アメリカでは1月末にβ開始、正式展開は今夏を予定
2014年1月7日、アメリカのネバダ州ラスベガスで開幕したCESで、ソニーの平井一夫CEOによる基調講演の中で、クラウドゲーミングサービス“PlayStation Now”が発表された。
発表を行ったのは、講演の後半で登壇したSCEの代表取締役 社長 兼 グループCEO であるアンドリュー・ハウス氏。
同氏はまず、プレイステーション4が昨年の12月28日で420万台を販売したことをアナウンス。
続けて発表したPlayStation Nowは、プレイステーションのライブラリーを、PS4/PS3/Vitaなどのゲーム機はもちろんのこと、スマートTVやタブレットからもストリーミングで遊べるというクラウドゲームのサービス。クラウドゲームの技術を持つGaikaiの買収以降、同社の持つ技術やノウハウをどう活かすのか注目されてきたが、ようやくその姿が見えてきた。
アメリカでは今月末にβテストを開始予定で、正式なサービス展開は今夏を予定。CESではブラビアTVとPS Vitaでのデモが出展される。気になるビジネスモデルについては、単体のタイトルレンタルや、定額のサブスクリプションモデルも展開予定とのこと。
なお、そのほか同様の技術を応用し、Sony Entertainment Networkでも、テレビ番組をオンデマンドにストリーミング配信するサービスを展開する予定だ。