この記事を書くため、エスト瓶がぶ飲みを我慢しました……
2014年1月7日、東京・西麻布でオープンしたばかりの“DARK SOULS Cafe”にて、関係者向けパーティーが開催。『DARK SOUL II(ダークソウルII)』のオリジナルコラボメニューを試食&撮影させてもらったので、写真と感想などをお届け。店内の様子などは、下記関連記事をご覧ください。
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※“DARK SOULS Cafe”が本日(1月6日)オープン 心折れた戦士たちよ、西麻布に集いエスト瓶をがぶ飲みするがいい
※営業時間や期間限定のオリジナルコラボメニューなどについては、特設サイトを参照のこと。
パーティー開演に先立ち、フロム・ソフトウェアの中島英一氏が乾杯の音頭をとった。参加者に“エスト瓶”や“エストのかけら”が行き渡ったところで、全員で「乾杯!」。続いて、『DARK SOUL II(ダークソウルII)』の発売が2ヵ月後に迫り、開発は佳境を迎えているという谷村唯氏や、オリジナルコラボメニューにはかなり力を入れたという“OZ café”オーナーから挨拶が行われた。
「ゲームもこだわって作っていますが、今回の料理もこだわって作られているので、ぜひ楽しんでください」
「開発チームは心が折れそうになりながら最後の仕上げをしています。ゲーム発売まで、こちらのカフェで世界観を満喫していただければと思います」
「“OZ café”20周年という節目の年に、このようなすばらしい企画に参加させていただき、本当にありがたく思っております」
ここからは、オリジナルコラボフードやドリンクの一部をご紹介。素直に美味しそうと言えなさそうな料理名ばかり(失敬!)だが、とにかくどれもこれも美味しい! 今日のいちばん人気は、たっぷりかかったトマトソースが絶品の“火竜石の原盤”で、運ばれてくるたびにすぐお皿が空っぽになっていた。
下のほうにある真っ黒系の料理は、無味無臭の竹炭パウダーを使用しているので、見た目に反して食べやすいものばかり。また、“黒く萎びた何か”は“エスト瓶”などのおつまみにピッタリとのこと。“黒く儚い肉まん マデューラ風”は、中に入っている真紅の実(イカスミ唐辛子)が少々辛めなので、辛いのが苦手な人は気をつけたほうがいいかもね。
記者が個人的にオススメしたいのが、“黒竜カラミットの腕(クロコダイルのダンディーステーキ)”。鶏のささ身に近い食感のクロコダイルの肉がソースと絡んで、野性味あふれる味わいに仕上がっている。不死者の仲間を集め、挑戦してみてはいかがだろうか? また、“たまご背負いの膿疱 ソウル添え”もオススメ! フォンダンショコラ(膿疱)がとにかく濃厚で、口の中が「チョコ!」みたいな感じ。これだけでもなかなかのボリュームでした。
※1ソウルは1円です。
必要ソウル:800
センの古城に生息する蛇人の肉を揚げたもの
食せば蛇人のごとく堅い身を手に入れられる
その風貌とは裏腹に、ジューシーで濃厚なその味は不死者たちのこの上ない定番料理として定着したとか
必要ソウル:1800
灰の湖にいる複数の首を持つ水竜の首肉を焼いたもの
そこに緑花草と毒紫の花苔玉をすりつぶしてできた液体をかける
体力を大きく回復し、毒なども解消することができるためロードランでは非常に人気の料理
ただし湖獣を狩れる者はそうそういない
必要ソウル:1500
楔石が変質化したもの
煉獄の力を与え、食したものの身を守る
かつてメルヴィアに魔法院では楔石に魔力を与える試みが行われたが、ついに果たされなかった
この石は誰かがそれを成し遂げたということを示しているのだろうか
必要ソウル:4800
遥か太古、まだ黒い森の庭が王家の森庭と呼ばれていた頃
単眼の黒い竜カラミットから採取した腕
この世界一希少な食材として伝説と化したもの
まさに選ばれし不死者だけが手にすることができる料理
その効果はまだ誰にも分からない
必要ソウル:1600
飛竜の谷に生息する青い竜を自身の雷で焼いたもの
足場の少ない飛竜の谷では、その捕獲は難しい
