約4時間にもおよぶステージは大盛り上がり

 2014年1月12日に東京・日本青年館 大ホールにて、“戦国大戦界 生祭スペシャル 第二幕”が開催された。これは、セガのアーケードカードゲーム『戦国大戦』をより楽しむためにさまざまなコンテンツを展開している、セガとエンターブレインによる共同プロジェクト“戦国大戦界”のイベント。ニコニコ動画で配信している番組“戦国大戦界 生祭”でおなじみの声優・立花慎之介さん、五十嵐裕美さんがMCを務め、声優の中村悠一さん、最上嗣生さん、三浦祥朗さん、菅沼久義さん、江口拓也さん、お笑いコンビ“エリートヤンキー”の西島永悟さんらがゲストとして出演。現在稼動中の『戦国大戦 -1590 葵 関八州に起つ-』で活躍したトッププレイヤーたちによるトーナメント戦や、新バージョン『戦国大戦 -1477 破府、六十六州の欠片へ-』に関する情報が発表された。

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▲会場では『戦国大戦』関連グッズの販売が行われていたほか、コスプレコンテスト受賞者や福岡黒田武将隊の姿も!
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▲出演者の登場時にスクリーンに映し出された武将風カードに会場は大盛り上がり。ちなみに三浦さんの胸にあるのは肉まんとのこと。(使用した肉まんは撮影後、本人がいただきました)
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白熱のプレイがくり広げられた“いくさ初め!新春トーナメント”

 前半の“いくさ初め!新春トーナメント”では、2013年6月の稼動以来『戦国大戦 -1590 葵 関八州に起つ-』で数々の名勝負をくり広げてきたトッププレイヤー陣が一同に会し、熱戦をくり広げた。今回は、登壇時に使用するデッキの勢力をくじ引きで決定する特殊ルールを採用。1回目の抽選結果が不服な場合は、“おかわり”として再度くじを引くことができるが、最初の試合では抽選で決まった全勢力のカードを必ず使用しなければならない。トーナメント出場者と抽選結果の勢力は以下の通り。

・雲のジュウザ主君(織田家)
・盈燈主君(徳川家)
・仁義なき青井主君(武田家、毛利家、豊臣家)
・真と偽主君(伊達家)
・♪ハ~♪主君(本願寺家、島津家)
・修平主君(他家)
・魔法のランプ主君(浅井朝倉家、北条家)
・劉裕主君(長宗我部家)

 ベスト4に進んだのは、雲のジュウザ主君、仁義なき青井主君、修平主君、魔法のランプ主君。ふだん使用しているカードやデッキが使えない中で、出演者陣も観客も驚くほどのハイレベルなバトルが展開され、修平主君がトーナメントの頂点に輝いた。

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これまでのバージョンアップとはひと味違う、新たな『戦国大戦』が開戦

 イベントの後半は、新バージョン『戦国大戦 -1477 破府、六十六州の欠片へ-』がお披露目に! 今回は約130もの武将カードが追加されるほか、“槍撃”をくり出しやすくなったり、兵種の相性によって乱戦ダメージが変化するなど、戦闘システムも変更されるという。

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 新特技では、伏兵状態で接触すると敵に武力ダメージを与える“猛襲”、通常の兵種よりも移動速度が早くなる“疾駆”、コストに応じて最大兵力がアップする“軍備”、戦場に滞在することで武将を強化することができる“新星”。また、新計略では、仲間武将とのあいだにラインが現れ、ラインで繋がるとさまざまな効果が発動する“神謀”や“将配”なども登場。初心者にはよりプレイしやすく、そして『戦国大戦』プレイヤーにはより奥深く、戦略の幅が広がるバージョンアップとなっている。

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 さらに、他家の武将が“西”と“東”に分かれ、別の武家として扱われるほか、ドラマチックなシナリオが楽しめる“群雄伝モード”にファン待望の“今川伝”が追加されるという。そのほか、サイバーパンクニンジャ活劇『ニンジャスレイヤー』、豊臣秀吉の軍師として活躍した戦国武将・黒田官兵衛のゆかりの地である福岡市とのコラボレーションも決定した。

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▲福岡黒田武将隊のパフォーマンスや、福岡市長からのビデオレターも。

 ……と、新要素盛りだくさんの『戦国大戦 -1477 破府、六十六州の欠片へ-』が発表された後は、前回のイベントに続き、出演者がふたりひと組になって『戦国大戦 -1477 破府、六十六州の欠片へ-』で対決する“新Ver.最強タッグ戦”も実施。イベント出演者としてではなく、いちプレイヤーとして真剣勝負がくり広げられた結果、中村さん&菅沼さんチームが勝利を手にした。こうして、約4時間にもおよぶ大ボリュームのイベントは幕を閉じたのだが、イベント終了後に出演声優陣へのインタビューを行う機会が得られたので掲載しよう。

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――お疲れ様でした。本日のイベントの感想をお聞かせください。

立花慎之介さん(以下、立花) 長丁場でした(笑)。ですが、ランカーさんのすごいバトルも見ることができましたし、新バージョンの発表ではさまざまな情報が公開されて楽しかったです。僕らも新バージョンは初めてプレイしたので楽しさのすべてをわかりきっていません。ロケテなどで早く新バージョンをプレイしたいなと思いました。

五十嵐裕美さん(以下、五十嵐) ランカーさんの試合を見ていていつもすごいなと思っているのですが、今回はふだん使われていないデッキなのに、すごい試合展開で私もあれぐらいプレイできたらいいなと思いました。

