プレイステーション4は2日間で32.2万台と好調な滑り出し
ゲーム総合情報メディア“ファミ通”は、2014年2月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データを公開。集計期間は、2014年1月27日~2014年2月23日(4週分)。
2月22日に、国内でも販売が開始されたプレイステーション4が、2日間で32.2万台を販売する好スタートを切った。ソフトランキングはニンテンドー3DS用ソフト『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』がトップ。プレイステーション4の本体と同時発売されたタイトルも上位にランクインしている。
【家庭用ゲームソフト 月間販売本数TOP5】
1位:ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵(3DS)/スクウェア・エニックス/60万5692本
2位:KNACK(ナック)(PS4)/ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア/32万2083本
3位:機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト(PS3)/バンダイナムコゲームス/31万5137本
4位:龍が如く 維新!(PS3)/セガ/14万2811本
5位:星のカービィ トリプルデラックス(3DS)/任天堂/11万7061本
【家庭用ゲームハード 月間販売台数】
(ニンテンドー3DSはニンテンドー3DS LLを含んだ合計値)
1位:プレイステーション4/32万2083台
(先月1位:ニンテンドー3DS/34万3105台)
2位:ニンテンドー3DS(合計)/15万7900台
(先月2位:プレイステーション Vita/16万6022台)
【家庭用ゲームソフト メーカー別販売本数TOP3】
1位:スクウェア・エニックス/78.0万本
2位:バンダイナムコゲームス/58.8万本
3位:任天堂/43.5万本
【2014年2月期の家庭用ゲーム市場について】
2月期の国内ゲーム市場は、待望のプレイステーション4(ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア/2014年2月22日発売)の発売により、市場規模が昨年対比138.9%(ハード・ソフト合計)と、ハード市場はもちろん、ソフト市場においても大幅なプラスとなりました。
欧米に続いて日本国内でも登場したPS4は、2日間の集計期間で32.2万台を販売。月間ハード販売台数の首位を獲得しただけでなく、プレイステーション3(2006年11月11日発売、初週8.8万台)の約3.6倍という滑り出しを見せました。一方、ニンテンドー3DS(3DS LLを含む)は、16.0万台を販売し、2位となっています。
月間ゲームソフトランキングでは、『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』(スクウェア・エニックス/2014年2月6日発売/3DS)が60.6万本を販売し、トップとなりました。ランキング2位の『KNACK(ナック)』(ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア/2014年2月22日発売/PS4)は、PS4本体の初回限定版にダウンロード用プロダクトコードが同梱されており、ハードと同じ32.2万本の販売と
なっています。また、『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』(バンダイナムコゲームス/2014年1月30日発売/PS3)が31.5万本を売り上げ、3位となりました。
そのほかの新作ソフトでは、人気シリーズの最新作『龍が如く 維新!』(セガ/2014年2月22日発売/PS3・PS4)が上位にランクイン。発売から2日間という短期間ながら、PS3版が14.3万本で4位、PS4版は7.3万本で7位に登場しています。
2014年3月期は、順調なスタートを切ったPS4の勢いに加え、『マリオパーティ アイランドツアー』(任天堂/2014年3月20日発売予定/3DS)、『メタルギア ソリッド V グラウンド・ゼロズ』(KONAMI/2014年3月20日発売予定/PS3・PS4・Xbox 360)といった人気シリーズの新作も発売されるため、ハード・ソフトともに市場の盛り上がりが期待できそうです。
<ファミ通調べ>
(注)ソフトの売上本数については、集計期間中に販売されたすべてのタイトルを対象としています。2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。
(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)