『カラドリウスAC』が遊び放題!

 2013年12月21日、高田馬場ゲーセン・ミカドにてイベント“『カラドリウスAC』ミカドジャック体験会!”が開催された。『カラドリウス』は2013年にXbox 360で発売された縦スクロールシューティングゲームで、後に登場したアーケード版が『カラドリウスAC』だ。

 会場となったフロアーには『カラドリウスAC』を10台設置。午後7時~午後10時まで全台フリープレイで楽しめ、シューターはここぞとばかりに本作を遊び倒した。

これが21世紀の脱衣シューティングだ!? うしじまいい肉さんがあられもない姿になった“『カラドリウスAC』ミカドジャック体験会!”_15
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▲高田馬場ゲーセン・ミカド。JR高田馬場駅から徒歩30秒というナイスな立地のゲームセンターだ。1階には『メタルホーク』をはじめ、さまざまな体感ゲームが設置されている。
▲会場となった2階の一角は、『カラドリウスAC』一色に。参加者は心ゆくまで本作を遊べたのだ。
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▲イベント参加者には、会場に貼られていた『カラドリウスAC』のポスターがプレゼントされた。

ボスを倒せばうしじまいい肉さんが脱衣!

 メインとなるステージイベント“太菱 vs うしじまいい肉”は、午後8時よりスタート。これは、本作で全国一位のスコアを記録したスコアラーである太菱さんと、有名コスプレイヤーであるうしじまいい肉さんが対決するという内容。……といってもゲームでスコアを競ったりするわけではなく、太菱さんがボスを撃破したり、ミッションモードで100%を達成すると、うしじまいい肉さんの衣装が少しずつ破られていくという、じらし感とチラリズムをダブルで味わえる脳天直撃のルールなのだ。

 うしじまいい肉さんが本作のキャラクターであるアレックス・マーティンのコスチュームで登場すると、会場からは割れんばかりの大歓声が! タバコの煙と熱気が渦巻くなか、「ノーミスでいきまーす!」と太菱さんの意気込みが店内に轟き、かつてないチャレンジがスタートした。

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実況を担当した店長の池田氏(左)と、解説を行ってくれたモスの開発部長である星野仁氏(右)。
▲前人未踏の偉業に挑むスコアラーの太菱さん。会場に集結した紳士たち(記者含む)が一体となり、熱い声援を送る。未来はあなたの手に委ねられた!

 太菱さんは、プレイヤーキャラクターにアレックス・マーティンを選択。プレイヤーの間では若干弱いと囁かれているアレックスだが、星野氏は「強くしたつもりだったんですけどねぇ。使いづらくなっちゃった(笑)」と開発秘話を披露。また家庭用版とアーケード版との違いについて「バランス調整を再度行い、より遊びやすいように完成度を上げました」とも解説してくれた。

 「俺たちは(うしじまいい肉さんと太菱さんのプレイの)どっちを見たらいいんだー!」と煽る池田店長、だがそんなプレッシャーをものともせず、速攻で1面ボスを撃破する太菱さん。会場の割れんばかりの拍手のなか、うしじまいい肉さんの衣装にハサミが入れられたのだ!

 その後も順調にボスを撃破していく太菱さん、それに比例して露出度が上がっていくうしじまいい肉さん。途中何度かミスはあったものの、見事ラスボスを撃破し太菱さんがワンコインクリアー達成! うしじまいい肉さんは、ちょっとファミ通的には載せられないレベルのあらわな姿となり、会場からはこの偉業を達成した太菱さんに最大級の拍手が送られたのだ。

 最後に「うしじまいい肉さんに好きなことをしていいです」と言われた太菱さんは、スーツの上着を脱いで戦闘態勢に入る……かと思いきや、なんと半裸のうしじまいい肉さんに自分の上着をかけてあげたのだ! この英国紳士も真っ青のジェントルマンっぷりに、またもや会場は大熱狂。こうして前代未聞の過激なイベントは、なんだかさわやかな気分で幕を閉じたのだ。ありがとう太菱さん、ありがとううしじまいい肉さん!

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モスの新作2タイトルが発表!

 最後に、本作を開発したモスの代表取締役社長である駒澤敏亘氏がゲストとして登場。既報の通り(記事はこちら)、『雷電4 OverKill』をダウンロード専用タイトルとして、『カラドリウスPS3(仮題)』をパッケージタイトルとして、それぞれプレイステーション3で発売することを発表した。

 駒沢氏は、「『雷電4 OverKill』は、以前発売した『雷電4』に“OverKillモード”を追加したもの。『カラドリウス PS3(仮題)』はキャラクターやステージを追加して、さらにパワーアップした『カラドリウス』です。詳細は今度随時発表していきますので、今後とも弊社のシューティング展開を見て頂ければと思います。よろしくお願いいたします!」とコメント。会場のシューティングファンからは拍手が送られたのだ。

 こうして新作発表も行われたイベントは、興奮冷めやらぬままに幕を閉じた。今後もモスのゲーム展開やミカドのイベントに着目していきたい。

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▲モスの開発部長である星野仁氏(左)と、モスの代表取締役社長である駒澤敏亘氏(右)。新作シューティングを2タイトル発表した。

(取材・文:ライター/喫茶板東)
※記事中のうしじまいい肉さんの写真は、うしじまいい肉さんの専属カメラマンが撮影したものです。