初の自社展開でアジアへ進出

 
 2014年1月27日、日本ファルコムは、台湾・台北にて開催中の“2014台北ゲームショウ(TAIPEI GAME SHOW)”で、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SCEJA)とのPlayStationフォーマットを巡るアジア地域でのパブリッシャー契約を締結したことを発表した。

 その第1弾として、アジアでも絶大な人気を誇るストーリーRPG『軌跡』シリーズの最新作、『英雄伝説 閃の軌跡(センノキセキ)』の繁体字中国語・ハングルローカライズ版を2014年夏に発売決定したことも発表。さらに、同作品の続編となるシリーズ最新作『英雄伝説 閃の軌跡II』のアジア言語ローカライズ版も、プレイステーション3およびプレイステーション Vita用タイトルとして、2014年に日本語版と同時期に発売する。
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『英雄伝説 閃の軌跡(センノキセキ)』 中国語版&韓国語版が2014年夏に発売決定_01
『英雄伝説 閃の軌跡(センノキセキ)』 中国語版&韓国語版が2014年夏に発売決定_02

 
 “2014台北ゲームショウ(TAIPEI GAME SHOW)”での制作発表で初公開された開発中の中国語版スクリーンショットのほか、今後続編を含め、アジアローカライズ版に関する新情報が続々と公開されていく予定とのこと。
 そのほか、アジア圏の日本ファルコムユーザーの熱い支持に応え、『軌跡』シリーズ10周年記念イベントとして、“Falcom jdk BAND”によるアジアツアーの開催も計画中。

 緻密なキャラクター描写と壮大なストーリー展開、世界観に深みを与える多彩なBGMなど、独自の要素で多数のゲームユーザーを魅了し、国内外を問わずファン層を拡大し続ける『軌跡』シリーズ。2014年、生誕10周年を機にアジアへと展開していく『軌跡』シリーズの新たな動きに期待しよう。