トッププレイヤー、sako氏が今年も茨城にやってきた!
これは、ゲーム周辺機器の企画・販売を手掛けるメーカー、HORIが主催するゲームイベント。同社所属のプロゲーマーで、昨年12月にはアメリカで開催された“Cupcom Cup”『スーパーストリートファイターIV アーケードエディション Ver.2012』(以下、『スパIV』)部門で優勝を果たしたsako選手を招いて、HORIの最新機種のプレゼンテーションやsako選手とのゲーム対決を行うというものだ。これまでにも2012年、2013年とこれまでにも同会場で2回開催されており、周辺地域の対戦格闘ゲームファンにはすっかり恒例ともなっているイベントだ。
sako氏との“本気の対戦”権利を賭けた『スパIV』大会
続いては、同モデルを使って、抽選で選ばれた3チームのリーグ戦による『スパIV』3on3対戦会が開始。優勝チームの中から最も活躍したMPVに選ばれた選手には、sako選手とのガチ対戦のチャンスが得られるとあって、地元勢からこのチャンスのために遠方から駆け付けたsakoファンまで、エントリーした参加者もやる気まんまん。その結果、優勝チームは“まちゃぼー”選手、“きんばつねこ”選手、“アイスマン”選手によるチームが勝利。そして、栄えあるMPVに選出されたのは、この日無敗で活躍した“アイスマン”選手(リュウ)だった。
そしてsako選手とMVPとのガチ勝負へ! ここでsako選手も昨年多くの大会で使用して使い慣れた専用モデルを持ちだして、負けられない勝負への並々ならぬ戦意を見せた。
試合はアイスマン選手はいくつかラウンドを奪うものの、大一番だからか緊張で時おりミスも。そのスキをsako選手が確実に捉えていく。相手の波動拳を絶妙のセービングアタックで受けて、前ダッシュキャンセルで一気に間合いを詰めて反撃の猶予を与えない果敢な攻めや、殺意リュウの可能性を十二分に引き出した怒涛のコンボ(通称sakoスペシャル)、相手の波動拳に対して、瞬間的に無敵時間の長いスーパーコンボ“滅・波動拳”で反撃してフィニッシュを決めるなど、ギャラリーにも見せ所いっぱいのプレイを披露。結果はsako選手の勝利。貫禄を見せてくれた。
フリー対戦会も開催!
この日の最後はsako選手との対戦もできるフリー対戦会。直前のガチ対決とは違う、リラックスしたムードのもと進行。時にはリクエストにも気さくに応じて春麗やヤンといった別キャラで挑むといったことも。とはいえ、どんな対戦相手にも決して手を抜かないのがsako選手。会場のメインプロジェクタには常時sako選手との対戦が映し出され、動きに会場にいた全員が注視していた。
■sako氏 ミニインタビュー
――イベントお疲れ様でした! 今回で3回目の開催になりますね!
sako 年号でいったら年に一度となりますが、実は前回から一年経っていないんですよね(笑)。このイベントは、毎回皆さんが暖かく迎えてくださって本当に嬉しいです。
――sakoさん監修の新アイテムのお披露目でもありましたね。
sako 実際に触られた皆さんからどんなご意見をいただくか、ちょっと緊張もしましたが(笑)。
――『スパIV』大会では「打倒、sako」とばかりに、いわゆるガチ勢も参加されていましたね(笑)。
sako 毎回、『スパIV』猛者のプレイヤーさんが参加してくださるんですよね(笑)。前回は、はるばる福岡から参戦された方が、関東の強豪プレイヤーを差し置いて優勝ということもありましたし。本当にありがたいことですよ。
――4回目も楽しみです。
sako ええ。ぜひまたここで開きたいですね。来てくださる方は本当にゲームが好きな人な方ばかりですからね! 会場のWanderGOOの方にはいつも多大なご協力をいただき感謝しています。今日は自分自身も楽しみました!