1stシングル『Virginal』をリリースした蒼井翔太さんにインタビュー！

蒼井翔太INTERVIEW ―1st single　『Virginal』―

　声優や舞台などマルチに活躍中の人気声優・蒼井翔太さんがデビューミニアルバムに続き、1stシングルをリリース！　CD発売を記念してインタビューをお届けします！

★蒼井翔太プロフィール
8月11日生まれ。福井県出身。B型。出演作はPSPゲーム『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズ、アニメ『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000％』（美風藍役）、舞台『PERSONA3 the Weird Masquerade ～青の覚醒～』（汐見朔也）など。

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――1stシングルのリリースおめでとうございます！　まずは、新譜『Virginal』のコンセプトをお聞かせください。

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蒼井　いつも応援してくださっている皆さんに向けて、“僕といっしょに新しい物語を始めよう”という意味と想いを込めて「ここから僕らははじまる」というフレーズを、歌詞やポスターのキャッチに入れました。以前リリースさせて頂いたミニアルバム『ブルーバード』は、“僕がみんなを新しい場所に連れていきたい”という希望を詰め込んでいましたが、今回はテーマ自体がひとまわり成長したように感じます。蒼井翔太の1stシングルということで、応援してくださっている皆さんに改めて“これからもずっといっしょに進んで行きたい”という気持ちをお伝えしたくて、こちらのコンセプトに決定しました。

――楽曲の聴きどころやおすすめのポイントを教えてください。
蒼井　今回は、サウンド的にも攻めの傾向を強く出しています。当初はデジタルダンスチューンの激しいサウンドに、僕の高い声が負けてしまわないかという不安もあったのですが、実際に歌ったものを聴いてみたら無事に楽曲とシンクロしていたので安心しました。歌詞的にも曲調的にも落ち着いたパートもあり、その部分では今回攻めた楽曲を選んだ理由やみなさんへのメッセージや感謝の気持ちを込めていますので、その辺りをぜひ聴いて頂きたいなと思います。今回も『ブルーバード』の時と変わらず、Elements Gardenさんと楽曲制作をさせて頂いたのですが、Elements Gardenさんが僕の意見をとても丁寧に取り入れて下さったので、皆さんにお届けしたかった思いのすべてを歌詞に詰めることができました。

――カップリング曲『ユメノツヅキ』は、蒼井さんご自身が作詞・作曲を手掛けられたと伺いました。タイトルに込められた意図を教えてください。
蒼井　“ユメノツヅキ”と聞くと希望が溢れるような曲に感じますが、じつは失恋の歌なんです。好きな人の気持ちが自分に向かないことって経験したことがある方も多いと思うんです。それでも好きになった人の未来の夢や恋を応援したい。それが結果的に自分の夢にも繋がっていくんじゃないかなという思いが僕にはあって。なので『ユメノツヅキ』というのは自分の夢ではなく、好きな人の“ユメノツヅキ”という意味なんです。

――失恋の曲ということですが、どちらかといえばバラード系の曲調ということですか
蒼井　いえ、バンドサウンドで疾走感のある曲になっています。恋をした時に感じる、心の中で風が吹くような感覚や、胸の中で何かが弾けてそこから溢れ出す気持ちなど、思いが高まっていくイメージをアレンジに加えて頂きました。

――レコーディングはいかがでしたか？

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蒼井　かなり（笑）。最初は綺麗に歌うことばかりに気持ちがいってしまいがちだったのですが、上松さんから「激しい曲だし、いい意味で突き破って壊していいよ。突き破っていいよ」とアドバイスを頂き、そこでひとつ壁を越えられたような気がしました。いちばん最初に歌ったテイクと最後に歌ったテイクでは、聴き比べてみるとまったく違うものになっていましたね。

――『Virginal』のPV撮影はいかがでしたか？
蒼井　CDのジャケットが白系と黒系の2パターンあり、それに合わせた形でPVも衣装やスタジオを用意して頂きました。クールさを意識した黒ver.は、風やカメラレールを使って動きのある画を録って頂き、もう一方の白ver.は神秘的なイメージを大切にした不思議な映像になっていると思います。それぞれのシーンに仕掛けがあって、いままでの僕には無かった姿が映っていますので、ぜひ楽しみにして頂ければうれしいです。初回限定盤DVDにはメイキング映像も入っているので、そこもぜひ観て頂きたいです！

――5月10日に初のライブを予定されていますが、ライブへの意気込みをお願いします。

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蒼井　いままでソロライブ自体をしたことがなく、ファーストライブで日本青年館というとても大きな舞台に立たせて頂けることに本当に感謝しています。やるからには、お越しくださった方々に「来てよかったな」と思って頂けるような楽しいライブができたらいいなと思います。トークコーナーなどでは、いつもの蒼井翔太クオリティが入るかもしれませんが（笑）、歌う時はカッチリ決めて、トークの時は皆さんに笑って頂けるような終始楽しいライブにしたいです！

――ライブでやってみたいことはありますか？
蒼井　自分の歌以外に、カバー曲なども歌ってみたいです。いままで歌わせて頂いたアニメの挿入歌が８曲くらいあるので、その中から何曲かを皆さんの前で披露できたらいいなと思います。

――最後にファンに向けて、メッセージをお願いします。
蒼井　表題曲では、格好いいサウンドと攻めの歌詞が特徴的な『Virginal』を。カップリング曲では、僕が作詞・作曲をさせて頂いた『ユメノツヅキ』を歌っています。この曲から、いつも応援してくださっている皆さんといっしょに改めてスタートを切り、これからもずっと楽しい時間を続けられるようにがんばりたいと思います。発売にあわせてインストアライブも行いますので、ぜひ遊びにきてくださいね。そして、『Virginal』を何度も聴いて頂き、5月に開催されますライブのほうも楽しみにしてお待ち頂ければと思います。よろしくお願いします。