原作小説やアニメでは描かれない“if”の物語
角川ゲームスより、2014年3月27日発売予定のプレイステーション Vita用ソフト『ゴールデンタイム Vivid Memories』。原作小説やアニメでは描かれることのないifの物語を楽しめる本作は、ヒット作であるゲーム版『とらドラ!』のメインシナリオライターが再集結して制作され、原作者・竹宮ゆゆこが完全監修しているのだ。
今回は、アニメ版には登場しない外伝キャラクターや新イベントCG、3つ目となるミニゲーム情報などを公開しよう。
◆アニメ非登場の原作外伝キャラクター
“V”に続き、原作小説『ゴールデンタイム 外伝 二次元くんスペシャル』に登場するふたりのキャラクターが、本作にも登場することが判明したぞ。
万里たちと同じ大学の一年生。BL関係の同人誌を趣味で描いている快活な性格の腐女子。二次元くんが持つ、数少ない三次元の女の子の友人。
二次元くんの中学時代の後輩。高校三年生。真っ白な肌、透明感のある漆黒の髪、くっきりした二重の瞳、薄桃色の唇、華奢な体が特徴。二次元くんの姉・舞と親しく、つねに男との噂が絶えない“魔性の女”。
●キャンパスライフを満喫しよう
プレイヤーは主人公・多田万里の視点で、ほかのキャラクターとさまざまなイベントを通じて恋愛したり、友情を育んだりすることになる。中でも、重要な項目を画面写真で説明しよう。
◆MAPイベント
キャンパスでは、さまざまなタイミングでMAPイベントが発生する。仲よくなりたいキャラクターとは、必ず会って話すようにしよう。
◆履修登録
仲よくなりたいキャラクターと同じ講義を受けることで、履修イベントが発生するようになる。日ごろの会話から、情報収集を欠かさないように!
◆ツーショット会話
特別なタイミングで、キャラクターをヌルヌル動かす最新技術“Realize2D”を活用した、ヒロインとのドキドキのツーショット会話イベントが発生する。相手を楽しませることができたら、親密度がグッと上昇!
◆GTイベント
飲み会に参加しているキャラクターの会話の中から“キーワード”をストックし、場が盛り上がりそうな“キーワード”を投入していく。ただし盛り下がってしまった場合は、飲み会が即お開きになって、BADエンドに直行してしまうかも!?
●フォロー機能やおまけ要素も満載
本作は、各キャラクターとの親密度やプレイヤーが決定した選択肢によって約20種のエンドに分岐していく。システムメニューの中に、便利でかわいらしいフォロー機能が搭載されているので、チェックしながら物語を進めていくといいだろう。また、イベントCGアルバムや3種のミニゲームなどおまけ要素も充実!
◆フローチャート
ルート分岐やヒントなどを確認できるため、全ルート制覇の強い味方となる機能。重要な分岐の際には、SDキャラたちによるコミカルな演出が入ることもあるぞ。
◆相関図
万里とほかのキャラクターとの親密度が視覚的に分かる機能。親密度の表示から一定時間経つと、その時点のストーリー性を表すキャラ劇が始まる。
◆おまけ
イベントCG、BGM/テーマソング、エンディングムービーを再度閲覧することができるほか、3種のミニゲームを楽しむことも可能だ。BGMは、アニメ版と同様、橋本由香利さんが作曲したゲームオリジナルとなっている。
◆イベントCG
本作に収録される描き下ろしイベントCGは、テレビアニメを制作しているJ.C.STAFFによって手掛けられたハイクオリティーなもの! その総数は100点以上という大ボリュームだ。今回はその中から、4点のCGを新たに紹介しよう。
◆最後のミニゲーム“着せ替えバブル”をピックアップ
本作には本編のアドベンチャーゲーム以外に、ジャンルの異なる3種類のミニゲームが別途収録されている。どれも原作・アニメの世界観を活かした特徴的なものとなっているが、今回紹介するのは、最後のひとつ“着せ替えバブル”!
このミニゲームは、さまざまな色のバブルを破裂させて、女性キャラクターのイラストを変化させていくというパズルゲーム。画面上部から徐々に降下してくるバブルに対して、画面下の万里を操作してバブルを上に向かって投げ、同じ色のバブルを揃えて消していくのだ。消去バブルの個数や制限時間などの目標を持った各ミッションをクリアーすることで、画面右側のキャラクターイラストの前を覆う巨大バブルが破裂し、衣装が段々と着せ変えられていくぞ。
ゲーム中には、万里をサポートしてくれる“お助けキャラ”として、香子・リンダ・千波の3キャラが登場する。各キャラに設定された色のバブルを消すことで“お助けゲージ”が溜まっていき、MAXになると特殊スキルを発動することができる。バブルを上に押し戻したり、バブルの落下速度を遅くしたりなど、それぞれに異なる効果の特殊スキルを持っているので、ミッションの特性に合わせて“お助けキャラ”を選択し、クリアーを目指そう。