中村悠一さん(以下、中村) 前回のイベントに続き、今回も出演させていただけるとは思っていませんでしたので参加できてうれしかったです。まだどこにも情報が出ていない新バージョンのプレイ映像もお披露目できるのは、このイベントならではだなと思いました。そういう意味では、いちユーザーとして今後もこういう機会があればいいなと思いました。

最上嗣生さん(以下、最上) 出演者もランカーさんもみんな『戦国大戦』が好きなので、あっという間の4時間でした。客席の方も含めて全員がゲームセンターに通っている仲間意識があり、仕事をしているというよりは、 “この新カードではこういうことができるんだよ”という情報をみんなに共有している感じでしたので、すごく楽しかったです。

三浦祥朗さん(以下、三浦) ゲームセンターに通っているいちユーザーとして、新バージョンの情報を知ることができただけではなく、実際にプレイできたことがうれしかったですし、楽しかったです。

菅沼久義さん(以下、菅沼) 前半はランカーさんたちのハイレベルな戦いを見せていただきましたが、ここだけの話次元が違いすぎて勉強にならないんですよね(笑)。くじを引いてその場で組んだデッキであれほどの戦いができることに“すごいな”と関心していました。後半の新バージョンのお披露目は、会場のお客さん、ニコニコ生放送の視聴者の方と同じように僕も興奮しました。イベントの演者ではあるのですが、僕も皆さんと同じように驚きましたし、いっしょに楽しむことができました。

江口拓也さん(以下、江口) 前半はトップランカーさんがふだん使わない勢力で戦い、すごい試合をくり広げて、さすがランカーさんだなと思いました。後半の新バージョンの発表では、新要素がものすごく多かったので『戦国大戦』ファンの皆さんは満足していただけたんじゃないかと思いました。

――イベントでは新バージョンをプレイされましたが、気になるカードやシステムなどを教えてください。

立花 新カードが多すぎて選べません(笑)。新要素が多すぎるので、すべてのカードを動かしてみないとわかないものが多いなという印象です。勢力ごとに特徴が出ていたのでおもしろそうだなと感じました。

五十嵐 ふだんは“本願寺家”を使っているのですが、これまではあまり攻められない本願寺家が、今回は一気にみんなで攻められる術ができたので、本願寺デッキを使いこなせるようにがんばりたいなと思います。

中村 追加カードについては、前回までの遊びの幅を広げていくものとはガラリと変わって、より踏み込んだ、奥行きを出すというものに変化して、新たな『戦国大戦』のスタートなのかな? と思うぐらい新しい要素が多かったです。

最上 追加要素がものすごく多くなったので、いままでのプレイヤーに新しくなった『戦国大戦』をもっと楽しんでもらおういうと原点回帰の気持ちが伝わりました。かといって新規ユーザーさんは入りにくいというではなく、最初から新しいバージョンに触れてもらえれば、こういうゲームなんだと受け入れてもらえると思います。

三浦 ラインで結ぶ新計略が登場し、覚えることはたくさんあるのですが、いままで変化してきた『戦国大戦』の中でもかなり新しいシステムだと思いますので注目しています。

菅沼 槍撃の出しやすさにはびっくりしました。いままで槍撃は難しいなと思っていた方もぜひ一度プレイされるとその使いやすさを感じていただけると思います。また、『戦国大戦』を始めようと思っている方は、より入りやすい環境になりましたし、いままでプレイされている方には、新たな気持ちで楽しめると思います。

江口 すべての要素が気になりますが、今回初めてボイスをあてさせていただいたので、自分の声をあてたカードを使えるのがいちばんの楽しみですね。

――最後に『戦国大戦』ファンへメッセージをお願いします。

立花 新バージョンはカードだけではなく、システム面でも新たな要素がてんこ盛りになっていますので、ぜひ楽しんでいただきたいなと思います。

五十嵐 今回のイベントにも女性の方がたくさんいらっしゃいましたが、まだ『戦国大戦』に手を出せないという方はぜひ全国対戦に飛び込んでいっしょにがんばっていきましょう。

中村 うれしい悲鳴ではあるのですが、僕がよく行くゲームセンターでは『戦国大戦』がいつも混んでいて、なかなかプレイできないんですよ。新バージョンになり、ますます人気が出ると思いますが、僕も並んでプレイしますので、皆さんもゲームセンターに足を運んでいただいて新バージョンを楽しんでいただければと思います。

最上 新バージョンはいちからまた覚え直すぐらい変わりましたが、新しいものに触れて試行錯誤しながら考える楽しさが味わえるのが『戦国大戦』の魅力だと思いますので、新バージョンでまた『戦国大戦』の楽しみが堪能できると思います。

三浦 まだまだ僕らが紹介できなかったカードがありますので、実際に手に入れてぜひ使って楽しんでみてください。

菅沼 僕ももちろんロケテにも行きますし、新バージョンの稼動初日には朝からゲームセンターに行こうと思っていますので、もしゲームセンターで僕を見かけてもそっとしておいてください(笑)。

江口 新要素満載で覚えることも増えましたが、槍撃が出しやすくなって新規ユーザーさんも楽しんでいただけるゲームに進化したと思います。いろいろな場所で初心者向けのイベントも随時行われていますので、まず実際に触れていただいて『戦国大戦』を楽しんでいただければと思います。僕ももっと練習して『戦国大戦』を盛り上げていきたいと思いますのでこれからもよろしくお願いします。