大雪のなか、多くのファンが駆けつけました!
2014年2月8日、ディファ有明にて、コーエーテクモゲームスの人気アクションゲーム『真・三國無双』シリーズを題材にした声優イベント“真・三國無双 声優乱舞 2014春 究極歌宴(アルティメット・ライヴ)”が開催された。ここでは、昼の部の模様をお届けする。
“真・三國無双 声優乱舞”としては3回目の開催となる本イベントは、“ 究極歌宴(アルティメット・ライヴ)”と題し、“真・三國無双 声優乱舞”と銘打たれた初のライヴイベントとなっている。
昼の部には、曹丕役の神奈延年さん、郭嘉役の三宅淳一さん、孫権・姜維役の菅沼久義さん、朱然役の柿原徹也さん、関銀屏役の三上枝織さん、司馬師役の置鮎龍太郎さん、司馬昭役の岸尾だいすけさん、鐘会役の会一太郎さん、呂布役の稲田徹さんの9名が出演。出演者が自身の演じるキャラクターになりきって決めセリフを言いながら登場するオープニングでは、出演者が登場するたびに、黄色い声援が客席で沸きあがった。
大盛り上がりのライヴパート
曹丕役の神奈延年さんの歌う“Silent Phoenix”がオープニングナンバーを飾り、ライヴパートがスタート。その後も出演者たちは、自身の演じるキャラクターのキャラクターソングを熱唱し、会場は熱狂に包まれていった。客席では、魏に所属する曹丕のときは青、蜀に所属する関銀屏のときは緑、などのようにステージ上で歌っているキャラクターの勢力によって、手に持つサインライトの色を切り替えるファンの姿も多数見られた。
【ライヴパートセットリスト 昼の部】
★前半
1.“Silent Phoenix” 歌:神奈延年(曹丕)
2.“Red Passion” 歌:柿原徹也(朱然)
歌前ダイアローグ“戦う決意”菅沼久義(姜維)、三上枝織(関銀屏)
3.“WILL TO FIGHT” 歌:三上枝織(関銀屏)
4.“Endless Glory” 歌:三宅淳一(郭嘉)
5. “Change the World” 歌:岸尾だいすけ(司馬昭)
★後半
歌前ダイアローグ“美しき刹那”神奈延年(曹丕)、三宅淳一(郭嘉)
6.“Beautiful Moment” 歌:三宅淳一(郭嘉)
7.“LAST FOREVER” 歌:神奈延年(曹丕)
8.“Blade of Fate” 歌:置鮎龍太郎(司馬師)
9.“KING OF DESTROYER” 歌:稲田 徹(呂布)
★アンコール
10.“light blue sensation” 歌:会一太郎(鐘会)
11.“No way back” 歌:菅沼久義(姜維)
両チームボケまくりのキャラソンクイズ
ライヴパートの前半と後半のあいだのバラエティーコーナーでは、『真・三國無双』シリーズのキャラクターソングから出題される問題を答えて、その獲得ポイントを競う“究極歌宴スペシャル キャラソンクイズ”。出演者は、無双チームと乱舞チームに分かれて、どちらのチームが高得点を獲得できるかを競った。
勝利チームには、賞品が与えられるのだが、前回のイベントでの賞品は肉まんだったことが告げられる。もしや今回も……と賞品について思いを馳せるなか、稲田徹さん演じる呂布は「貂蝉か! 貂蝉は誰にも渡さん! うおおおおお」っと、賞品を勝手に勘違いし大盛り上がり。気になるチーム分けは、無双チームが、神奈延年さん、三宅淳一さん、稲田徹さん、乱舞チームが、置鮎龍太郎さん、岸尾だいすけさん、会一太郎さん、柿原徹也さんに。なお、司会は菅沼久義さんと三上枝織さんが務めた。
このコーナーでは、昼の部と夜の部の合計獲得ポイントで競われる。昼の部では全3問が出題された。1、2問目は各チームそれぞれに出題され、3問目は合同での出題という形式で行われた。
1問目の無双チームに対する出題は“逆再生クイズ”。逆再生されたキャラクターソングを歌っているキャラ名か声優名を答えるというもの。回答は、チームでひとつのみである旨が告げられると、参加者からは「それだとボケられない!」との不満の声が。しかし、最終回答に決定するまでは、何を答えても大丈夫であることがわかり、安心するステージ上の出演者たちに対して、会場は笑いに包まれた。
ところが、逆再生で曲が流れた終わった直後、なぜか回答権のない乱舞チームが一斉にフリップを提出。しかも、その答えもボケ通し。仕切り直してシンキングタイムに移るも、客席からも「ボケて~」の声が挙がる始末。その声援(?)に応えてか、その後ボケまくる無双チームだが、オーディエンスを活用し、しっかり正解を導き出していたのはさすがだった。
2問目の乱舞チームに対する主題は、“早回しクイズ”。早回しで再生されたキャラクターソングを歌っているキャラ名か声優名を答えるという内容だ。曲が始まる前からオーディエンスを使おうとしたり、回答しようとする乱舞チームに「やりたい放題じゃないか!」と、思わずつぶやく無双チームの神奈延年さん。その言葉の通り、終始やりたい放題な乱舞チームであったが、こちらもオーディエンスに助けられ、見事正解を導き出すことに成功していた。
続いて行われた両チーム合同出題となる“キャラソン歌詞穴埋めクイズ”でも、芸人顔負けのボケを連発する出演者に会場は大盛り上がり。昼の部終了時での両チームのポイントは、無双チームが8ポイント、乱舞チームが7ポイントと、接戦で昼の部の“究極歌宴スペシャル キャラソンクイズ”は終わった。
『真・三國無双』の気になる新作に期待が高まる
なお、イベント中に2014年2月22日発売予定のプレイステーション4用ソフト『真・三國無双 7 with 猛将伝』のPVが公開された。PVのナレーションも担当した稲田徹さんは、本作の見どころとして、呂布を主人公としたストーリーや、『真・三國無双7』と“猛将伝”と2本分という大ボリュームや美麗グラフィックなどを語っていた。ゲームに対する期待も高まるところだ。
(取材・文 ライター/竹中プレジデント 撮影/大山雅夫)