プロモーションビデオが強烈!

 2014年2月6日、JOYSOUND品川港南口店で“電波諜報局”の公開生放送が行われ、4月放送開始予定のテレビアニメ『健全ロボ ダイミダラー』(原作:なかま亜咲、KADOKAWA/エンターブレイン)の主題歌を“遠藤会”が担当することが発表された。曲名はズバリ“健全ロボ ダイミダラー”だ。
 
 遠藤会とは、JAM Projectのメンバーでもあるアーティストの遠藤正明さん率いるユニットであり、メンバーは遠藤さんのほか、bambooさん、やまけんさん、鷲崎健さんの4名。ちなみに本ユニットは、飲み会の席の勢いで結成されたのだという。

 また、“電波諜報局”の収録中には、“健全ロボ ダイミダラー”のプロモーションビデオの一部が公開された。プロモーションビデオは、極道の男たちに扮した遠藤さんらが暴れまくる内容。あまりの内容の濃さに、遠藤会のメンバーも「どうですか? 曲が全然頭に入ってこないでしょう?(笑)」とちょっぴり苦笑い。
 とはいえ、曲自体は、まさにロボットアニメといった熱い内容となっている。気になった人は、ぜひ以下の30秒スポットを鑑賞してみてほしい。

 なお、遠藤会のデビューシングル“健全ロボ ダイミダラー”は、4月23日発売予定だ。

テレビアニメ『健全ロボ ダイミダラー』の主題歌を遠藤正明さん率いる“遠藤会”が担当することが決定!【動画あり】_01
▲左から、やまけんさん、bambooさん、遠藤正明さん、鷲崎健さん。

 “電波諜報局”の生放送終了後、遠藤会のメンバーにインタビューを行うことができたので、以下に紹介する。

――ファンの皆様へメッセージをお願いします。

遠藤正明さん(以下、遠藤) ひょんなことから、こうして『健全ロボ ダイミダラー』の主題歌を担当させていただくことになりまして、正直信じられない気持ちです。いま、世の中の元気がないように見えるので、そんな世の中を楽しく盛り上げていける起爆剤のようなものになりたいと思います! 僕以外素人ですけれども、どうかよろしくお願いします!(笑)

鷲崎健さん(以下、鷲崎) 僕素人ですけど、実力ないですけど、媒体持ってますからね!(笑)。

やまけんさん(以下、やまけん) タチ悪いなー!(笑)

鷲崎 さて、話を戻しましょう。メッセージですね。先ほど遠藤さんもおっしゃられましたけど、ひょんなことから曲を作ることが決まりまして、それですぐにレコーディング、PV撮影と、どんどんすごいことになっていって(笑)。予算も結構かかっているみたいですし……。ランティスさん大丈夫かな? って感じでした(笑)。でも、結果いい曲が仕上がったと思うので、応援をよろしくお願いします!

bambooさん(以下、bamboo) 僕も始め、お話をいただいたときは、「え? ランティスさんはご乱心かな?」と思いました(笑)。でも、ひょいひょい進行していきまして、結果ひとつの曲ができ上がりました。PVは、やまけんが「『アウトレイジ』みたいなものにしたらおもしろいんじゃない?」ってこぼしたのがきっかけで、あんなふうになりました(笑)。映像のせいでなかなか曲が頭に入ってこないかと思いますが、熱い曲になっているのでぜひ一度聴いてみてください!

やまけん 素人筆頭です! 僕が一番音楽から遠いところにいるかと思います(笑)。主に会社経営とかをやっているので。今回の楽曲制作の件は、bambooから電話でかかってきたんです。すごく軽い感じだったんですよ。でも、蓋を開けてみればかなり本格的な企画で、そのギャップにすごく驚きました。なにはともあれ、曲はロボットアニメらしい出来になっているので、『健全ロボ ダイミダラー』ファンの皆さんに、我々を好きになってもらえたらうれしいですね! 映像を見ると曲が頭に入ってこないので、一度目を瞑った状態でPVを再生してみてください!(笑)

――映像のインパクトが強すぎて曲が頭に入ってこないとのお話でしたが、あえて曲の聴きどころを教えてください。

遠藤 曲作りのときに、「これぞロボットソングというものを作ってほしい」と依頼されたので、聞いて熱くなるような曲を心がけました。なので、みんなの声のキーを合わせることをあえて無視して、思いっきり歌えて気持のいい曲を作らせていただきました! 熱くて、元気の出るロボットソングに仕上がっています!

bamboo 歌詞にも注目ですよ! 原作漫画ファンが二ヤリとしてしまうようなワードをちりばめています。あと、よく聞くとエロいです(笑)。

――レコーディングの雰囲気はどんな感じだったのでしょうか?

遠藤 きわどいワードを歌の中で叫んだりしているので、ハイテンションで楽しい収録になりましたね(笑)。それと、僕もワッシー(鷲崎さん)もbambooも音楽の経験があるのですが、やまけんだけはなかったんです。なので未知の領域だったんです(笑)。でも、いざ収録になると、原曲キーで歌えたんですよ! それが驚きであり、新鮮でもありました。

――PVの撮影現場でのエピソードがあれば聞かせてください。

遠藤 普通PV撮りのときって、スタッフさんが僕らの曲をかけてくれたりして、テンションを上げてくださることが多いのですが、今回は一回も流れませんでした(笑)。それと、エキストラの方々が熱い演技をしてくださいまして、それがすごくうれしかったです。おかげで僕たちもどんどん熱くなっていくことができました。たとえば、ワッシーが死ぬシーンがあるのですが、僕、あまりに熱が入りすぎまして、「ワッシー!」って叩いたら力が強すぎて蘇生しちゃったんですよ(笑)

鷲崎 ええ。「ブホッ!」ってなってしまいました(笑)。NGシーンです(笑)。ちなみに、それから僕ちょっと調子悪くなりました(笑)。ともあれ、それくらいみんな熱が入っていたということです。

――遠藤会の野望を教えてください。

遠藤 飲み会の席から始まったユニットですが、ゆくゆくはワンマンライブをやっていけるようになりたいですね! どんどん盛り上げていきたいです!

bamboo 遠藤さんの地元である石巻市でライブをやって、そのあと海の幸に舌づつみを打って、そして酔っ払って、次の日帰る! そんなことができたら幸せですね!

鷲崎 僕、結構長いことラジオとかMCの仕事をやらせていただいていて、いろんなレコード会社さんと関わらせていただいているんですけど、ちゃんと歌のお誘いを受けたのって今回が初めてなんです。なのでこれからは、ランティスさんに依存していきたいなーって思います(笑)。ズルズルべったりと(笑)。

やまけん 僕は、この曲が世に出回ることで、いろんな人から怒られたくないです! できれば褒められたいです! 野望ですよこれは(笑)。