会社9社と合併し、新体制がスタートしたKADOKAWA。合併後初めて立ち上げる大型新規事業が、この“ComicWalker(コミックウォーカー)”だ。本サービスでは、KADOKAWAが発行するマンガ雑誌とWebマガジンからセレクトされた連載中の作品をPC、スマートフォンで読むことができる。
特徴(1) 他を圧倒する200作品がラインアップ
“ComicWalker(コミックウォーカー)”には、KADOKAWAが発行する23のマンガ雑誌とWebマガジンからセレクトされた連載中の150作品と、“ComicWalker(コミックウォーカー)”完全オリジナル50作品、計200作品が掲載される。
<おもな掲載作品>
「僕だけがいない街」「シャアの日常」「カゲロウデイズ」「となりの関くん」「アクセル・ワールド」「ソードアート・オンライン」「艦隊これくしょん-艦これ-」「まおゆう魔王勇者」「フルメタル・パニック!0 -ZERO-」「新生徒会の一存」「ノブナガ・ザ・フール」、コミックウォーカー完全オリジナル作品
特徴(2) 全サービスを無料で提供
“ComicWalker(コミックウォーカー)”に掲載される作品は、すべて無料で読むことができる。会員登録を行うと、作品更新情報の送付などさらに便利なサービスも受けられるように。また、今後は有料のプレミアムサービスの展開も予定されているとのこと。
特徴(3) 最新の彩色技術でモノクロ作品をフルカラー化
掲載される作品の中には、雑誌掲載時はモノクロだったものを最新の彩色技術でフルカラー化されるものも。第一弾として、生誕35周年を迎える機動戦士ガンダムの公式コミカライズ「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」と、新劇場版でも話題の「新世紀エヴァンゲリオン」がフルカラー化される。


特徴(4) 掲載マンガを多言語化、世界中の読者に作品をお届け
掲載作品は、日本語だけでなく、英語、中国語の3ヵ国語に対応。ワンクリックで3言語の各画面に切り替え可能で、メニュー画面も対応する。これにより、作品を世界に発信するとともに、海賊版への対抗策としての効果も見込んでいるとのこと。また、その他の言語への対応も今後検討していく。
特徴(5) ユーザーのオリジナルページが作成できるマイマガジン機能
搭載されるマイマガジン機能によって、ユーザー独自のページが作成される。マイマガジンのページには読んでいる作品の更新情報が掲載されるほか、閲覧履歴から“ComicWalker(コミックウォーカー)”に掲載されているオススメ作品が表示される。
特徴(6) マルチデバイスに対応
“ComicWalker(コミックウォーカー)”はスマートフォン(iOS、Androidに対応)、タブレット、パソコン、いずれの端末でも利用可能。スマートフォン向けには、iOS、Androidの両OSに対応したアプリが配信される。
特徴(7) 掲載作品をコミック化、新レーベルより発売予定
2014年度には、“ComicWalker(コミックウォーカー)”に掲載されるオリジナル作品をコミックス化、KADOKAWAの新コミックレーベルより発売される。電子版も制作される予定。
特徴(8) 新人公募企画「ComicWalker新人大賞」を創設
“ComicWalker(コミックウォーカー)”では、新しいクリエイターの発掘・育成にも積極的に取り組む。このために、「ComicWalker新人大賞」を創設し、サービス開始と同時に作品の募集が開始される(※詳細は3月22日よりサイト内に掲載)。また同日からは、「艦これ コミック・イラスト大賞(仮)」も実施。「艦これ」をテーマにしたイラスト投稿などができるようになる。


