“V”の序章をいち早く体験!

 2014年2月16日、KONAMI 小島プロダクションは2014年3月20日に発売予定のプレイステーション4、プレイステーション3、Xbox One、Xbox 360用ソフト『メタルギア ソリッド V グラウンド・ゼロズ』のメディア向け体験会を開催した。

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 『メタルギア ソリッド V グラウンド・ゼロズ』は、『メタルギア ソリッド V』の序章にあたり、本篇である『メタルギア ソリッド V ファントムペイン』に先駆けて発売される。今回、試遊に用意されたのは、プレイステーション4版。プレイにあたり、とくに制限はなく、メインミッションはもちろんのこと、特定の条件でプレイ可能になるサイドオプスなどもプレイすることができた。小島プロダクションのこうした精力的な取り組みは、情報を取り扱うメディア関係者に、作品をより深く理解してもらうという目的を持ち、先日の2014年2月12日には、海外メディアに対しても行われた。

 会場では、プレイステーション Vitaを使ったリモートプレイや、タブレットを利用したセカンドスクリーンも体験でき、さらには、国内では発売日未定ではあるが、Xbox One版も参考出展されていた。

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▲プレイステーション4をプレイステーション Vitaから操作できるリモートプレイ。描画遅延も少なく、ふつうにプレイできる感じだった。
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▲タブレットを使ったセカンドスクリーン機能。マップをリアルタイム表示する。『グラウンド・ゼロズ』では、マップの表示中でもポーズ状態にはならない(マップを見ているあいだに撃たれる危険もある)ため、このように別画面に表示しておけるのは便利。ゲーム内でマーキングした敵は、セカンドスクリーン上にも反映される。UIは、指によるスクロールはもちろん、ピンチイン・アウトによる拡大縮小も可能。
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▲Xbox Oneの実機展示。日本での発売が待たれる。

 体験会の締めは、小島プロダクションのダン氏によるお手本プレイ。ゲームモードはハード、敵兵に見つかったときのハイスピードカメラのような効果もオフ、敵兵のマーキング機能もオフという、超が付くほどのハードモード。あまりの緊張感に、まるでゲームが違う印象だ。そうした極限状態の中、ダン氏が操るスネークは、ダイナミックに前に進んでいく。オーディエンスとして見守るメディアも、「おお、そこ進むんだ」であったり、「えー、トラックで運ぶんだ(笑)」など、思わず声がこぼれる。こうした、他人のプレイに驚きや発見が尽きないのが、『グラウンド・ゼロズ』の醍醐味と言える。

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▲小島プロダクションのダン氏。ハードモードは敵兵の配置などにランダムの要素があり、いつも同じ戦術が通用するとは限らないのだとか。しかし、ダン氏の操るスネークの動きがそれはそれは華麗なこと。魅せられる。

 詳細なインプレッションや小島監督のインタビューは、また後日に公開!