手慣れた者のみが許されし食材として希少価値は高い
また飛竜自身の発する雷で調理することから極めて難度が高い
必要ソウル:1200
黒い森の庭に生息するキノコ人を丸焼きにしたもの
この料理のために、うかつに近寄ると甚大な被害をこうむる
そのワンパンチは誘導性が高く森を脅かす者への憎悪が込められているという
必要ソウル:1000
ロードランの亡者コックの月替わり料理
1月は、腐食した黄結晶で味付けられた一皿
何人も近寄らない最下層で日々その肉断ち包丁を振るう
その大ぶりな姿とは裏腹に繊細で落ち着いた味を醸し出す
生前はどこかの王宮の優秀な料理長だったとかなかったとか
必要ソウル:950
西方のみな泊まりにある公生和で作られる肉まん
食べると体力を回復する
黒くしっとりとしたその中には、真紅の実が閉じ込められている
表現できないその美味しさは、ドラングレイグ唯一と謳われる
必要ソウル:900
かつてフォローザの地にあった豪傑
盾なしローシャンが愛用した指輪
攻撃が命中した際に、相手の強靭を大きく削る
一見地味な効果だが、相手の隙を突くことの必要性を知る者であればこの指輪の意味がわかるはず
必要ソウル:2000
アノール・ロンドの奥に鎮座する太陽の王女グウィネヴィアから授かった不死の英雄にのみ与えられる器
そのあまりの巨大さに、大抵の凡人は押しつぶされる
この器を掲げられる者はロードランの神々に認められし不死者のみ
どうかその功績を汚さずにいてほしいものだ
必要ソウル:1500
生温かい排泄物
敵に投げつけると、猛烈な勢いで毒を蓄積していくが自分も同様の毒を受ける
持ち歩くことに心理的な抵抗は大きいが、開き直れば案外平気なものだ
これこそ、まさにダークソウルなのだ
必要ソウル:1500
巨大な犬ネズミを粉々にした肉料理
最下層の巨大な犬ネズミは毒性があるが最適な調理法で料理されたそれは、なんとも美味
亡者への深度を軽減する効果もあるらしい
必要ソウル:500
深淵の闇で見つかった黒く萎びた物体
噛めば噛むほどに味が出る
窮地に陥った時には、その価値を悟るだろう
教訓と呼ばれるものは、得てしてそういうものだ
必要ソウル:450
闇の力で精錬された菓子
食せば腹に闇の炎をまとわせる
一時的に闇属性の消化力を与え聖職や魔法生物など、闇を恐れるものに特に有効となる
必要ソウル:450
一時的に闇耐性を高める黒い豆
聖女と言い伝えられるエリザベスは多くの秘薬を残し、その独自の製法は今なお伝えられている
必要ソウル:800
混沌を崇拝するたまご背負いから手に入れた唯一無二の品
甘くしっとりとした暖かなぬくもりと、冷たいフレーバーはロードラン随一の珍品と謳われる
“エスト瓶”は、こう見えて内容量500ml。がぶ飲みはいいけど、一気飲みはしないように! また、“エスト瓶”を始め、オリジナルコラボドリンクにはアルコールも含まれているので、20歳未満の人はソフトドリンクを注文するべし。
必要ソウル:1200
いつ誰が作ったのか知れぬ大きな硝子瓶
篝火でエストを溜め、飲んで体力を回復する
不死の世界に点る篝火と大きな関わりがあるようだが、その意味はとうに失われている
それでもなお、これが不死の宝であることに変わりはない
右:エストのかけら(グレープフルーツジュース ベース)
必要ソウル:600
かけらそのものにエストが深く染みついている
エスト瓶に力を移すことで、瓶の使用回数を増やすことができる
かつて多くの者が、この瓶によってひとときの安息を得たのだろう
この破片は、彼らの砕かれた希望を示しているのかもしれない
必要ソウル:600
初歩的な呪術のひとつ
術者の前方に炎を生じさせ、鞭のように薙ぎ払う
ドラングレイグの呪術兵に広く用いられたが、射程距離が短く熟練した立ち回りが求められるため使いこなせる者は少なかった
右:ソウルの槍(ソーダ ベース)
必要ソウル:600
槍状に練り上げたソウルを放つ魔術
優れた威力を備え、また敵を貫通する
かつて魔術の大家と呼ばれた某かの魔術師が編み出したものとされるが、その者の名は伝えられていない